障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 支援学校高等部卒業式

<<   作成日時 : 2010/03/15 12:49   >>

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 Kはまだ一年生。でも、卒業式のお知らせに「在校生の保護者の方もぜひ参列してお祝いしてあげてください」とある。

 Kが中学部まで在籍した超小規模支援学校では、時間があれば在校生の保護者も出席してそのままお別れ会になり、お菓子などを食べつつ歓談・・・というのが恒例だったから何も考えずに出席した。
 
 行ってみれば、在校生保護者の出席はたった4人。うち3人はKと同じ学校の出身者のお母さん。皆同じ考えで出席したというから、笑うしかない。

 それでも、行ってよかった。いい卒業式でした。
 名前を呼ばれて返事をして壇上で証書を受け取る。返事のできない子は軽く手をあげる。
 その姿を見て目頭をそっと押さえるお母さん。

 何より、卒業生のうちの数人が涙ぐんでいる姿が目を引いた。重度の子がほとんどだった中学部の卒業式では、卒業ということの意味もわからないかのように、ただ先生の指示があるから従う、時にはそれさえ難しい、という「卒業生」がほとんどだったから。

 一緒に参加したKの同級生(同じ中学部出身)のお母さんが涙ぐんでいる。

私 「何、花粉?もらい泣き?」
 
同級生母「もらい泣きですよぉ。自分の子の時は、きちんと座っていられるかどうかハラハラしてるから泣く余裕なんて全然なかったです。」


 全く同感。そのとおり。

 当然、二年後の我が子があの卒業生の列に並ぶ日を考える。中学と違って、その後の生活がどうなるか殆ど予想できないという現実は、単純な感傷に浸らせてはくれない。

 静かに座っていられるかどうか。そんな心配をしていればよかった頃がどんなに幸せだったか。今になってわかりました。
 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ほんと、単純に卒業を喜べない・・というのは複雑な気持ちですねえ。いま大学生も、就職が決まらない子は半額の学費で浪人させてもらう場合が出てきているとか。
高等部も浪人制度があってくれれば・・・と思ってしまうのは私ひとりじゃないと思います。
卒業した子たちひとりひとり、輝いていられる居場所がみつかると良いですね。
ちえのすけ
2010/03/15 14:16
ちえのすけ様
 浪人というか、行き先が決まるまで研修生扱い、とかやってくれないかな、と思いますね。実際に似たような制度をとっている学校もあると聞きます。健常な人でも就職難な世の中ですが、うちのような重度の障害者はつなぎのアルバイトとかもできないし・・悩みはつきません。
tomoko
2010/03/16 15:37

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