障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS ありがたや

<<   作成日時 : 2015/02/06 13:00   >>

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 昔、昔のその昔。まだKが乳児で、障害なんて頭の片隅にも想像していなかった頃。
 小児科の医師が、Kの寝顔を見て呟いた。

 「観音様みたいな寝顔ですね。」

 「仏様」と言いかけたのをギリ踏みとどまったのかもしれない(笑)。確かに、当時そう言いたくなるほどに、穏やかで平和でややもすると神々しい、ありがたいとさえ思える寝顔ではあった(思い出・親バカ補正込)。汚れを知らない乳児ゆえ、というだけではなかったのかな。今思えば。

 子育ての真っ最中、ぐずられたり反抗されたりで毎日が辛かったとしても、寝顔を見るとまた頑張ろうと思える。寝ている子どもは皆可愛い。

 成人しても幼児以下の状態で泣いたりパニックになったりするK。こちらも疲れていたりすると、明日にでも入所施設の手続きをしよう、支援員さんに泣きつこう、などと思ってしまったこともある。今だってそうだ。
 しかし、にっこり微笑んでこちらの顔を覗き込んだりされるとその気持ちに急ブレーキがかかってしまう。さらに、夜穏やかに眠っている顔を見ると猛烈に反省してしまう。

 うっすら髭が生えた成人男子。寝顔はおっさんくさい上に、乳児の無垢ではなく単なる無防備しか感じられない。もう、観音様などと言ったらバチが当たる。

 それでも、いろいろなことをそこで踏みとどまれる。そう、ヤバいレベルの方のいろいろ。ずっとそうだった。
 それに、そんな彼と楽しく暮らす術はなんとか学んだ。一緒に笑う、ただそれだけがとても嬉しい。目も合わせてくれなかった頃には想像もできなかったから。
 ずっと一緒に、はさすがに無理だけど、もうしばらく将来のための準備期間をください。やっておかねばならないことがもう少しあります。

 私にとっては、Kはまだ観音様なのかな。いやいや、現実は見てるつもりです。週末はまた日中一時。

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