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障害児を育てるっていうのは、ぼんやりと想像していた普通の子育てから少し、いや場合によってはかなり逸脱したものだ。その逸脱がどの程度でどんなものかは、その分岐点に立たないとわからない。 分岐点に立つたびに、受け入れたくないものを受け入れた。諦めたくないものを諦めた。 捨てることも背負うことも、経験を積めばなんでもなくなると思っていたのに。ここへきて、ちょっと重いものをいくつか背負った。 9月から10月にかけて、Kはかなり不安定だった。それまで小康状態を保っていた自傷行為が再発、しかも力がついてきた分、大人でも静止が難しい。思春期真っ只中、いつ治まるという保証もない。 また、身近にいる似たような癖(自分の頭や顔をたたく)を持つ人に衝撃が原因と思われる異常が発見された。 「頭部の保護帽をつけませんか」 「薬を変えてみましょう」 要するに、マンツーマンでついていても止められない自傷行為による脳への影響を防ぐために、障害者用のヘッドギアを常時着用させたほうがよいのでは、ということを担任の先生から。 興奮を抑える作用が強い薬に変えましょう、ということをお医者様から。 それぞれ言われたわけです。 ああ、また階段をひとつ登ったんだな。成長とかの「いつか必ず登る階段」ではない、「登ることもあるかもしれない、でも・・・」と思っていた階段。 障害を受け入れたその瞬間、パッと目の前に現れた、どこへ続くのか全く想像のつかない長い階段です。 ここ2年くらいの落ち着いた状態のKに慣れきってしまっていたから、この先背負うかもしれない、諦めなければならないかもしれないもののことなど考えるのを忘れていた。 療育手帳。療育施設。福祉の現実。自傷行為。困難な外出。けいれん発作。抗精神薬。 「おくてでのんびりさんの子供」は確実に、「立派な重度知的障害者」への階段を登っていた。 予想していたことばかりなのに、現実になってくるとやはり複雑です。 あらためて考える。この先、多分いろいろなことがある。 Kの状態の悪化や進路の不安ばかりではない。老親の介護、弟君の進学や就職その他成長に伴う問題、生活の不安、自分達の健康、老後・・・のんきにブログで憂さ晴らしなどしている余裕もいつまであるだろう。 なんにせよ、受け入れるしかない、諦めるしかない。考える余地などないのなら、せめて覚悟を決めましょう。しっかりと、すべてを受け止めるために。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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私は、何度経験しても、何かある度にじたばたあたふたしてしまいます。受け入れ諦めたつもりなのに、今現在も、往生際悪くじたばたしています。逃げ出せるものなら逃げ出したい・・・でも、そうもいかないのが辛いところですよね。 |
ところん 2008/11/10 14:18 |
う〜ん・・すごく考えさせられる内容です。うちも、「不安を減らすお薬を使いますか?」と医師に言われてまだ迷っていますし、身近なお子さん(息子と一つ違い)にてんかん発作が出たと聞くと、明日は我が身かと思ってすごく不安になったりします。お気持ちお察しします。自傷行為とか、見ているのも辛くなりますよね、うちの息子なんて小学生でもかなり力がついてきてるのにtomokoさんのお子さんはもう中学生、力もついてくるでしょうし、大人の男性でも制止するのが難しいでしょうね。 |
ちえのすけ 2008/11/10 15:34 |
いつも的外れなコメントでスミマセン。 |
はるな 2008/11/10 23:32 |
ところん様 |
tomoko 2008/11/11 14:32 |
ちえのすけ様 |
tomoko 2008/11/11 14:36 |
はるな様 |
tomoko 2008/11/11 14:40 |
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