障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 障害児親子、放浪の思い出

<<   作成日時 : 2009/01/05 11:08   >>

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 ぼちぼち新学期の準備。雑巾を縫う作業は、「ああ、もうすぐ学校が始まってくれる」という安堵感に包まれてのまったり仕事。

 毎度のことだが、障害児の長期休みは大変だ。遊ぶのも用足しも、行き場所が限られる。

 Kがまだ低学年の頃の長期休み。公園なども早朝とか夕方の混まない、人目の少ない時間を選ぶ。買い物も、お店の開店とほぼ同時に入る。夕方のタイムサービスの混雑時なんて恐ろしくて行けなかった。

 この間の、母親が発達障害の息子を公園で殺害した事件の時、「なぜこんな寂しい場所に行ったのか」という声もあったらしいが、障害児の親なら心から理解できる。

 公園などは早朝、夕暮れなどの時間帯。極端に寒い、または暑い日。雨や雪が少しちらつく時。
 お店なら、空いている時間帯を見計らって。多少不便でも寂しくても、ひととき息をついて子供と過ごすことができる場所が見つかると本当にありがたい。どんな場所であろうと、オアシスだ。

 でも、たまに、ごくまれに、そのオアシスにさえ居場所がなくなる。
 どういう理由かわからないけど、いつもは静かな時間帯や場所が妙に混み合っていることがある。

 ひと息つこうと思ったのに、それができそうもない。気持ちががっくり折れる。

 そんな時、とても理不尽なことを考えてしまう。

 あなたたち、こんなところにまで来なくても行ける所はあるんでしょ。選択肢はあるんでしょ。

 私達は、ここしか、この時間しかないの。他に行くところがないのよ。

 いつも胡散臭そうな目で見てるから遠慮して逃げてきたのに、追いかけてこなくてもいいじゃない。


 勝手なこというな、と。そんなこと百も承知。でも、幼いKとあちこち「休日ジプシー」していた頃は本気でそう思ったものだ。

 冷たい北風がビュービュー吹いて砂埃が舞う日暮れの公園で、走り回る障害児とその動きを追いかけるお母さんらしき人を見た。やるせない気持ちになりました。

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
うちは、5日から日中一時を利用させてもらっています。人間らしい時間が送れます。きれいごとだけではすまされないこの子育て。助けてもらい施設はありがたいです。
じゃいこ
2009/01/06 15:20
読ませて頂いてて、ちょっと泣いてしまいました。
私の心の気持ちを代弁してくれてありがとうございます。(笑)
みふゆ
2009/01/06 18:26
じゃいこ様
 うちも学童クラブがない日はヘルパーさんや日中一時を利用しました。この時期は早めに予約しないと希望する日に利用できないので慎重に計画を立てています。でも、本当にありがたいです。離れて他人と落ち着いて過ごしてくれたというだけで、子供が可愛く思えるんですよね。
tomoko
2009/01/06 19:43
みふゆ様
 朝起きて一番に考えるのが「今日はどうやってこの子との時間を過ごそうか」だった頃を思い出すと、よく生きてたな自分、と思います。後で出会った同じような子のお母さんにも、「みんなそうだよ」と言われました。外に出る、それだけのことでなぜこんな気苦労が・・という不公平感は、当時いつもありましたね。
tomoko
2009/01/06 20:03
うんうん、その気持ち判ります〜。ほっと出来る場所があるって有り難いですよねえ〜。障害児と判った時点で、保育園とかヘルパーさんとか、少しでも支援が得られるような日本であって欲しいと願うのですが現状は難しいですね、自分も小さいときに息子をひたすら追いかけていました、思い出しました・・・
ちえのすけ
2009/01/07 16:14
こんばんは。私も今から雑巾を縫います(^^;)。
人気の無い公園、いつも行っていました。同じ年頃の子達が楽しそうに一緒に遊んでいるのを見るのが辛くてそしてとても嫌で。「どこに行こうかな」ではなく「どこなら行けるかな」とまず考える習慣がつきましたね。
今も大勢の中に連れて行くのはストレスです・・。
もよこ
2009/01/07 21:36
私も0〜2歳くらいまで延々お外ジプシーでした。
家にいても相手ができなくて。
2歳で弟が生まれているので、妊娠中や産後のジプシーもまたなんとも言えないかんじでした。
ボウズ母
2009/01/07 21:46
ちえのすけ様
 外へ出ると追いかける、目で追う、ということばかりをやっていたような気がします。今もあまり変わらないけど少し楽になりました。外出の支援や遠慮なく遊べる場所が確保されていれば、親もこんなに神経すり減らすことがなくなるのに、と思いますよね。
tomoko
2009/01/08 12:23
もよこ様
>「どこに行こうかな」ではなく「どこなら行けるかな」とまず考える習慣

 そのとおり、です(笑)。消去法で決めると限られてしまう。公園の遊具やおもちゃを介して親子でほのぼの・・なんていうことがまず難しいのですから。今は、そう、「慣れ」としか言いようがないです。
tomoko
2009/01/08 12:29
ボウズ母様
 室内で絵本や積み木、なんていうのもチャレンジしましたが、全く無反応という子だったので外に出ないと親の方がどうにかなってしまう、という感じでした。
 次男が生まれてから長男の療育通園が決まるまでの一年間、私を動かしていたものは何だったのか。二人をまさにおんぶに抱っこ、の状態でさ迷ったその時期は忘れられませんね。
tomoko
2009/01/08 12:34
本当にチャレンジドの子達の居場所ってなかなかないですよね…
最近はチャレンジド学童も増えてきましたが…
(仕事場の近くにもあり、子供たちの冬休みには昼休みに行って触れ合ってきました!!
ホークスのテーマのCDをかけると喜ぶ子が増えて嬉しいです!!)
たかびごん
URL
2009/01/09 22:44
たかびごん様
 障害児の学童クラブが各地域で整備されるといいのですが、一般の学童と管轄が違うとかでなかなか難しいですね。
tomoko
2009/01/10 15:31

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