障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 支援校高等部入学を前に

<<   作成日時 : 2009/02/18 12:56   >>

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 春からKが通う支援学校高等部の入学説明会に参加した。

 提出書類、購入物品、諸経費等々の説明が2時間余り。その間、制服の試着・採寸のために同行したK達は保護者の隣でじっと座って待つ。

 ご機嫌を損ねないように別室で待機させて・・・などという配慮を期待してはいけない。じっと待つ、それが高校生なのよ、親御さんもそのつもりでね。そんなことを暗に伝えられているような気がした。

 後ろ方の席から、しきりに「もう終わり?ねえ、もう終わり?」と呟く子の声が聞こえてくる。それでもパニックを起こしたり席を立ったりする子はいない。皆それなりに成長してここまできたのだろう。
 Kもなんとか持ちこたえたのだが、体を揺らしたり机をコツコツ叩いたり、とグダグダ。かなり危なかった。

 ここは高等学校。義務教育ではない。嫌なら来なくてもいい。
 ここを終えれば、社会。もう待ったなしなのだ。

 厳しい世間が優しくなってくれるには時間がかかります。また、それが可能なのかも疑問です。

もちろん、そういう社会をつくる努力もします。
でも、今の世間だってやり方次第でそこそこ優しくなってくれるかもしれない。

 「配慮して」を連呼しているだけでなく、親子共々その「やりかた」、つまり現実的な世渡りのスキルとか、社会の荒波を泳ぎきる術を着実に身につける。そのために、あなた達はこの学校に通うのです。

 そこまでストレートな表現ではないけれど、入試前の見学会の頃からそういった意味の話をされています。

 障害児の親として、階段を一段上る時が来るのかもしれません。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。「AS Let It Be 刈谷」というブログの管理人をしている刈人と申します。
僕はアスペルガー症候群の当事者です。
僕もカウンセラーの先生から「社会は厳しいから、強くならなければならない」という言葉を幾度となく言われてきました。
ですので、この記事を読ませていただいて、非常に身の引き締まるような思いを抱きました。

世間は障害に対してそんなに優しくない。
今より更に優しくなる可能性はあるけれども、それはあくまでも可能性でしかない。
そうである以上、自分が世の中で上手くやっていく術を身につけなければならない。
僕はそう思います。

これから大変なことが待ち受けていると思いますが、頑張ってください。
月並みな言葉で申し訳ないですが、本当にそう思います。
刈人
URL
2009/02/19 00:33
刈人様
 ありがとうございます。当事者の方々がこの社会で感じている違和感を伝えていくのも大変なことと思います。
 守りたい、助けたいと思っても息子の本当の気持ちはどうしてもわからない。そして、息子も多分世間が自分をどう受け止めてくれているのかわからない。両方が歩み寄って少しでも接点を持てるように頑張りたいです。少しずつでもいい、優しい社会になるといいですね。
tomoko
2009/02/19 14:34
養護学校といえど、高等部は厳しいのですね〜・・・全員進学というとなんかのんびりまったりな雰囲気を想像していましたが、確かにそれを卒業すると「社会人」なんですものね・・
親子ともに階段を一歩あがる春なのかもしれませんね、
新しい環境になると荒れがちな私たちの子どもですが、Kくんが早く慣れてくれるようにお祈りします。
ちえのすけ
2009/02/20 15:44
ちえのすけ様
 えちの学校の場合、中学部までがぬるすぎるような感じなので余計に厳しく思えてしまいます。環境の変化による荒れはもう充分覚悟しているつもりですが・・・やっぱりこわいですね。頑張ります。
tomoko
2009/02/21 14:51

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