障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 支援学校高等部の学校行事

<<   作成日時 : 2010/02/13 13:20   >>

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 Kが高等部に進学して1年、なによりありがたいと感じたのは学校行事の位置づけ、というか参加の仕方です。

 運動会もそうだったけど、発表会とかお祭りとかもあくまでお楽しみ、レクリエーション、息抜き。重要なのは日々の活動であり、折々の行事は生徒達も楽しみつつ日常の学習や作業の成果を披露し、その後の活動の糧とする。
 決められた演目をきっちりとこなす、ということも大切だけど、それをすべての生徒に求めてはいない

 だから、何日も何度も同じような練習をひたすら繰り返すという期間はない。それぞれができることを最大限に発揮すればそれ以上の出来不出来は問われない。
 これだけで、Kのストレス蓄積期間はぐっと少なくなった。

 発表会でも、それができる子、やりたい子はかなり難易度の高いことをやる。歌や楽器を自宅で自主的に練習する意欲もある。本番で大きな拍手喝采を浴びた彼ら・彼女らの、心から嬉しそうな満足顔は本当に素敵でした。
 そして、Kのように障害が重く発表や行事にモチベーションを持てない子はその子が楽しそうなこと、ちょっとの努力で達成感を得られそうなことをやる。舞台の上でジャンプしたり、ボールを投げたり、皆で走り回ったり。

 なにしろ、小・中学部と違って一般の学校の支援級から進学してきた軽度の子も多い。レベル格差は半端ではない。

 これが普通の学校の発表会なら、主役と脇役がどうだとか差別だとか言われるのかな。
 でも、私はKが練習の期間も登校を嫌がらなかった、舞台の上で楽しそうにしていた。コーラスラインの後ろでも、その他大勢のひとりでも、ニコニコしながら歌や踊りを楽しんでいた。親としては、それだけでとても驚いたし嬉しかった。これまでずっと、発表会だの運動会だのっていうとたいてい半べそ顔で舞台やグラウンドに佇んでいたのだから。

 そういえば、支援学校でも発表会等は生徒の精神的負担になるのでやらないというところもあると聞いた。
 強要してでもやらせたいこと、できなければいけないこと、それはどこまでなのか。考え方次第、支援される本人次第、ということか。

 本人のキャパや可能性を広げるために、中学生まではさまざまなことをやってみる。高校生になり、本人の適性や能力もほぼ見極められたなら、その中でできることを伸ばさないと卒後の生活をイメージした学習ができない、ということかな。

 なんにしろ、学校生活の中で情緒不安定な時期が減った。我が家の場合、Kの場合はそれがなによりありがたいです。見に行くのも楽しいしね。 

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
まだまだ寒いですね!お元気ですか?
また、お邪魔します。
うちの娘さんも現在、中学部の三年生の卒業のお祝いの会の司会のグループだったり発表する歌のキーボード練習だったり、また卒業時の
三年生の花のコサージュ作りなどをやってます。(昨日から参観週間です)楽しいばかりではないでしょうが、お世話になった先輩のため頑張ってました。
うちは5年生のとき、地域の小学校に精神的に耐えられなくなり、「ここにいたくない」と能面のような顔でわたしに訴えてすぐ6年生から養護学校に転校して、一年目は養護学校に慣れなくて本人苦労してたけど、中学部になって本当にいい環境に恵まれ大きく成長したので、地域の小学校の参加させられているだけの行事と違い学校行事には笑顔で参加してくれてます。去年の先輩たちも今年の先輩たちも優しい子たちばかりだったので親の私もさみしいです。娘がお世話になった先輩で他校に進学したり就職するお子さんにはハンカチをプレセントしてるのですが、今年も何枚か必要らしく親も準備に忙しくなりそうです。
tange
2010/02/16 08:53
嬉しそうに行事に参加してるお子さん、それを喜んで見ているtomokoさんを想ってなんだかこちらも嬉しくなりました♪
本来の特別支援ってこうあるべきなのでは?と想います。地域の小学校でも、行事への負担が大きく、運動会の練習なんか、健常といわれる子どもたちですら大変そう・・・もっと気楽に参加できるようだったら良いのにねえ。
ちえのすけ
2010/02/16 10:25
tange様
 障害児の場合、何かをしっかり教えたくてもその前に精神的な安定がないと何もはいっていかないこともあります。娘さんも自分から活動したくなる環境に移れて力を発揮できてよかったですね。優しくしてくれた先輩にも心から感謝しているのでしょう。お祝いの会が楽しいものになるといいですね。
tomoko
2010/02/16 17:24
ちえのすけ様
 行事の練習期間はいつも親にとっても我慢の期間だったので、今年は親子ともどもリラックスできました。頑張れる子、楽しめる子もいれば頑張るという意味や目的も理解が困難な子にとっては苦行だったろうな、と思います。負担と感じることなく頑張ることも楽しいんだと思ってもらうのは難しいようですね。
tomoko
2010/02/16 17:28

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