障害児Kとおたく母の疾走日記

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<<   作成日時 : 2016/01/25 15:22   >>

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 年が明けると子ども服売り場に入学式・卒業式用の晴れ着が並ぶ。昔と変わらないスタンダードなスーツから、アイドル風のかわいいドレスまで。

 Kの就学の時、私はネクタイ着用のものよりスタンドカラーとかマオカラーの詰襟っぽいスーツを着せたくて必死で探した。Kにはその方が似合いそうだったから。
 しかし、ひとつ間違えば「龍が如く」あたりに出てくるあぶないお兄さん、もしくは財団Xのエージェントの縮小版になってしまう。そのへんの塩梅を考慮しつつ、これはと思う上品なものを探し当て、療育園の卒園式と支援学校の入学式に着せました。

 療育園の卒園式の時。Kの晴れ姿をカメラに収めようと卒園児の入場を待っていた。入場が始まり、おしゃれをした子ども達が歓声を浴びて歩いてくる。
 その中でただひとり、ごく普通のトレーナーとズボン姿の子がいた。それも、洗濯による色あせがわかる普段着。その子自身は特に何も気にする様子もなく歩いてくる。

 その子のお母さんは、普通のフォーマルスーツ姿で保護者席に座っている。少し目を伏せて、固い表情を動かすことなくずっと下を向いていた。

 その場にいる人のほとんどは、すぐに理解した。
 お母さんはきっと、他の人と同様に今日の我が子のための服を用意していた。それを着せようとした。そういう人だ。でも、その子がいつもと違う雰囲気の服をかたくなに拒否したのだろう。そういうタイプの子だった。

 そのお母さんの、いろいろな無念が他の親にも突き刺さるように伝わっていた。
 たいていの親達は、いろいろな場面でこの類の無念を味わっているから。

 入学・卒業シーズンが近づくたびに思い出す。
 「記念日的な行事って、地雷になること多いよね。」・・・・同感。月日がたって、笑い話になるものもあればずっと笑えない思い出もある。みんな、割と深手を負っています。

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コメント(2件)

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判ります〜。うちの息子も、なんとか着てはくれたけれど、フォーマル系の洋服が嫌いで大変でしたよ〜。
式の前に数日壁につり下げておいて、「○月○日にはこれ着るからね」となんとかインプットしてようやく・・ってな感じでした(^^;)

ちなみにうちの息子が地元の小学校を卒業するとき、みんなフォーマルスーツなのに、何故か一人だけ思いきり普段着のお子さんがいました。障害児ではないし、家計が苦しいご家庭でもない。一体あれはなんでだったのか?いまだに不明です〜(^^;)
ちえのすけ
2016/01/27 19:56
ちえのすけ様
 いつもと違うことには敏感な子、多いですよね。せめてこういう晴れの日くらい・・・という親の願いも、伝わらなければどうにもできない。健常なお子さんでも、着るものに対してなんらかのこだわりがある子もいるのかも。
 うちの場合、最近はネクタイを嫌がるようになってきました。成人式の時は気にしていなかったのに・・・・
tomoko
2016/01/28 12:03

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