障害児Kとおたく母の疾走日記

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help リーダーに追加 RSS 成人後の個別の支援

<<   作成日時 : 2008/11/02 12:06   >>

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 数年前、学校を卒業してデイサービスに通いだした人のお母さんに聞いた話。

 その人は障害も重かったが保護者や先生他の指導者の努力でトイレの失敗も少なくなり、卒業に間に合わせることができた、と喜んでいた。
 しかし、いざ通い始めると、家を出たときには普通の下着を着けていたのに帰宅時には紙オムツ、ということがよくある。

 下着の替えもたくさん持たせたのに、どうして・・・と最初は思った。でも、すぐに察した。

 少ない職員さんがたくさんの利用者の介助をしている。
 うちの子ばかりに関ってしょっちゅうトイレに付き合っていられない、減ったといっても失敗がないわけではないので下着を替えるのも大変。

 仕方ないんだな。でも、とってもとっても苦労して、みんなで喜び合ったのに。
 寂しそうに笑ったお母さん。

 その時はまだ実感がなかった現実。
 それを思い切り実感したのは、ここでも何度か書いたKの一泊ショートステイ体験の時でした。

 学校にいる間は「個別の支援」とか「ひとりひとりのニーズにこたえて」ということをよく言われる。でも、学校を出たとたんにこういうことになる。

どこもそうだというわけではないでしょう。でも、すくなくともこの地域では事業所の数も少なく、障害の程度によっては利用先を選ぶということも困難。

 現在の福祉では手のかかる子ひとりひとりに納得できる支援を、というのは難しいのだろう。あれもこれも、と要求ばかりしていると、身勝手な保護者といわれそうだ。 
 職員さんの労働条件や環境がキツいこともわかっているから。また、職員さんの「申し訳ない」という気持ちも伝わってくるから。 
 
 個別の支援がほしいなら、結局「在宅」になる。これまで多くの人々が作ってきた「福祉」は、振り出しにもどってしまうような気がする。

 Kが学校を終えるまで、あと3年。まず、どこに何をどうやって働きかけよう。課題があまりにも多すぎる。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
 ホントにそうです。
わが子ながら口の割には依頼心満点。
えらそうに仕切るけど、出来るはずの
自分のことすら自分でしない。
この子の世話は、将来誰がするんだろう。
私は一生できるだろうか。
今でさえ、こんなに腹が立つことが多いのに…。
この子の将来、本当に不安です。
はるな
2008/11/02 17:05
はるな様
 親だからなんとかなっているけど、集団の中で介助者の指示に従って・・・なんて大丈夫なのかとても不安です。でも、なんとかそれができるように努力して、なおかつ介助の方法などについて話し合うなど福祉と当事者が歩み寄っていかなければならないですね。心から安心できる日はくるのでしょうか。
tomoko
2008/11/03 12:51
お久しぶりです。そうです。なんだかんだ言っても特別支援学校時代は幸せなのです。そして、卒業してからの方が長いのです。確かに特別支援学校でも問題はあります。教室が足りない、スクールバスに乗れない・・・しかし、卒業後を見ると甘い、甘い。甘い親や、危機感のない親が多過ぎる。と批判しててもしようがないので私は、動いてます。
じゃいこ
2008/11/03 13:34
 そっかあ〜。う〜む。養護学校でも最近そういう話を聞きます。せっかくオムツを卒業してたのに、人手が足りないと言う理由で逆戻りになったって。 悲しいです。
 でもウチの子が通う生活介護事業(旧更生施設)施設は、本当に頭が下がるくらい手厚いので 本当に良かったです。養護学校時代よりも良い環境で幸せです。こういう施設もあるのです。だから、頑張って目をこらして探してくださいね。
キョン
2008/11/03 17:53
じゃいこ様
 お久しぶりです。最近は支援校でも生徒数が増え、個別の支援も危ないこともあるようですね。また、先輩お母さんからはやはり「将来を楽観しすぎないように」とよく釘をさされます。
 今、私が所属している親の会も法人化して地域支援事業の認可をめざそうと計画中です。理想をすべて実現するのは無理かもしれない、でも選べないならせめて目指してみよう、と思います。そのままでいても不安なのは同じですものね。
tomoko
2008/11/03 20:30
キョン様
 息子さんの施設はとても行き届いているようで、とても羨ましいです。うちの地域は田舎なので、通所も入所も、卒業後の施設自体の数がとても少なくどこもみな満杯で順番待ち状態、待てない場合は家族と会うのも難しい遠く離れた土地に入所するしかありません。自治体そのものが貧しいと、やはり福祉にまわる予算は少ないようです。
 ないなら作ろう、迷っていたけど最近やっとその方向に動く決心がつきました。応援してくださいね♪ 
tomoko
2008/11/03 20:41
こんにちわ。確かにそういう話は時折見聞きします。支援のための音が出るグッズを高いお金を出して買って、学校ではそれを駆使してコミュニケーションがとれていた方が、施設に入ると結局使わなくなり、コミュニケーションもぐっと減ってしまったとか・・
子ども向けの支援予算と大人向けの支援予算って、まじに桁が違うのですよね、大人になってからのほうが長いのに、まるで「子どものときはこんだけ手厚くしてあげたんだから後は親がなんとかして」っていう感じに思えるときがあります。ないなら作る、確かにそれもありですね、応援します〜♪
ちえのすけ
2008/11/04 10:56
ちえのすけ様
 普通の人は子供の時に手厚く受けた教育で自立して、人の手を借りる機会も減るけれど障害のある人は大人になったからこそ必要な支援もあります。年齢が高くなったからこそでてくる問題もたくさんあるわけで。考えちゃいますね。
 今は施設を作るのではなく既存のものをうまく使う時代だ、という意見もありますが、既存の施設を変えていくのは難しい。親としてできることはやっていきたいです。
tomoko
2008/11/04 11:51
色々な事情があるんですね…
我が大親友・Nくんも通所とか行ってますが、色々大変な事もあるようです…
「紙おむつ」はさすがに無いようですが、帰りが遅くなることはちょくちょくあるようです…
でも、Nくんはその明るい性格で笑い飛ばしてますが…
たかびごん
URL
2008/11/04 21:45
たかびごん様
 ひとりひとりが違う、ということは大変だけど、少しずつでも対応してもらえるようにならないかな、と思います。ご本人が明るいのは嬉しいですね。
tomoko
2008/11/05 12:25

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