障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 「重度」のイメージ

<<   作成日時 : 2008/10/22 12:25   >>

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 先日の教育テレビの「福祉ネットワーク」は、自立支援法の就労移行支援がテーマになっていた。
 就労を支援する福祉事業者や本人の努力、問題点とその解決策等が例示されており、勉強になりました。

 番組の中で、重度の障害を持っており、就労が困難と思われていた」という方が紹介された。
  
 「重度の(知的)障害」というと、私がぱっと連想するのはKをはじめとする支援学校の仲間。言葉はない、身辺自立も不完全、パニック、自傷、他害と問題てんこ盛りの面々。

 でも、その取り上げられていた「重度の障害を持つ人」は、多弁ではないが言葉もあり、決められた手順でしっかり作業をしている。むろん見えないところで問題はあるのかもしれないが、少なくともK達よりははるかに生活スキルは身についており、コミュニケーションもとれている。

 この方を「重度」と言ってしまうと、K達は・・・

 ああ、「最重度」という言い方もあるか。
 それにしたって、たとえば日常で知的障害者だの福祉だのにほとんど関わりを持たない人が見れば「重度」というのはこれくらいのレベルか、と認識するだろう。 K達くらいの「最重度」なんて想像も及ばない世界なのかもしれない。

 以前「24時間」のチャリティー番組の時にも思ったことですが、「放送に耐えるレベル」の基準はやはりあるのでしょう。

 仕事どころかごく普通の日常生活を送ること、外に一歩出ることに問題山積な人々。そんな人々の存在を知っているのは、福祉関係の人を除けば実際はそう多くないのでは。

 保護者も、一歩出ていくたびに周到な準備と精神力の充填が必要です。知って頂く機会も少ない。
 いや、知りたくもないと言われればそれまでだから、そういうことなのかな。(意味不明)

 「最重度」の判定を受けて、はや10年。ぼろぼろになった療育手帳をしみじみと眺めます。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
いつも拝見させていただいています。
私の娘も特別支援学校に通っています。
最重度・・・よく解ります。
放送に耐えられるレベル・・・よく解ります。
毎度、共感する内容でほっとします。
私だけじゃないんだって。
これからも記事楽しみにしています。
きぬきぬ
URL
2008/10/22 17:01
こんにちわ。う〜む、重度・・確かに放送するうえで、ある一定の・・っていうのは暗黙のうちにあるのかもしれませんねえ・・・
いわゆる「わかりやすい障害児・者」知的に遅れがあっても大人しげで真面目で、遅くてもそれなりに仕事をこなす・・とか。
我が子も「あてはまらない障害児」かもと思います。口ばかり達者でかわいげがないといわれがち、本人なりに苦労はしているのですがなかなか理解してもらえない・・辛いところです。
確かに病院などにゆくと、通園施設でも見ないほど重度の重複障害児をよく見かけます。ほんとうはそういう方々と支援する人々のことも理解してほしいですよね・・・
ちえのすけ
2008/10/22 21:18
きぬきぬ様
 ありがとうございます。うちの子は放送コードにひっかかっちゃうのかなー、なんてつい身も蓋もないことを考えちゃうんですよね。一般就労なんて、難しいどころか夢にも思えないし。でも、必ず明るい将来はあるはずと信じたいです。
tomoko
2008/10/23 11:56
ちえのすけ様
 わかりやすくて感情移入しやすいタイプはよく取り上げられますね。そういう意味では、一見普通に見える発達障害も最重度の知的障害もその実態は伝わっていないように思います。昔よりはいいよ、と言われるけれどもう少し知ってほしいですよね。
tomoko
2008/10/23 12:02
 ウチの息子は、超重度だな〜?(^^ゞ 養護学校の中でもピカイチで、お母さんたちから、『大変ねぇ』って言われるし(^^ゞ ウチの子、たとえテレビ局が来ても、テレビには写らないだろうなぁ、画面上にジッとしていられないし(^_^;)あはは〜。 でも、元気だから良いかぁ(#^.^#)
キョン
2008/10/25 12:05
キョン様
 うちも、多分NG扱いだなあ、と思います。大変でもあるけど、大変なことにも慣れてしまうと、まあいいか、という感じで平和だし。テレビなどで重度の知的障害っていわれている人達は、私の感覚だと中度くらいに見えてしまいます。慣れってすごいです。
tomoko
2008/10/25 14:05
 はじめまして、HN:ぱるぷんてと申します。私もこの回の放送見ていました。「放送に耐えうる……」というコメントになんといいますか、そう、私自身の問題と重ね合わせてしまいました。
 
 知的障害であろうと難病であろうと何であろうと、他者理解は難しいものなのでしょうね。

 また勉強に来させてください。よろしくお願いします。
ぱるぷんて
URL
2008/11/01 10:50
ぱるぷんて様
 多くの人々の理解を得たい、でもそれが難しい、いつもそこで立ち止まってしまいがちです。障害の有無ではなく、人が違う立場の他人を理解するということ自体がもともと難しいのかもしれない、と思うようになりました。障害者自立支援法の再考なども話題になっており、当事者、保護者としていろいろな障害についてそれぞれに必要な支援を理解する努力をしてきたい、と思います。
tomoko
2008/11/01 15:08

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