障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 養護、特学、それぞれの日々(養護学校編)

<<   作成日時 : 2006/02/27 12:54   >>

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 Kの障害は重いので、就学時に養護学校を選択することにためらいはありませんでした。健常児との交流が、いい方に作用するタイプの子ではありませんでしたから。

 就学前に通園していた療育施設をいっしょに卒園した子の保護者の何人かとは現在も交流しており、他の養護学校や特殊学級の様子を聞きあっています。

 養護の親からみれば、特学で健常児と交流できる子供は本当に羨ましい。そういう子は、たいてい言葉があったり他人との関わりを喜んだりできる子ですから。

 また、養護にいると同じ立場の親同士の交流もあり心強いのですが、悪い意味で「甘やかされて」しまいます。障害児の親同士ならともかく、社会に出たらその了見ではやっていけないぞ、という思想が根付いてしまう危険性があるのです。

 (一例)「障害児なんだから、まわりが気を使ってくれるのがあたりまえでしょ」・・・はい、アウト。

 また、周囲が同じような状態の子ばかりだと、親の方が「この子はこのレベルで充分」と安心します。可能性を信じる気持ちが萎えてしまうのです。

 本当にそうなら、無理はさせないほうがいい。でも、成長期の子供の意外な発達って結構神秘的なのだそうです。(Kはまだそんな兆候は見せてくれないから、伝聞形。)

 「子供自身が成長する力を信じてください」・・・以前、ある先生の講演で聞いた言葉。まだあきらめてはいけない時点であきらめてしまう。養護学校の大きな罠のひとつです私はしょっちゅうこの罠にはまりかけています。 

  仲間や相談相手が作りやすく、情報収集にも有利で、親の居心地はいいが油断してしまう。 

 6年間Kを通わせながら、私が感じた養護学校です。
ちなみに私は、Kはやはり養護学校で正解だったと思っています。 

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コメント(9件)

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養護、特学それぞれに長所短所があって、問題は親がいかにそれに気づくか、なのでしょうね。周りに甘えたり成長を諦めたりは、特学でも陥ってしまいそうです。今度入学する学校は、意識して関わっていかないと他の(健常児の)保護者の方とお知り合いになる機会なさそうですし。(役員も免除なんですって。なんでだか)tomokoさんのように6年後学校選びに納得している自分を目指して!
特学に進みますが。
URL
2006/02/27 21:12
↑のコメント、私です〜。
ニックネームの欄にコメントタイトル入れちゃった(^_^;)
おこみか
2006/02/27 21:14
tomokoさん、こんばんは。
養護学校のバザー(子供達が作った工作や手芸、野菜など)に行った事があります。やはり親御さんが、お友達や近所の方に声をかけていました。頑張っている子供達を見てほしいし社会勉強っていうのでしょうか・一般の人との係わりを持たせるという学校の方針なのでしょうね。声の出る子供がお客の呼び込みをしたり、レジ係の子、袋に入れる子どの子供も頑張っていましたよ。もっと健常者との垣根的なものが、低くなればいいですね!本当は無くなれば良いんですけど・・・
ちいこ
2006/02/27 21:43
なるほどぉ〜・・なんだかすごく考えさせられました。私も世間や就学相談、なにより集団の中でやはり浮いてしまう息子を見ていて、諦めて特殊を選んでしまったところがあったかもしれません。まだまだ伸びる可能性はあるのですものね、諦めないで頑張ってみようと思います。でもどこまで頑張らせていいものが本当に難しいですね・・佐々木正美先生が「障害があってもみんなと一緒にと幼少時にムリして普通学級で頑張らせすぎたお子さんは成人してうつ病にかかる確率が高い」ともいっておられます。私の周りでも、軽度のお子さんが二次障害で親子ともに悩んでいる姿を見聞きします。
一番の問題は受け皿や支援がなさすぎることなのでしょう。「頑張って療育しても施設しか行き場がないんだから」「どう親が頑張っても企業が受け入れてくれるわけじゃなし」となると親が頑張る気力も失せてしまうと思います。もっと障害があっても受け皿多く生きやすい世の中になってほしいです。
ちえのすけ
2006/02/28 12:29
 おこみか様
 息子はとにかく最重度の判定がついているので、就学時に考えることはなにもありませんでした。でも、迷ったり、教育委員会の判定に納得できない親御さんの苦悩は見ていてせつないです。皆で納得し、子供のために協力体制がとれる制度ができればいいですね。
tomoko
2006/02/28 12:34
ちいこ様
 そうですね、できるだけ多くの方に障害を持つ子のことを知ってほしい、というのもバザー等の行事の目的です。障害者が目立つところで働いていても、外を歩いていても、そんなの当然、という社会になればいいな。
tomoko
2006/02/28 12:40
 ちえのすけ様
確かに、今の社会では頑張っても障害者が普通の会社に就職するのはかなり大変です。作業所やディサービス、施設だっていっぱいで、学校を出ても行く場所がなく、空きができるまで自宅待機・・なんていうこともあります。「何もできなくてもいいから、世話をしやすい子になってくれれば・・」なんて、ドロップアウト寸前の気持ちになったこともありますが、もう少し頑張ろう、と思います。
tomoko
2006/02/28 12:47
息子は、養護学校に通っています。超重度ですしね。こちらは、昔はトイレが確立していない子は養護って決まってましたし。今は違いますけれどね。
はい、養護学校はヌルヌル〜ユルユル〜湯加減ゆるゆるお風呂ですぅ。(^^ゞ でも最近はかなり軽いお子さんが養護学校に来る時代になってきて…ごちゃ混ぜになってきて子供も親達の関係も少しは刺激的にはなってきてますよ〜。(#^.^#)
 卒業しても息子はたぶん福祉関係の厚生施設に行く予定ですから、またぬるま湯人生だなあ(^^ゞ どうなっちゃうかなぁ?私。あはは〜。フヌケかぁ?
キョン
2006/03/01 13:49
 キョン様
 私も正直ふぬけています。(笑)ひとりで生きていけない子だから、いずれは他人の世話になる。自立が不安、というレベルの悩みはとりあえず無縁ですからね。
 でも、施設での虐待などのニュースを聞くと、自分で訴えることのできないわが子が本当に心配です。
tomoko
2006/03/02 20:07

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