障害児Kとおたく母の疾走日記

アクセスカウンタ

zoom RSS テレビの中の障害者 その4・・・NHK教育「きらっと改革委員会」

<<   作成日時 : 2009/01/21 12:02   >>

トラックバック 0 / コメント 6

 以下、主に「きらっといきる」のレギュラー枠で年末に放送された「反響編」を見て。

 以前番組に出演した家族からの声が紹介された。

 「番組を見ていて不愉快で、怒っている。自分達のことを否定されたように感じた。『きらっと』 なのに、納得がいかない」

 というようなものでした。

 投稿者は知的障害者の親御さんだそうです。その日常の頑張りが取材され放送された方なのでしょう。
 いわれてみれば、いつも精一杯の努力をしてそれがテレビで放送された。それなのに、「きれいごと」だのなんだのと言われたらそりゃ腹立たしいですよね。

 この方は多分自分達が歩んできた道、してきた努力、そしてたどり着いた場所、すべてに誇りを持っているんだろうな。そして、テレビに取り上げられたことでその誇りが一般的にも認められたと感じた。そういう満足感と自負があった。

 それなのに、その番組制作に疑問がある、と言われたわけですから。

 でも、制作担当者もコメントしていましたが今回の疑問提示は出演者の生き方に対するものではない、制作者のアプローチのしかたや意識に対するもの。それを誤解させてしまう構成になってしまったことには反省したいとのことでした。

 そういえば、生放送時に「それでも明るく前向きな障害者と家族もとりあげてほしい。暗いケースばかりではなく、こういう子育ての中の『希望』も見たい。」と発言したのは発達障害児のお父さんでした。

 障害者本人ではなく、その親。
 頑張っています、どうかそれを知ってほしい、認めてほしい、と願っているのは本人でなくむしろ私達なのかもしれない。
 
 全部見終えて感じるのは、この番組の制作スタッフは誠実だな、ということです。
 こんな疑問などあまり持たないであろう多数派視聴者(健常者)ではない、もやもやしていても発言し難かった障害者本人達の言葉をとりあげ、制作する側の迷いも正直に語ってくれたのですから。

 「頑張っています」「だからこうしてほしい」と強く主張するより、「まあ、辛いことは多いですよ」「でもそこまで気を使って頂く必要はないですけど」とボソッと呟く方が難しいよな、と私はよく思います。
 
 いやあ、やっとキリがつきました。吐き出したかった個人的な感想を並べただけなので勝手なものになってるし、決して分析とかではないです。とっちらかってしまったけど、ちょっとすっきりしました。ブログってこういうことできるからいいな。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
私は3歳の知的障がい児の母です。娘は、ベースに染色体異常を持っているので、生まれてから1歳くらいまでは生命の危機にさらされることも多く、お友達は肢体にも重度の心身障がいの子ばかりでした。ですが、娘はラッキーで有難いことに、走り回れるくらいたくましく成長してくれました。
前置きが長くてスミマセン。何が言いたいのかというと・・・体は動けるようになりましたが、重度に近い知的障害児を育てるのはそれなりに大変です。ですが「大変」と言うのは、日々生命の危機と闘っているお友達を想うと、とても申し訳なく・・・・でも、お言葉をお借りすれば「私も頑張っています、どうかそれを知ってほしい、認めてほしい」と思っている自分がいるのです。でも、ご近所や一般的な友達には「まあ、辛いことは多いですよ」「でもそこまで気を使って頂く必要はないですけど」と言いたい自分もいます。
行政の援助も受けていて有難いですが、景気がこう悪いと、申し訳ない気もしますし。
本当に、記事を読ませてもらっていて、いろいろ思ってしまいました。でも私も頭の中を整理できた気がします。なんだか支離滅裂な文章ですみません。
まき
2009/01/22 23:03
>「頑張っています」「だからこうしてほしい」と強く主張するより、「まあ、辛いことは多いですよ」「でもそこまで気を使って頂く必要はないですけど」とボソッと呟く方が難しいよな

めちゃくちゃズバリって感じでした!
息子の通う母子通園先で吠えてるお母さん達の
多いこと多いこと(>_<)それに先生達が翻弄
されてます。
そんな私も吠えることがついこの間までは多かった
です。でもつぶやいた方が届く場合もありますよね。吠えたもん勝ちみたいになってる我が息子の通園でもまれる日々、たまにはつぶやいてみようかなと思っています。
大変なことはやっぱりみんな大変なんですけどね〜。
きみよ
2009/01/22 23:52
まき様
 頑張りを認めてほしい気持ちはみんなありますよね。ただ、大袈裟に褒めてもらいたいわけじゃない、親しい人や他の家族に「あんた、充分頑張ってるじゃん」と肩を叩かれるだけでいいんですよ。
 支援を受けて助けられていることはありがたいですよね。当然の権利と開き直ることなく、感謝しながら自分達ができることを社会に返していきたいです。
 お子さんはまだ3才なのですね。これから大変なことももちろん多いけど、予想もできない成長やたくさんの出会いもいっぱいプレゼントしてくれると思いますよ。 
tomoko
2009/01/23 12:29
きみよ様
 大声で叫ばなければいけないことももちろんあるのですが、いつも叫んでいると本当に訴えなければならない大切なこととそれほどでもないことが一緒になってしまいそうな気がします。大声で叫んで訴えたいこと、落ち着いてきちんと伝えたいこと、理解を求める方法をきちんと選べればいいな、と思います。しかし、実際は呟いてみるのも結構勇気がいるんですよね〜。(笑)
tomoko
2009/01/23 12:37
長編お疲れ様でした〜、細かく書いてくださったので、観てないわたしでも実際に観たかのように内容を感じることが出来て有り難いです〜。

感想は「ひとことじゃ語り尽くせない」ですね〜、いろんな人がいていろんな思惑があり、背負っているものが重たいだけに感情も多層構造になっているからいちがいにはいえない・・でもこうして真摯に向き合おうとしてくれている放送局には感謝♪ですね〜。安易な資料率狙いの番組が多いなか、他にはないとりくみだと思います。
ちえのすけ
2009/01/24 11:48
ちえのすけ様
 そう、結局のところそれぞれが背負っているものも違うし背負うことができる力も違う。それを無視して枠にはめないように気をつけようということでしたね。いろいろあってもNHK、すごい、と思いました。
tomoko
2009/01/24 14:41

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
テレビの中の障害者 その4・・・NHK教育「きらっと改革委員会」 障害児Kとおたく母の疾走日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる