障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS あれから一年

<<   作成日時 : 2010/02/17 12:13   >>

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 特別支援学校高等部の入試発表があった。

 去年は受験生として、Kと一緒にドキドキしながら見に行った
 今年はKを送っていったついでに、中学部時代の後輩の結果を確認に行った。気分は天と地ほどの違いがある。

 結果が掲示される。合格者の受験番号はひとつも欠けていない。つまり、今年も全員合格。顔なじみの後輩親子におめでとうを言い、またよろしくね、と声をかける。

 生意気にも、「先輩お母さん」っぽい振る舞いが板についてきたじゃないか、自分。笑えるな。

 ここの高等部は、一応定員はあるものの多少オーバーしてもよほどのことがない限り不合格という話は聞かない。少なくとも、私が知るここ10年くらいは。

 しかし、高等部の入学希望者は増えている。少しずつ。
 中学を出てすぐに作業所なり就労なりという道もあるが、この地域でそういう施設はもうパンク寸前だし、障害者を多く雇用してくれていた会社が不況のせいか当面それを見合わせるという話も聞いた。そんな事情もあるのだろう。

 高校生も2年目。もうすぐ「障害児」じゃなくて「障害者」にるんだな。幼児の頃から必死で這い上がってきた障害児の親、という階段。ふと気付いて振り返ると、いつのまにやらずいぶん高いところまできてしまっている。
 そして、見下ろせば自分が登ってきたところを同じように必死で登っている人達の列が続いている。幼児、小学生、中学生。その列が終わることなんてないのだろう。

 いつまで登り続けるのだろう。でも、昔はこの長い階段を前にして絶望しか感じなかったけど最近は登ることそのものがまんざらでもない。
 落ちそうな人に手を差し伸べたり、反対に救われたり、時々一緒に休憩したりしながらなんとか登っていけそうだ、と思えるようになった。

 頂上で待つのは断崖絶壁か。最強のラスボスか。感動のエンディングか。わからないけど、登るしかないのだから仕方ない。

 K君、あなたももうすぐ先輩になるんだよ。10年を過ごすと1年なんてあっという間だね。卒業してからまた登る一段は、私達のさらに先にいる人達の背中をしっかり見ていきたいです。

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コメント(7件)

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家の子供も今年の4月で小学4年生になります。

家の場合、たくさんの経験をし、頭で考えるよりも当たって砕けろで、だいぶ階段を登ってきました。

これからもたくさんの人に出会えるのは、子供のしょうがいのなせる技なのでしょうね!!
mi-ママ
URL
2010/02/17 15:16
mi-ママ様
 当たって砕けろ、はもう何度決心したことか。予想からちょっと、いやかなりはずれた道ではありますがたくさんの人と出会えたことは大きな収穫ですね。
tomoko
2010/02/18 14:08
頂上…
障害児の子育てを楽しめてきている反面、ふと、頂上を思うとき、恐怖のあまりおかしくなりそうになることがあります…
みなさんはどうなんでしょうか…
2回目コメです、遅れましたが、東京地方、中2の重度重複学級児の女の子の親です。。。

2010/02/18 22:52
↑すみません、「み」
ではなく「みま」です…すみません!
みま
2010/02/18 22:53
みま様
 恐怖といえば恐怖ですね。でも、今現在の状態でこらえていられるのならどうなってもなんとかなるかもしれない、といつも思っていました。実際、ダメな時はダメなのだし。希望も捨てないけどダメだったとしても別にいいか、くらいに考えてバランスをとっている感じです。
tomoko
2010/02/19 11:39
Kくん、春から2年生ですか…
こちらも、来週の金曜日で、「アスペ熊」1周年となります!!
私自身もアスペルガー症候群と診断されてから、ますますチャレンジド目線で世間を見るようになりました。
「アスペルガー症候群」2年目のシーズンも、全力投球ばい!!
たかびごん
URL
2010/02/22 21:21
たかびごん様
 いろいろなことがあるかもしれませんが、気持ちを新たにして春を迎えたいですね。頑張りましょう。
tomoko
2010/02/23 12:10

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