障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 障害者の家族と兄弟と・・・テレビ番組から

<<   作成日時 : 2017/05/26 13:35   >>

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  NHKハートネットTVの枠で放送された「亜由未が教えてくれたこと」を見た。

 NHKのディレクターさんが、脳性マヒと重度の知的障害を持つ妹さんを一ヶ月の間介助し、その様子を撮影したものだ。
 相模原の施設の事件の犯人が言った、「障害者の家族は不幸だ」という言葉を否定したかったのだという。決してそうではないと伝えるために妹さんと家族にカメラを向けた。

 彼は、妹さんの介助をほとんどしたことがないとのこと。お母さんは、「彼には彼の人生がある。自分から参加してくれれば嬉しいけれど・・・(こちらからは頼まない)と言う。
 あ、うちの弟君と同じケースだ。

 きょうだいが介助に深く関わってくれれば、かなりの戦力になる。
 でも、深く関われば関わるほどに、きょうだい児にいらぬ呪縛をかけてしまいそうな気がした。私はそれが怖かった。

 お母さんの言葉をそのまま受け取ると、このディレクターさんは自分から積極的に介助に参加はしなかった、ということになる。ウチの弟君もそう(笑)。
 それは冷たいとか思いやりがないとかいうのとは全く違うと思う。そういう尺度では測れない複雑な思いは多分「きょうだい児」と呼ばれる人にしかわからない。いつか自分の家族ができた時、何かを感じてくれるかもしれない。

 ディレクターさんは慣れない介助に四苦八苦して、あらためて両親の苦労を知るわけです。
 「ただ介助をするだけでなく、妹が笑顔になれる努力をした方がいいのでは」と考え、お母さんに伝えたところ、こう言われます。

 「笑顔を求めるのと、結果として笑顔になるのは違う。」
 「笑顔でいなければ不幸なのか。」


 ごもっとも。
 私も、ここは反省するべきかもしれない。

 Kが笑ってくれると嬉しい。いつも笑顔を見せていてほしい。
 でも、普通に考えて人間のべつ幕なしヘラヘラにこにこしてはいられないだろう。なのに、ちょっと不機嫌な顔をされただけで不安になり、どうしたらいいのだろうと考え込んでしまったりする。

 少なくともこの番組を見てこの家族を不幸と断定する要素は見当たらない。「きょうだい」であるディレクターさんも、この家族の一員として生まれ育ったことを不幸とは思わず、家族を愛しているから取材対象にしたのだろう。

 家族に重度の障害者がいることについて、幸せかと問われれば正直少し迷う。
 不幸かと問われれば、今はそうでもないかな、くらい。

 幸不幸の元になるのは障害だけじゃない、と納得するのに多少の時間はかかりましたがね。

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