障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 託す希望・・・施設見学

<<   作成日時 : 2008/03/17 12:30   >>

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 養護学校のPTA行事で恒例の施設見学に行った。市内でも歴史のある福祉法人が運営する福祉作業所だ。

 縫製や機械部品の袋詰め、園芸等の作業を見学させてもらう。利用者は皆それぞれの仕事に集中している。
 また、基本的に自力通所、もしくは保護者の送迎。

 「うちの子には無理だわ。」

 そんな声ばかりが、母達から漏れる。 

 しかし、所長さん曰く。

 「お子さんは皆さんが思うよりけっこう成長しますよ。できることってのは意外と増えていくもんです。」
 
 そして、「職員さんを採用される時の基準を教えてください。」という質問に。

 「正直言って、こういう職種に応募してきたというだけで採用基準のかなりの部分を満たしていると考えます。高収入は無理、仕事もきつい、ということは既に知られていますから。(笑)」

 「もちろん、『誰でもいい』ということではありません。ただ、優しくて理解もあり尊敬できる人と関わることだけが成長に繋がるわけではない、と私は考えています。」

 「きれいごとに聞こえるかもしれませんが、利用者と職員、というのも人と人との出会いの形態のひとつです。保護してくれる完璧な人に見守られているだけでなく、さまざまなタイプの人と関わりあうことで、障害の有無に関係なく人は成長するのではないでしょうか・・・職員の側もまたしかり、ね。あくまで、私見ですが。」

 ・・・・というような答えをくれました。うろ覚えですが。

 いろいろな人と関われるように。無理だと思う前に、いろいろなことに挑戦させてみようか、とちょっと思いました。

 そして、所長さんにっこり笑って最後にひと言。

 「親御さんが日々明るく接している子は、障害が重くても多少の問題があっても、けっこう周囲から愛されるんですよ。不思議なもんです。」

 それもまた、希望のひとつ。

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ボディランゲージこそ回路作りの第一歩
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よく考えよう
2008/03/18 16:54

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
おお〜、なるほどお〜、所長さんのお言葉、なかなか含蓄のあるお言葉ですねえ〜♪確かに障害のあるなしに関わらず、いろんな人々と関わることで成長していく部分っていうのもありますよね〜、親が明るく接する・・・私も気をつけねばと思います(^^;)
ちえのすけ
2008/03/17 15:20
「うちの子には無理だわ」は小中学校の特学を見学した時に私も思ってしまいました。所長さんのお言葉覚えておきたいです。
でも、日々明るく接しましょうや愛情を持って向かいあいましょうなど・・実は昔から言われる度にプレッシャーなのです〜(笑)。適当でいいですよなんて誰も言ってくれませんよね〜(汗)。
もよこ
2008/03/18 14:46
ちえのすけ様
 いろいろなタイプの人に関わることは避けられないから、耐性をつけたり支援してくれる人に理解してもらったり、そういう日々の繰り返しでいい関係ができれば理想的ですね。親もまたしかり、でしょうか。
tomoko
2008/03/18 14:57
もよこ様
 愛情とか明るく、っていうのはそれだけ受け取るとプレッシャーですよね。煮詰まっている時は特に。だから、自分から「多少いい加減でもいいよね。」と開き直るのもあり、かと。立場上、支援者や先生は「適当でいいよ」とはなかなか言ってはくれないんですよね(笑)。適当にやって明るくなる、でもいいのではないでしょうか。
tomoko
2008/03/18 15:09
わ〜!所長さんの最後のお言葉…良い言葉ですねぇ。ウチの子、かなり重度で多動でものすっご〜く皆さんにご迷惑かけているのに…いつも皆さんから『○○君って皆に愛されているのよね。一緒にいるとなぜか癒やされるのよ。』って言われてます。うお〜っ…て事は?・・・うっれしいなぁ。
キョン
2008/03/20 06:13
キョン様
 息子さんは、絶対に愛されていると思いますよ。明るく、というのは我が子を恥じないということかな、とも思いました。全く迷惑をかけない子に育てるのは、努力はするけど難しい。でも、愛される子になら努力次第でできるかもしれませんね。
tomoko
2008/03/20 14:03
障害を持つ子を産んだという負い目が1番の仇だと思う。ちゃんと人間産んでいるんだから、喜びを積極的に出したいですね。
hbar
2008/03/22 12:32
hbar様
 我が子の存在そのものに負い目を感じているのではなく、それを負い目だと感じさせる世間の目が悲しいのではと思います。人は社会の中で暮らすもの、そこで受け入れられないというのはやはり辛いですね。
tomoko
2008/03/22 15:22
障害児は世間を受入れようもないのです。だから世間が障害児を理解するには大きな障壁を持つのだと感じます。父兄としては辛さを乗越えるしか無いのでしょうね。お察しして、支援致します。
hbar
2008/03/22 21:15
hbar様
 ありがとうございます。できることから努力していきたいと思います。
tomoko
2008/03/23 13:12

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