障害児Kとおたく母の疾走日記

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<<   作成日時 : 2012/09/22 08:43   >>

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 支援学校の高等部は、てきぱき動かない子でもバリバリ動かしてくれた。
 雑巾がけに毎朝のランニング、体操などのカリキュラムのおかげで、自分から動かない子でもそれなりの運動量が確保できていた。

 しかし卒業すると、従事する作業にもよるが運動量はたいてい少なくなる。年をとれば代謝も悪くなる。Kのように「自分から運動の必要性を感じることもなく、食欲のセーブもできない」人は放っておけばメタボ一直線だ。中高年になって多少太めになるのは仕方ないとしても、その時期をできるだけ遅く、「多少」のレベルで抑えるために今から考えなければ。

 で、とりあえず始めたのが始業前の親子ウォーキング。30分早く家を出て、途中にある公園の歩道を何周か一緒に歩きます。
 雨天決行。ついでに、公園周囲の街中も少し歩く。雨の日に傘を差すとか、信号に従うとか、そういう「普通に歩く」という経験も少なくなるから。

 ずっと続けていると、やはり同じ時間に来ている人達とほぼ毎日顔を合わせて挨拶を交わすようになる。
 散歩ついでのお喋りをしているお年寄り、犬の散歩をしている女性など。

 「あんちゃん、元気だね。」
 「障害者の施設に通っています。運動の為に散歩してるんです。」


 そんな話もできたので、雨の日などには「お、雨なのに頑張るね!」と笑って声をかけてくれます。

 そんな時、ひとりの中年男性が話しかけてきた。

 「お兄ちゃん、どこの作業所? 実は俺も障害者でね、●●作業所で働いてるんだよ。」

 どう見ても普通のおじさん(失礼)。そういえば昔、やはり障害者イベントでそんなふうに声をかけてきた人(今回とは別の人)がいたっけ。確かに、Kの施設でも就労継続や就労移行の枠でバリバリ仕事をしている人達は見たところは健常者と変わらない。

 朝の公園を訪れるさまざまな人。目を引く人ももちろんいるが、私とKのフラフラ散歩は多分その中でもかなり目立っているだろう。でも、その甲斐あってかKが先日もらってきた施設の健康診断結果は、すべて「異常なし」だった。

 で、やはり私は痩せられません。猛暑だし涼しくなったらもっと運動して・・・ということにしていたけど、涼しくなっちゃったよ。どうしましょ。

 雨の日の公園猫
画像

 ベンチの下で雨宿り。これを撮る、それだけのために5分、Kに待ったをかけました。
 この、人が近寄ったくらいでは逃げないふてぶてしさが可愛い。苦労してるね。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
おさんぽいいですね。
義妹が朝スクールバスの停留所に甥を連れていく姿を見ると、硬い顔で腕をしっかりつかんで、あぁまだ多動を怖れてるんだな、と思いました。小さい頃は可愛かったのに、今ではメタボです。義父の法事も一家で姿を見せませんでした。
tomoko様が見た目やファッションに気をつけられるのが、とてもいいと思うんですよ。私も精神科に行くと、主治医からファッションからメイクまでチェックされます。崩れるときは見た目からなんでしょうね。
はーこ
2012/09/22 09:16
前の記事でコメントを残したものです。あなたが申し訳ないなんて謝らないでください。あなたの息子さんは悪いことはしていません。ただ、私の願いを言わせて貰えるなら、家族や仕事以外では、障害のある方に関わるも関わらないも個人が決める。どの程度関わるかは個人が決める。拒否することもある。これらの行動と選択の自由を障害児を持つ家族の方から尊重して頂きたいのです。障害を持っていない者が断れば差別と言われかねないからです。差別と言われるくらいなら徹底して関わらないようにしようとなります。先の駅の男性はダウン症でした。お母様は助け合いを訴えました。私が彼を助けることができても彼が私を助けることはできそうにありません。相互的ではない時点で助け合いではありません。私はヘルパーはできません。
支持している議員さんに、災害時に利用できる障害児専用の避難場所を作ってくれるよう要望を出しました。とても微力だけど、私なりのハンディを持った方への歩みよりです。最後まで読んで頂きたいありがとうございました。
みのる
2012/09/22 16:13
はーこ様
 崩れる時は見た目から・・・うわあ、自分自身のこととして耳が痛い(笑)。でも、確かにそうかも。私も、人の多い所では腕をしっかり掴みますよ。割と心配なくなっても、昔のことを思うとやはり完全に安心はできないです。
tomoko
2012/09/22 19:52
みのる様
 辛いことを話してくださってありがとうございます。親達は皆、ただこの社会で平和に暮らしたくてその方法を手探りしています。ただ、その障害の程度、環境などによっては迷宮とか袋小路に入ってしまう人もいる。
 「理解や協力」の意味は、こちらの要求を通してもらうことばかりではない。そう思っている人もたくさんいることをお伝えしたいです。関わりたくない、それでも関わらない形で歩み寄っていただけるならばそれだけでありがたいです。嫌な思いをさせないように、しないように、共生したいですね。
tomoko
2012/09/22 20:05
ただのつぶやきとして…
障害児が健常児を助けられないというわけではないと思います。
障害児はプリムティブに「生きる」ことを問う存在なので、健常児も意欲的に生きることを考える。ダウン症の兄を持つ弟くんの野球部はNHK杯と甲子園県予選の2回ベスト8に残って、全校応援で校歌を歌いました(弟くんはレギュラーです)。
長女と三女は不測の事態に対応するのが上手い。学年でも、意思の通じにくい相手に対応するのに慣れているので、ちょっとしたちょっかいがイジメではなく励ましになる。他の中学から来たお友達が「1年のときは話せなかった男子と、今普通に話せるね」と言ったとか。
障害児の生きやすい環境は、健常児にとっても生きやすい。イジメ自殺の相次ぐ昨今に、担任の先生から「あんたらみんないい子で大好き!」と言われることの幸せを感じます。
はーこ
2012/09/23 10:31
はーこ様
 積極的に理解してくれる人がいる、それができる環境にあって皆が笑っている、そんな場所に一緒にいられれば、そんなふうに過ごせますよね。素晴らしいし、そういうことも実現できているのだとわかると嬉しいです。ただ、いろいろな歯車がうまくかみ合わない関係も確実にあるのは、悲しいけれど事実です。皆が幸せになれる関係を築く努力はやめたくないですね。
tomoko
2012/09/23 15:08

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