障害児Kとおたく母の疾走日記

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<<   作成日時 : 2012/02/09 12:30   >>

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 ニュースより。

 <知的障害者取り調べ>地検と民営機関連携し立会人 - BIGLOBEニュース

 知的障害者の権利だけの為ではない、より確かな事情をきちんと聴き取って、真実を明らかにすることが、結果として真に知的障害者を守ることになると思う。少しずつ、扉は開かれているようです。  
 
 時々ここでも触れてきた知的障害者が関わる犯罪について。取り調べに立会人が同席し、民営機関がその推薦をする。今後は徐々にそういった対策がとられるようになっていくのでしょう。 ただ、ひとつ気にかかること。以下、リンク先の記事から抜粋です。

 関係者によると、立会人は医師や社会福祉士、精神保健福祉士のほか、特別支援学校などの勤務経験者らで、同センターが地検に推薦する。中立性確保のため、容疑者と直接関わりのある人は推薦しない。推薦された立会人は地検で研修を受けた後、検事が必要と判断した事件で立ち会う。取り調べでは立会人の発言も含め、全て録音・録画されるという。
 (下線は引用者による)

 知的障害者の言葉や態度、感情表現、コミュニケーションの取り方は、ある程度の傾向は把握していたとしてもかなり個人差があると思う。
 新年度に担任の先生が変わるたびに、子供の表情や態度のひとつひとつがどんな気持ちを表しているのか、また虚言の有無、それがどういう場合にあらわれるか、そういった細かい「うちの子への対処のコツ」を伝える。先生はそれを手がかりにして、その子が自分に何を伝えようとしているのかを少しずつ理解していく。

 この人がこういう態度の時は、こう訴えている。
 笑っているが、それが楽しいというサインではない人もいる。
 こだわりのツボが特徴的。
 そんな、一般的とはいえない個別のコミュニケーションをわかってもらうのは時間がかかるもの。

 これを繰り返して、親は少しずつ理解者を増やそうとしているわけです。 

 さて、引用した記事の下線部分。「直接関わりのある人」というのは多分、保護者とか学校の先生、施設の職員等をさすと思われる。つまり、親、そしてそこから繋がった理解者達。この人達を除外しなければならないということは、容疑者となった本人の真意を聞き出す力のある人は立ち会えないということになる
 外国で逮捕され、それまでは認めてもらえなかった通訳をなんとか呼んでもらえたが、それはやっと聞きとれるくらいのカタコトの日本語でした・・・みたいな。

 しかし、中立性の確保という点からみればこれは仕方ないのかもしれない。親をはじめとする日常での支援者は、取り調べの場でもやはり本人を「支援」したくなるだろう。推薦された立会人が、容疑者本人の障害特性に詳しい専門家であることを期待するしかない。

 それでも、第三者としての立会人が認められるというのは喜ばしいことだと思います。 

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