障害児Kとおたく母の疾走日記

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<<   作成日時 : 2013/12/04 12:14   >>

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 Kが卒業した支援学校の文化祭に行った。もちろんKも同行させて。
 まだ在任されている懐かしい先生方や校舎の佇まい。送迎で毎日来ていたから、親にとっても思い出深い学校だ。さあ、ゆっくり校内をまわって展示や発表を見ましょう・・・とKの手を引く。ついては来るのだが、なんとなく反応が悪い。居心地悪そうにそわそわして、「もう帰ろう」というように出口に向かおうとする。

 どうも、「俺はまたここに通うのか」「長時間の作業実習と校庭ランニング再開なのか」・・・みたいなことを感じてびびっていたようだ。今現在ののんびりした通所施設の生活から再び学校に戻るなど、彼にとってはまさに天国から地獄といったところかもしれない。

 それでも私は展示も見たいし先生方や久々に会う他の保護者達にご挨拶もしたい。Kをなだめつつ、引きずるように校内を回っていると、やはり卒業して別の施設に通所している同窓生とそのお母さんに会った。
 
 「うちの子も、なんか落ち込んじゃってね。止まったり座り込んだりしちゃうんですよ。」とお母さんが言うとおり、当のお子さんは沈んだ表情だ。ああ同じですね、うちの子も学校に通わなくちゃならないと思ったみたいで・・・と話したところ、どうもそういう方向ではないらしい。

 「うちの子は、『学校に戻りたい』って言うんですよ。懐かしくなっちゃったみたい。」

 そういうことか。いや、そういうのは想定外だった。よく考えれば充分あり得るケースなのに思い至らなかったのは、自分も学校それほど好きじゃなかったしKの現在のお気楽ぶりを知っていたから。

 学校を卒業すると社会に出る。その社会も健常者と障害者ではほとんどの場合違うし、同じ障害者でも障害の区分や適性によってまた違う。学校というものに対して抱くものもそれぞれに違うのだろう。

 キビキビ活動する生活が苦手なダラ母・ダラ息子なので、規則正しい学校カリキュラムがダルかったのかな。弟君もかなりその血を濃く受け継いでいるようだが、彼には「大人になったらそういうわけにはいかないよ。規則を守り、やるべきことは責任を持ってやり遂げること。」と常々言っているのですが。

 「わかってるって。俺はね、やるべきことだけはきちんとやる男だよ!」

 ・・・・やはりこいつも心配。ものすごく。 

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コメント(4件)

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私の経験では、やるべきこと「だけ」やる人が、一番長続きするし、欲しいものを手に入れるようです。
はーこ
2013/12/06 17:39
はーこ様
 そんなものかもしれないですね。欲張らずにきっちりやることをやって、多くはないけど欲しいものだけをしっかり手に入れてくれればいいのですが。
tomoko
2013/12/07 20:12
うちは娘なので違いますが、今の大学4年生の就職の決まった男子って、欲深くて打算的な女につかまるんじゃないかと、ビクビクしてるんです。だから草食系なんですよ。
男子受難の時代に、欲しいものは少ないって、却って強みなんです。
はーこ
2013/12/08 17:58
はーこ様
 若い人も昔よりいろいろと大変なのですね。世渡りも難しそうですね。
tomoko
2013/12/08 20:13

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