障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 妄想スピードの限界

<<   作成日時 : 2012/05/12 14:35   >>

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 地元紙のお知らせ欄に猫の里親募集の投書が何件か掲載されていた。なんとなく眺めていたら、そのうちの1件が以下のようなものだった。

 事故で後ろ足を片方なくした猫です。事情があり、飼えなくなりました。
 大人の猫ですが、穏やかです。トイレ他の躾けはしてあります。


 ・・・そんな感じだったかな。その他の内容をいれても数行の投稿文。しかし、その数行から読み取れる、また想像できるものは実に深い。

 きっぱりと断言できる。私は妄想が好きだ。つまらない事象でもちょっと気になることがあれば、その裏にある『かもしれない』物語を想像してしまう。

 たとえば、道にハンカチが一枚落ちていたとする。気にならない時はそこまで。しかし、退屈していたりするとつい妄想スイッチがONになる。

 男性物か女性物か、または子供用のキャラものか。
 汚れているか、きれいなままか。
 古いか、新品か。
 道のどのあたりに落ちていたか。
 その道はどこに続くものか。

 そういうことを材料にして、短編小説一篇くらいの背景を考えてしまうのだ。根拠はまったくないので、推理ではなくあくまで妄想。20代くらいの頃であれば、重妄想でアキバレンジャーになれたかもしれない。

 で、話は戻ります。

 きちんと躾けをしてもらい、大切にされていた穏やかな猫。
 事故で大ケガをした愛猫に治療を受けさせ、命を救った飼い主。
 そこまで愛していた猫を飼えなくなったという、よほどの事情。
 そして、里親探しを決めるまでの飼い主の心情。


 事故に遭った時点で救うことを断念したり、飼えなくなって安楽死させたり遠くに捨てたり、という選択肢もあったろう。子猫や純血種とは違い、手間とお金をかけて広告しても里親だって見つかり難いかもしれない。

 飼い主の年齢、環境、性別、生死までも慮るとたまらなくなるのだ。

 この猫の場合はまあ身体障害だし、障害、という面だけに注目して同情しているわけじゃない。
 その障害の周辺、原因とかそこから生まれるたくさんのもの。
 子供とペットを同列に考えるのは不謹慎きわまりない、それを承知していても考えてしまう。

 この数行の投稿の背景にどんな物語があったのか。もしかしたら私の妄想が暴走しているだけかもしれない。
 でも、ハンデを抱えた命と向き合い続けるってのはそれだけで考えることが爆発的に増えちゃうんだよね。自分でも何言いたいのかよくわからなくなってきたけど。 

 少しだけ、考えた。うちでなんとかならないものか。
 でもごめんね、いろいろ考えたけど難しい。Kのこととか住宅事情とか、その他にもいっぱい理由がある。

 軽く考えて後悔しても遅い。さすがに妄想と現実の境界くらいは理解できる大人になっちゃったので。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れ様です。なんだかわかる気がします。
私も息子が生まれてから、そっち方面の想像力が明らかにアップしました。笑
koma
2012/05/12 21:11
koma様
 本当に他人事、いや他猫事とは思えません。だいぶ前のことなので、その後どうしたかと時々思い出しますが。
tomoko
2012/05/13 17:08
妄想・・・(^^;)うちの旦那の教え子達@漫画研究会@ヲタク@腐女子の皆様は大好きなようです。「ああ〜妄想が爆走して止まらない〜〜」とか言ってるようですよ(^^)

私も頭の中で短編小説練り上げるの好きです〜。「事情があり飼えなくなり・・・」あたりが気になりますよね。
tomokoさんは文章力のあるかたなので、出来た妄想小説、拝読してみたいように思います。
ちえのすけ
2012/05/14 09:32
ちえのすけ様
 すみません、とても外には出せない妄想もあるので脳内にとどめています・・
 腐界のお嬢様達の妄想力は、エネルギー化すれば軽く原発の発電力をこえると思います。そういう発明、どなたか実現してくれないものでしょうか。
tomoko
2012/05/14 12:19
私もkoma様同様、そっち方面の想像力はアップしました(笑)
元々、空想(敢えて妄想とは言わず/苦笑)をするのが好きなタチでしたが、息子が生まれてからはさらにパワーアップ。

想像力のある人間って、ものすごく
気持ちが豊かなのだと思いますよ♪
奈々子
2012/05/16 09:41
奈々子様
 子供がいる、さらにその子が想定外の・・・という環境は、想像とか空想とか妄想とか嫌でも湧いてきますね。そうでもなきゃやってられまへん。現実しか見えなかったらどうなっていたことか、ですよ。
tomoko
2012/05/16 12:58
ちなみに・・・

息子が生まれた時に抱いた妄想は、
「この子が大きくなって一緒に歩いていると、
息子の友達が「年上の彼女かぁ、いいな〜」と
羨み、息子が「いや、お袋だよ」と
答えて友達ビックリ!」
というものでした
奈々子
2012/05/16 19:08
奈々子様
 それは、息子を持つ母にとっては夢のようなシチュエーションですね。私は、いい塩梅のおたく女子の嫁がきてくれないかな、と次男の方に少し期待しています。「お母様にはかなわないわ」とか言われて・・・この先が、大妄想(笑)。
tomoko
2012/05/17 11:41

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