障害児Kとおたく母の疾走日記

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<<   作成日時 : 2012/11/08 12:21   >>

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 久しぶりにKを日中一時支援事業所に半日ほど預かってもらった。休日利用の場合1〜2ヶ月前から予約しないと定員オーバーになってしまうので、しっかり予定を立てておかねばならない。

 予約した時間に連れていくと、玄関前でギャン泣きしている子に遭遇。お母さんらしき人が必死になだめているが、ご機嫌は直らない。
 幼い子ではない、12〜3歳くらい。体も大きい。その脇を、機嫌良くステップを踏んで通り過ぎるK。
 「この子もそうでした」そう言ったら、信じてもらえただろうか。

 そして、入室すると先に来ていた幼児がにこにこ笑いながら近づいてくる。明るく、ひと懐こそうな笑顔だ。
 この子も、思春期になると荒れることがあるのだろうか。

 支援校の小学生の親御さんの中には、既に自分の子供といっても不自然ではない人もいる。これまでずっと前を見て進むのが精いっぱいだったが、最近は時々「後ろにいる人々」の存在を意識する。自分達が乗り越えてきた山をさまざまなやり方で必死に越えようとしている人が押し寄せているのがわかる。

 先を進んでいるからといって、いつでも積極的に手を伸ばして助けられるわけじゃない。自分だって今よじ登っている山があるし、伸ばした手を振り払う人もいる。でも、タイミングよく手が伸ばせた、その手を取ってくれた、そういうことがたまにはある。
 自分もまた、伸ばされた手を掴むことができたから救われた。だから、ずっと前を行く人の背中を見失うことがいちばん怖かった。

 私の背中を見ている人もいるのかもしれない。
 ならば、ますます自分は前方の人を見失うことはできない。責任重大だわ。

 で、その日に予定していた用事は直前にドタキャンになり、キャンセルしても意味がないので思い立って「宇宙刑事ギャバン」の新作を見に行ってしまいましたとさ。それはまた別のお話。レーザーブレードストラップももらえてハッピー♪
 こういう感じでもOKなのか。そのあたりに関してまでは責任持てません。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
私はずっと義妹に対して、助ける側にも都合があるんだから、ちょっと助ける側の意見を聞いてよ、って思ってました。
でもtomoko様のブログを読んでいるうちに、わかりました。
助けてもらう側にも、好みってあるし、幸せを求める気持ちは当然だし、自己決定権がある。そう思ったら放置して平気になりました。
弱者だって自己決定権がある。自己責任はその反作用に過ぎない。だから弱者に対しては保護じゃなくて、選択肢を増やすためのサポートが必要なんじゃないのかな。
子供が社会に出る年齢になって、さすがに自分達でどうにかしなさいと言うのが気が引けます。主婦に何ができるのかとかおいといて。考えるだけは考えたいです。
まぁ私、自分に甘い新人類世代(死語)なので、楽しみはしっかり確保します。
はーこ
2012/11/08 17:45
はーこ様
 助けたいと思っても少し考え方が違えば素直に受けられない、というのはよくあることですね。まず、お互いに理解しようという気持ちになれれば、と思います。
romoko
2012/11/09 11:44
はい、Tomokoさんの背中。
後姿、見てます。

ガン見してます・・・!!!
うっかり。
2012/11/09 19:27
うっかり。様
 すみません、もう、いろいろとすみません!
・・・としか言えないです(笑)。
 まあ私もいろいろな先輩を見て力の抜き方を覚えたので、そういう意味でお力になれれば嬉しいです。
tomoko
2012/11/10 20:26
再度の投稿ごめんなさい。偶然義妹と話をしました。
甥は今思春期の嵐の真っ只中で、学校へは父親が車に乗せられる週に3回ほど登校。高3の娘は理系だけど文転して、地元の私立大を受けるそうです。
直接負担がかかる父親や、それぞれの担任の先生は諦めないようにと説得するけど、義妹は笑顔で、学校に行かないのも、作業所に適応できないかもしれないのも、気にならないようでした。
義妹には夢があって、学校の先生が退職したら施設を作ると言っているのを信じているのと、娘達には、医者に代表されるエリートが現れて、弟のことも初めから承知して、親の反対を押し切っても結婚してくれる、その人を待つのだと話していました。
本気で思っているのかわからないけど、明るくそう言われると、何も言えませんでした。
でも父親は大変だろうなぁ。
はーこ
2012/11/11 14:06
はーこ様
 多分ご家族の中ではそれなりに方針もあり、納得もされているのでしょう。義妹さんご家族を信じて見守る、ということで、はーこさんご自身の不安も解消されるのではないでしょうか。
tomoko
2012/11/11 19:51
私が思ってる事をtomokoさんはいつも代弁してくれて嬉しいです。

友達から他の障がい児の事を相談されますが、私は自分の子供の事が精一杯。会った事も無い子の事を聞いただけの情報でアドバイス出来る程偉くない。今まで手探りでやって来て、うまくやって来れたんだと今は思えてるけど、胸を張ってこうすれば良いんだなんて言えないんです。

でも、電車の中で少し声を出しただけでも静かにさせようと必死になってるお母さんに、もっと肩の力を抜いて大丈夫だよって言ってあげたかった。奇声をあげるわけでもなく、普通の子供の会話と変わりない声にまで神経を使ってる姿を見て、とても胸が苦しくなりました。
周りに迷惑をかけたくない、子供の障がいを気付かれたくない、親の考え方も色々ありますね。

障害年金の申請書類を前に、脳みそがフリーズしてしまった私は、先輩のアドバイスが欲しいです
のん
2012/11/16 08:26
のん様
 本当に申し訳なさそうに気を使っている親御さんを見ると切なくなりますよね。自分も必死で、気が付いたら年月が経っていたみたいな感じなので偉そうな助言もできないのですが。
 うちも来年成人するので年金の申請やら手帳の更新やら・・今から頭が痛いです。
tomoko
2012/11/16 11:40

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