障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 決戦! 親知らず

<<   作成日時 : 2016/12/18 20:22   >>

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 前回の続き。

 さて、予約当日。無事に終わりますように、と祈りつつ診療室のドアを開ける。
 ここで待ちうける試練の数々を無事にクリアできるのか。

●試練1・・・レントゲン撮影。
 診察台では軽く拘束されるが、Kは割とそういうのが好きなので(いや、あぶない趣味とかではなく)抵抗はしない。開口器具を使い、看護師さんが口の中に入れる小さい板のような物を押さえてくれて、なんとか撮影。

●試練2・・・写真での判断。
 ここで、歯根の形や骨との癒着の有無などを確認する。先生が「どれどれ」と写真を見る様子を、緊張しながら見守る。
 「うん、まっすぐ素直に生えてるね。大丈夫、今日抜いてしまいましょう。」

 この瞬間、私は心の中で万歳三唱した。この時点で、8割方クリアしたも同然なのだ。私的には。
 総合病院の口腔外科に紹介されて、また出直して、もしかしたら全身麻酔で・・・などということになったら途方に暮れてしまう。

●試練3・・・本番、抜歯。
 前に上の親知らずを抜いた時と同じだし、と思っていたら、看護師さんに「下の方がちょっと難しいのよ」と言われてビビる。 
 一度はずした開口器具を再び装着され、いざ本番。頼む、無事に終わってくれと祈りながら見守る。

 「抜けましたよ。」
 見事に太い根っこを付けた大きな歯には、まだ浅いとはいえしっかりと穴が開いていた。 

 その日の夕方ふとKの顔を見た時のこと。唇の端からすーっと血がひと筋。床にも1〜2滴の血痕が・・・・・思わず叫び声をあげそうになった。
 ちょっとだけ、出血してしまったらしい。ホラー映画のようで、本気で怖かった。

 幸いたいした出血ではなく、酷い腫れや化膿も、痛くて辛そうな様子もなかった。食欲も旺盛で、「もう大丈夫」と太鼓判をいただきました。

とにかく、無事終了。全ステージクリアです。安心して緊張が一気に解けた、というより気が抜けてしまった。
 私の不安や心配ばかり書いてるけれど、それとは比べ物にならない不安や痛みを感じながら頑張ったのはK本人だたくさんほめてあげました。

 とにかく、ひと安心。親知らずを侮るなかれ、です。あと1本残ってますが。

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内 容 ニックネーム/日時
ブログ、一番最初から数ヶ月かけて全部拝読しました。
私の周囲には知的障害者はおらず、たまに街中で見かけるくらいです。
ですので、このブログを読んで初めて知ることが満載でした。

私も下の親知らず両方抜きました。
片方は普通にかかりつけの歯科医院で抜いたのですが、例の「横倒しになって生えている」という状態で、大変な苦痛を伴いました。
まず、メスで歯肉を切り開き、親知らずを半分くらい露出させ、電鋸で半分に切り、それをさらに砕いて取り除く…という買いているだけで気絶ものの作業です。
麻酔の効きが甘かったのか?電鋸で切るときの痛みは人生イチでした(当方44歳子無し女です)

もう二度と親知らずは抜かない!と思いましたが、反対側も是非抜くべき、その隣の健常な歯に影響が及ぶ、と脅され、今度は大学病院で全身麻酔で抜くことに。
厳密にいうと静脈鎮静と言って、全身麻酔とは違います。
全身麻酔は呼吸も止まるので人工呼吸器とか必要ですが、静脈鎮静は意識だけがなくなる感じです。
果たして点滴で麻酔液を入れられたら、数秒後に手術が終っていました。
実際は一時間以上経っていたのですが、体感的には本当に「数秒」です。もちろん痛みもありません。

そんなステキ手術「静脈鎮静法」ですが、唯一かつ最大のデメリットは「お高いこと」。
保険が効かないので7万円くらいしました…

K君の歯は素直に生えていて、しかも手術も素直に受けれくれて本当によかったですね!

これからもブログ楽しみにしています。
私のような、周囲に障害者がいない者ほど、こういうブログを読むべきと思っているからです。
影ながら応援しております。
さささ
2016/12/29 22:58
さささ様
 ありがとうございます。障害者のことをできるだけ多くの方々に知ってほしいと願っています。少しでも興味を持っていただけたとしたら嬉しいです。
 本当に、読んでいるだけで気絶しそうな壮絶な抜歯ですね。これはもう大手術ではないですか。「静脈鎮静法」、知りませんでした。そんなにあっという間に終わるなら、お高くてもお願いしたいという人もいるでしょうね。うちも、残り1本の親知らずがどうなることか、不安でなりません。
tomoko
2016/12/30 20:42

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