逆戻り

 そりゃあね、冬になって気温も湿度も低下する。なにより皆なんとなく慣れちゃう。予想はできた「三度目の波」。
 再びKの移動支援の利用をお休みすることにした。

 最近の利用形態も、以前のように賑やかなショッピングモールに行ったり外食したり、ではなくほぼ公園等の散歩など。陽気がいい頃はよかったが、寒くなるとそれもキツい。本人もヘルパーさんも。
 「今日はヘルパーさんとお出掛けだよ」と言って身支度をさせるといつも玄関前で待機しているK。家族以外の人とのお出掛けもまた楽しいのだ。また楽しみをひとつ減らしてしまう。

 自治体から各事業所に細かな通達があったらしい。Kを迎えに来た時に開口一番「今後、私達も細心の注意を払いながら支援していきます。よろしくお願い致します。」と言ったヘルパーさん。

 その直後に「実は・・・」と利用の一時中断を伝えねばならなかった。精神的かなりハードな罰ゲームだ

 『最大限、できる限りの注意を払って慎重に』と言われていて、常に心掛けてはいるけれど・・・最近、正直これ以上どう注意すればいいのかわからなくなってきましたね。」

 よくお世話になるヘルパーさんがぽつりと漏らした言葉です。すごくよくわかる。今の状況で、マスクもソーシャルディスタンスも理解してくれないがよく動く人と行動を共にすることの難しさや不安ははかり知れない。

 それでも、「K君、また落ち着いたら一緒に遊びに行こうね。」と笑顔で言ってくれた。
 Kが大荒れだった頃から向き合って助けてくれたヘルパーさん達だから、これからも大切にお付き合いしていきたい。不安なしでさまざまな人達と接することができる日が早く来ますように。

 長い期間人と人とが直接寄り添えない、触れ合えない状態っていろいろと歪むと思います。 

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