障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 今年も、桜。

<<   作成日時 : 2015/04/04 20:12   >>

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 朝いつもKと散歩する広い公園で、よちよち歩きの幼児とベンチにすわっている若いお母さんを見た。他に何をするでもなく、ちょこちょこ遊ぶ幼児の相手をしながら時々空や木々を見上げている。朝から陽射しが暖かい日。 

 その日はKを送った後の時間に余裕があったので、なんとなくひと息つきたくてファストフード店に立ち寄りコーヒーを注文する。なんと、先客の中に公園で見た親子がいる。
 ああ、昔の私だ。教育テレビの一連の幼児番組が終わる頃、幼児は退屈してくる。
 家事が残っている。朝のドタバタの疲れもとれない。それでも仕方なく外に出たものだ。
 申し訳程度の遊具しかないだだっ広いだけの公園でなんとなく過ごし、自分のコーヒー休憩も兼ねておやつを食べさせて帰る。この後少しでいいから寝てくれないかな、とか祈りつつ。

 乳幼児を連れてのんびり歩いているお母さんのすべてが幸せいっぱいで心穏やかなわけじゃない、と知ったのは自分がお母さんになってからだった。Kが障害児だったから、ではない。まだそんなこと想像すらしなかった乳児の頃からそう感じていた。ため息まじりにベビーカーを押しながら、ふと空を仰ぐと満開の桜・・・そんな20年前の春を思い出す。

 その上、子ども本人は反応が薄くてぐずってばかりときたもんだ。よく頑張っていたじゃないか私、と我ながら感心する。誰も褒めてはくれなかったが。
 その日出会った幼児は、表情豊かに指差しなどしながら見るもの聞こえるものすべてをお母さんと共有しようとしていた。私見ではあるが、障害とは無縁に見えた。お母さん、もう少しすると外出も楽しくなりますよ。

 私もそう思っていたんだけどな。年をとってくると、休日は外出などしないでのんびり過ごしたいこともある。でも、飽きてしまうKがいるからやはり仕方なく外出する。移動支援や日中一時支援が利用できる日の有難さよ。
 結局、そういう状況は乳幼児時代とほとんど変わっていない。乳幼児育児20年の大ベテランざんす。

 ↓8年前には、ここでこんなことを書いていました。しみじみするなあ。
 「今年の桜、の意味 」

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
tomokoさん、こんばんは。
コメントさせて頂くのは久しぶりです!
私がパソコンを始めたのは2009年なので、
8年前の記事は読むのが初めてでした。
胸が詰まりました…
私も子殺ししたらどうなるのかな?とか、
死んじゃいたいなとか思った時期がありました。
でも、今は幸せだと思えます。
施設に入ったからオールオッケーな訳ではなくて、
今も悩みはありますが…
私も生後3か月ほどの乳児から変わらない息子
(さすがに身長・体重は変わってるけど)の
育児歴20年ざます(笑)
sato母
2015/04/05 23:30
sato母様
 お久しぶりです。うちも多分「歩ける乳児」です。桜って、こちらのの気持ち次第で悲しく見えたり明るく見えたりするから不思議ですね。秋くらいからなって息子本人が情緒不安定になることが多く、本当の平和はまだこないのか、とため息の日々です。まだ、幼児育児は続きそうです。
tomoko
2015/04/06 13:26

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