障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS ある意味、選ばれた

<<   作成日時 : 2017/05/15 13:16   >>

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 今更、なお話ですが。

 「あなた方は神様に選ばれた」「この親ならこの子を育てられる、と認められた」

 こう言われた障害児親からよく聞くのは、嬉しくもないし励まされた気もしない、むしろイライラする、という感想。
 自己肯定感を持たせてあげたい、という思いやりかもしれないけれど、大変な日々を切り抜けている自分を誰も卑下はしてない。 

 選ばれた、認められた。だからなんだ。それでおしまい。そういうどうでもいいことをぐだぐだ考えている暇なんかない。皆、それくらいの感覚だろう。

 ちなみに、ずいぶん昔にここでこんなことを書いた。

  「障害児の親」って、そんなに偉いのですか

 10年以上前のエントリーだけど、遠慮のないタイトルのせいかいまだに結構アクセスがあるようで。

 しかし、最近ちょっと考え方が変わった。
 選ばれた、それは確かにそうなのかもしれない。ただし、その意味はちょっと違う。

 神様が意図して障害児を世に誕生させているとしたら。それは、「試している」のではないだろうか。

 命は大事、無条件に尊い、何をおいても守るべき。・・・人はそう主張する。否定は許されない。
 だから、特に基準もなく選んだ母親にさまざまな「ちょっと違う」命を授けてみた。
 親になるのは誰でもいい、テストなのだから。適性があるとか優れているとかの理由ではない。無作為、アトランダム。

 さあ、こういう「命」でも、あなたは無条件で愛し抜き、守り通すことができますか?
 その価値を見出すことができますか?


 つまり、私たちは無作為の電話アンケートや生活調査などの対象として「選ばれて」しまった。能力や信心が認められたわけじゃない。
 そう考えると、その方がしっくりくるし腹も立たない。なぜだろう。

 「運が悪かった」・・・・そのひと言で片付けることもできるから。
 もちろん、他の人から「あなた、運が悪かっただけよ」とか言われたらちょっとムカつくと思うし自分も他人にそんなこと言えない(笑)。でも、自分でそう思ってみるとちょっと納得してしまう。

 なんでまた急にこんなことを考えたのか、というのは、長くなるからまたこの次に書いてみます。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ちょっと趣旨とは違うかも知れませんが、
子供が貴女を選んで産まれてきた。という言葉が大嫌いです。
そんなわけあるかと。
私は、一歳の時に両親の離婚で、父方の叔母に育てられ、両親と暮らした記憶はありません。
父は分かりますが、母親の記憶はありません。
この状況を私が選んだと言われたら心外です。
今、重度の子供がいますが、きっと彼も私を選んだわけではありません。
ただたまたま偶然に障害を持って産まれただけです。
声を大にして、運が悪かったなぁと叫んどきます(^^ゞ
気持ちを楽にしてくださるこのブログ。本当にありがたいです。
これからもよろしくお願いします。
みお
2017/05/15 14:29
「選ばれた」って言葉が、慰め?救い?になると発する側は思ってるんですよね〜、きっと。
でもそんなの少しも救いにならず、かえってイライラさせるだけ!ってのは、自分がそういう立場になってみないと分からないものですね…
私も障害児を産んでなかったら誰かに言ってたかも(汗)
「運が悪かった…」うんうん、そうそう(笑)でもこれも他人に言われれば、「あなたに言われたくない」ってなるんだろうなぁ。。
「えらいね…私には無理だなぁ」この言葉もよく言われました。「いやいや、育てるしかないっしょ。産まれてきちゃったんだからさ…」って、心の中で毒ついてましたよ〜。

2017/05/15 21:23
みお様
 誰のせいでもないし、誰かが決めたわけじゃない。誰か・何かのせいにして嘆いていても虚しいですよね。どちらが選んだ、じゃなくて、縁あって親子になったと考えて一緒に暮らしていきたいです。
tomoko
2017/05/16 12:57
花様
 言った相手は励ましてくれたつもりでも、やはり納得はできないんですよ。「えらいね…私には無理だなぁ」も、「私じゃなくてよかった」としか聞こえなかったり(笑)。単純に、自分も子どもも「運が悪かった」と思った方が楽だな、と思えます。
tomoko
2017/05/16 13:01

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