障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS いいことは、いつも空から

<<   作成日時 : 2006/04/19 13:01   >>

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一週間の間に、自販機の飲み物の「もう1本」の当たりに3回ヒットしてしまいました。しかも、うち2回は同じ機械。

 人生の限られている運を無駄に使っているような気がして、なんとなく恐ろしい気がします。

 このところ、ああ言われてへこんだとかこんなこと言われるのは嫌だとか、ぶちぶち言っているだけの自分がどうも情けない。こんなことでは世間様の方が引いていってしまいます。

 そこで、今まで経験した「かけてもらって嬉しかった言葉」をちょっと思い出してみました。

            その1

 朝、スクールバスの停留所までほんの10分歩く時さえ、グズグズと泣いては立ち止まっている不安定期のK。とにかく歩かせねば、とやっきになっていると、通りかかった近所の奥さん。

 「おや、今日はどうしたのかな?元気にいこう!」

 明るくそれだけ言って、笑いながら去っていきました。それだけなのに、その表情がとても明るくて、爽やかで。何か、「よし、やるぞ!」という気にさせてくれる声でした。大変ね、とか頑張って、ばかり聞いていた頃だったので、新鮮に聞こえたものです。

          その2

 Kと歩いていて、ふと彼がハンカチを落としたことに気づきました。振り向くと、50メートルくらい後ろに落ちている。でも、Kはぐずっていて、とてもそこまで戻れる状況ではありません。彼をその場において行くこともできません。諦めよう、と思ったその時、

  「あのハンカチ、ボクのでしょ?大丈夫、取ってきてあげる」

 自転車に乗った見知らぬおばさんが、さっと引き返してハンカチを取ってきてくれました。

 「いつも見てるよ、頑張ってるね。」

 「頑張ってね」ではなく「頑張ってるね」・・・嬉しかった。陰から応援してくれている人もいる、という事実も。

 こんな些細な一言も私達には嬉しいのです。どうか、私達に声をかけることをためらわないでください。

 ジュースが3回当たること。小さな一言に感激すること。

 幸運とかいいことって、落ちているかも、と思って下を見て歩いていても見つからないような気がします。

 小さないいことって、なぜか突然ぽそっと空から降ってくる。それを両手で受け止めるとそれまで抱えていた嫌なことはその場に自然に落ちていくのかもしれません。 

 見逃さないよう、いつも背筋を伸ばして歩いていきたいです。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
また、お邪魔させていただきます。
『頑張ってるね』
うわっ〜、良い言葉ですね。私も誰かに言われたい〜。
あっ、学校の友達と飲みながらお互いに言ってるか(笑
)
でも考えてみると私も子供達に対して『頑張って』と声をかける事が多い様な気がします。
ついつい「あれもこれも」と一人で空回りしちゃって
(もっと色んな事ができるはず)なんて思っている自分がいるかも・・・反省・・・
こんな事では、小さい幸運にも気づかないかもしれませんね。
今日から『頑張ったね』と声をかけたいと思います。
シナモン
2006/04/19 13:59
シナモン様
 ひとりでじたばたしていると思い込んでいたら、それを外から見て認めてくれている目もあったということに驚きもしました。それだけで、言われなくても頑張らなくちゃ、と思えます。いいこととか幸運とかなんて、気の持ち方次第なのかもしれませんね。
tomoko
2006/04/19 20:35
こんばんは。ヒギリです。

うわあ、いいなあ・・・。
こんな風にパッと行動できる人たちも、こんな風に受け止められるtomokoさんも、めちゃめちゃ格好いいです。
どんなに良いセリフを言われても、自分に受け入れる体力がなければ嫌な受け止め方をしてしまいますから。
いいことを受け止めていく余裕は、自分で探して作っていくものなのかもしれませんね。せっかくもらった「いいこと」を見逃さないように、私も頑張ろうっと。
ヒギリ
URL
2006/04/19 21:59
ヒギリ様
 ありがとうございます。照れちゃうな。
嫌なことではなく、いいことを数える方が楽しいですよね。たとえ、そっちの方が圧倒的に少なくても。他人に対しても、嫌なところを探すよりいいところを探して付き合えば、多少相性が悪くてもなんとかやっていけます。運をつかむ体力は、息子が鍛えてくれたような気がします。若い頃は、人生を舐めきって生きていた苦労知らずのバカ娘でしたから。
tomoko
2006/04/19 23:12
私は、一人暮らししている息子に何時も、頑張ってね!って言ってました。それが励ましにはなっていない事を充分承知していても(時には皮肉?かも)・・・今晩来るので*頑張ってるね*と言ってみます。良いお話ありがとうございました。
きくの
2006/04/20 17:00
きくの様
 お母さんの励ましなら、どんな言葉でもきっと嬉しいと思います。皮肉になんか聞こえていないのではないですか。息子さんと、ゆっくりお過ごしください。
tomoko
2006/04/20 20:32
じ〜〜ん(π0π)なんかいいお話ですね〜。ついつい障害のある息子を持っていると、「こんな気持ち関係の無い人には分からんだろうな〜」と思ってしまうけれど、そうやってこちらは気付かなくても、認めて見守ってくださる人は必ずいるんですね〜。
ついついこちらは「壁」を感じてしまいがちですが、あちら側からみて「壁」を感じさせない存在でありたい、そう思います。
ちえのすけ
2006/04/22 08:41
ちえのすけ様
 そうですよね、味方になり、心から応援してくれる人を大切にしていきたいし、そういう人たちもたくさんいると信じたいです。壁を崩す、と共に壁をつくらない努力もしたいですね。
tomoko
2006/04/22 12:48

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