障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 就学検診の季節に

<<   作成日時 : 2007/10/24 11:42   >>

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 先週、弟君は六年生として小学校の就学検診のお手伝いをしたそうだ。小さい子が喜びそうな絵本を持参し、かわいい年長児たちのお相手をしたらしい。

 その絵本が中二の兄の愛読書、というのもなんだかな。

 この季節になると必ずKの就学時のことを思い出す。同年齢の療育仲間の親達とあれこれ情報交換し、地元の特学や各地の養護学校を見学にとびまわっていた。

 その結果、どう考えても養護学校が最適と決断した後で届いたのが就学検診の通知ハガキ。しばし考えた後、担当部署にTEL。

 「うちの子は知的な障害がかなり重く、検診を普通に受けるのは無理です。療育施設にも通っており、養護学校入学を希望します。」

 「あ、そうですか。それでしたら、検診は受けなくてもいいです。」


 ・・・あれ、こんなにあっけなくていいのかしら。その後は療育施設や地元の保健センターから取り寄せたKの状態・検診記録等の資料のみであっけなく養護学校入学が認められ、親もそれに同意します、という内容の書類にハンコを押しておしまい。

 他にも直接TELした人はいたけれど、さまざまな対応があったらしい。

 印象に残ったお話その@
 「うちの子は障害が重いので、検診を受けずに直接就学相談(検診で検討事項ありと判定された子が受ける)を受けたいのですが。」
 「それを決めるのは、お母様でなく検診です」


 ・・・え、じゃウチはなんだったの。担当者が違ったとか? あ、この子はKよりかなり軽度だから?

 そのA
 「迷っているので、就学相談の場ででいろいろご相談したいのですが。」
 「おたくのお子さんより軽度で迷っている人が、相談を受けるのです。」

 
 ・・・それは、その、「おたくの子は相談の余地なんかないくらい重い」、ってことかしら。


 今はだいぶ事情が変わっているようなのでこんなことはないと思いますが、親とすればなんなのよ、もう、という感じだったようです。

 よく、就学検診は子供を発達で振り分ける手段といわれますが、当時の私は世間知らずの甘ちゃんだったので、単に子供が健康状態を見てもらうという「権利」と思っていました。

 だから、障害のためパニックやぐずりがあって受診しにくい子が安心して受診できるよう、検討してもらえないかなどという要望まで出しました。

 特別支援教育や発達障害の子供たちがよく取り上げられるようになり、今年から希望があれば検診を別枠で受けられるようになったとか。
 すったもんだはあることと思いますが、就学を控えた障害児の親御さんが、子供のためにと信じて選んだ道が開けますようお祈りします。

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みんなだいじなこどもたちだよ。
2007/10/26 12:06

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
このブログを読んで、応援してくださる方がいるというのがうれしいです。
しかし担当者1人の対応で全然状況が変わってしまうんですよね。
来年小学校にあがるダウン症の男の子がいます。
現在、養護学校にしようか、地域の小学校にしようかとても迷っています。
就学前健診についても、新6年生の子がついてくれても、果たしてわが子は大丈夫なのか?なにも分からないまま、できないまま終わってしまうのではないかととても不安です。そう考えると、就学前健診を受けるのを辞めてしまおうかとも。来月には健診があります。
別枠で受けられる?別枠という言葉に違和感がありますが、前に比べれば今は恵まれているのだと思います。しかし、こんなことを考えなくても良い、誰でもが
地域の学校に入れるようになればいいなと思っています。
ママちゃん
URL
2007/10/24 13:04
 ウチの子の場合の話なので、約10年前の話ですが・・・自分の学区内のお子さんがどのくらいの割合で養護学校に行くのか把握したいから、検診に来て欲しいと言われましたが、無理!って言ったら、行かなくても良くなりました。でもその校長先生は、最後に『お子さんの行く○○養護学校は、どこにあるんですか?』と聞いてきたんです。はぁ〜?把握したいんだったら近隣の養護学校の場所くらい把握しとけよ!見学もしとけよ!養護学校の校長と知り合いになっとけよ!と心の中では、頭にきましたが…あまりにあきれたので、「そちらで調べてください」としか言えなかったよ…(-_-;) あ〜、昔の話だ!
キョン
2007/10/24 13:37
 我が家の息子の場合は就学前に病院と訓練所の合併したようなところにはいっていましたので、有無を言わさず養護学校でした。
 あれから30年以上経っていて少しは改善されているのだろうと思いましたが、保護者からみたら、まだまだ心の通った対応は受けられないのが現実なのでしょうね。
yuurakusya&太郎ママ
URL
2007/10/25 09:32
うちの場合は肢体不自由と知的障害の重複児ですから、選択の余地などまるきり無い状態でしたので学校の見学も重複児を扱っている養護学校のみでした。
区の教育相談に電話したら「区役所までいらっしゃるのは大変でしょうから」と家までやって来ちゃいました。
ホントは家が散らかってるから来て欲しくなかったんだけど(笑)
やたらと低姿勢で物凄く気を使った物言いをする人で「お役人さん」のイメージがガラッと変わった経験でした。
かと思えば同じ区なのに「区役所まで来てくれ」と言われ「交通手段が無いから行けない」というと「電車があるでしょう」と言われ「じゃああんたが車椅子に乗って電車で来いっ」とぶちきれたお母さんもいます。
その後違う担当の人に替わって、無事自宅で就学相談ができたそうです。
人によって対応が様々なのはなんとかしてほしいですよね。
リンコ
2007/10/25 12:58
ママちゃん様
 別枠、というか子供が周囲の注目を集めるのが耐えられないという人は、希望すれば日をあらためて受診できるということらしいです。うちの子は知能検査など無理、内科検診くらいしか受けられない状態だったので、そういう配慮があれば受診して相談もいろいろできたかもしれません。お子さんを実際に見てもらい、わからないことや聞きたいことはどんどん相談・質問することをおすすめします。お子さんが楽しい学校生活を送れるようになるといいですね。
ttomoko
2007/10/25 13:22
キョン様
 地域によって対応もさまざまなんですね。把握したいといいながら、場所もしらないなんて・・本当にわからん。
 今はけっこう親の話も希望もじっくり聞いてくれるようで、羨ましいです。
tomoko
2007/10/25 13:26
yuurakusya様
 こういうやりとりの時って、親の方は真剣だから相手の言葉の細かい部分にもすごく敏感なんですよね。むこうにとっては日々の仕事の流れでも、こちらは子供の将来に関わること、と考えているわけだし。希望を伝えることができるようになっただけでもよしとしなければいけないのかもしれません。
tomoko
2007/10/25 13:34
リンコ様
 人事異動で担当係の人が変わっただけで対応がガラッと変わることがあるので、面白いです。「電車があるでしょう」の人には驚きますね。私でもキレていたと思います。「パンがなければお菓子を・・」の人のようですね。
tomoko
2007/10/25 13:38

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