障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 強度行動障害、って

<<   作成日時 : 2013/05/12 14:55   >>

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「手をつなぐ」5月号が届いた。
その中の「強度行動障害の評価基準等に関する調査について」という記事に目をとめる.

 障害者総合支援法で「重度訪問介護事業」の対象が拡大され、「強度行動障害」にも適用されるかもしれないという。これは、なかなか興味深い。
 重度訪問介護って、重度の肢体不自由の障害あり、でも知的には普通、みたいな人が自立生活を送るためのもので、知的のみの障害者とは無縁と思っていた。しかし、新法では強度行動障害がある知的障害者でも利用できるようになる・・・かもしれないとのこと。

 記事によると、「『強度行動障害』とは噛みつき、頭突き、睡眠の乱れ、同一性の保持(例えば場所・プログラム・人へのこだわり)、多動、器物損壊などや自傷行為などが通常考えられない頻度と場面で出現し、通常の養育施設では著しく対応が困難なもの」と定義されているという。

 知的な能力、身体能力とは別に、この対応の困難さという部分をこれまでより重要視してくれるという。療育の段階からのアプローチとか、これは期待していいのかな。
 会話もできて交流もできる、身の回りのことも大丈夫で就労可能、でも突然予想外の言動や反応で危機が・・・という人も実際にいる。本人も保護者も、何かができる、できないとは別のこういう困難に立ち向かうのがいちばん難しくて辛い。

 以前Kの自傷行為が激しくて、放っておくと頭部や耳が血まみれになっていた頃。ひとつだけ本人が納得する方法が、「タオルで手首を縛る」だった。これは本人が自分からタオルを持ってきて懇願していた。つまり、自分で衝動を抑えられないからこれでなんとかして、という本人の願いでもあった。軽く手をまとめる程度でもほっとした表情になっていた。

 しかし、ヘルパーさんや日中一時支援を依頼する時はこの方法をとってもらうことはできなかった。事業所の立場では、その行為自体が「虐待」とされているから。本人が望んでいるかどうかの問題ではないのだ。実際、さまざまな問題行動に対しての対応と虐待って微妙な問題すぎる。

 障害者虐待防止法とからめた対応の見直しや支援も考えられているとのこと。このあたりの難しいことにも研究や考察がいき渡ってほしい。

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コメント(2件)

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tomokoさん、すごくお久しぶりです。しばらくぶりでブログを読ませてもらいました。息子は、22歳になりました。生活介護に通っています。ずっとブログを更新されて素晴らしいですね。しかもたくさん、勉強されてる。私は、老舗親の会で髪振り乱して頑張ってます(笑)また来ますね。
じゃいこ
2013/06/03 05:50
じゃいこ様
 お久しぶりです。学校を終えて居場所が決まるとひとまず小休止、ですね。相変わらずぐずぐずと書き連ねているだけですが、またよろしくお願いします。私も親の会活動、地道に参加し続けています。
tomoko
2013/06/03 11:52

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