障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 「24時間」、頑張れますか

<<   作成日時 : 2008/09/01 11:59   >>

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 もういいかげん絡むのよそうよ、と自分でも思うんだけど、毎年なんかもやっとしちゃってどこかで呟きたくなる。

 弟君がジャニタレとバラエティ番組好きだし、別に絶対見たくないというほどのこだわりや執念もないから、あいかわらずだな、と思いつつところどころ見ています。

 さまざまな演出と企画で感動をもらう、というより強奪していく様子は見慣れてしまったし、番組中で取り上げられた方々はそれぞれにいろいろな思いや決意、覚悟とかがあって「乗ってやろうジャン」と決めたのでしょう。

 でも、いつも思う。
 これだけ大掛かりなことができるなら、頑張る余裕すら奪われて深い底辺に沈んでいる人々をすくい上げてくれたり、取り上げたりはしてくれないのかな。

 浮かびあがって助けを求める力が残っている人に差し伸べられる手を、ただ見ていることしかできない人もきっといる。

 まあ、そんなこと無理、というくらい承知しています。大人だし。
 いや大人ならもういちいち絡まないか。

 「でも、あの番組なくなっちゃったら、きっと浮かび上がってる人さえ見向きもされなくなるよ。」・・・ああ、そうか。年に一度くらいわかりやすい形で思い出してもらわないといけませんよね。一般的にも。

 ところで。日曜の早朝、部活の試合に出掛ける弟君の弁当作りのために早起きしてNHKを見ていたら、小さな花屋を営む100歳のおばあちゃんの生活を紹介していた。

 生き生きとした100歳、がテーマの10分くらいの番組だが、ちょうど24時間の明け方の隙間の裏番組
 
子供のひとりに障害があり、夫に先立たれた後障害児の世話をしながら収入を得ようと店を持ったとか
その過程でどんな苦労をしたとかは一切語られず、ただ鋏を使いすぎて曲がってしまった指と、ひ孫や家族と共に笑う現在の幸せそうな姿が紹介されていた。

 それだけだったが、なんというか、語らずともそのおばあちゃんの歩んできた日々に限りない想像ができて胸が熱くなった。幸せそうな現在の笑顔がとてもあたたかいことから、そこにたどりくまでの道程が誠実なものであったこともうかがえる。

 感動、というより励ましをいただいた気がした。私だってもしかしたらあんなおばあちゃんになって、いい笑顔ができるかもしれない。

 苦労や努力って、素材そのままだと感動のドラマやドキュメンタリーにはならないんだろうな。誰もが地味にやってることだから。
 感動をわざわざ「与える」とか「もらう」とかって、手間もお金もかかるということですね。わかります。 

 そうですね、感動してもらわなくてもいいからこういう人々がいるという事実を冷静に受け止めていただきたいのですが。
 
 以前絡んだひねくれ記事。成長してないのね、私。
 「24時間」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
 私もところどころ見るタイプ。あの番組に出てくる特別支援学校のお子さんたちは、皆番組で参加できやすいタイプの子供たちだっとヒガミ根性で見てる情けない私です。ウチみたいな重度知的で大騒ぎ多動系は無理ですも〜ん。わ〜、ひどい事言ってるかも私!よく事情も知らないでコメントしてるよね〜。ごめんなさい。m(__)m
キョン
2008/09/01 16:39
私と同じ事考えながら見ておられたのですねぇ(笑)

ああやって障害や病気を抱えながら色んな事に挑戦するってのは、本当に立派な事だと思うし、応援もしたいと思います。
しかし、ああいう例を放送するならその一方で、経済的だったり社会的だったりの“諸般の事情”で、頑張りたくても頑張る力すら無い、病の悪化や死を指くわえて待つしかないような例も同等に伝え、だからこそチャリティやってお金集めてるんだって事を言わなければ、本当の意味であの番組をやる意味なんてない・・・と、思ってしまうのですがねぇ(^^;

ま、今のTV業界にそういうのを求める事が間違ってるのかもしれませんが・・・
yaskazu
URL
2008/09/02 00:20
お久しぶりです。仕事や育児がバタバタとしており、ブログは拝見させていただいておりましたが、コメントがなかなか出来ませんでした。すみません^^;
少し話がずれるかもしれませんが、
私は、24時間TVがハッキリ言って嫌いです。
子供の頃からそうでした。違和感というか......。だから、もう十数年見ていませんでした。今年は嵐だったので見ちゃいましたが^^;
大人になって、自分の違和感がわかりました。私は捻くれているので、どうしても『偽善』だと思えてしかたないのです。
確かに、世の中のいろんな方に夢や希望を与える、それはとても素晴らしいことであり、共感できます。
ですが、24時間TVに出て募金を呼びかけている芸能人、彼らにも生活があって、いつもいつも障害者の方と接しろとは言いませんが、ここぞとばかりに笑顔で接してる芸能人の姿を見ると『年間に何千万、もしくは億単位の稼ぎがあり、君らは募金したんか?』って思っちゃいます。
見ている健常者に感動を与えるより先に
みんなに何が出来るかを考えさせるような番組にすべきです。感動はおまけ程度でいいんです。
みぃ
2008/09/02 12:01
キョン様
 私だって結局はそこなんですよ。とてもじゃないけど、ウチの子はテレビにお出しして感動して頂けるレベルの障害 ではございません、変な人、という目でならしょっちゅう見られてますけど、みたいな。
 多分、あの番組では感動したけどうちの子を見たらドン引き、という人はたくさんいると思うし。
 でも、毎年「ま、しゃーないわな」で終わりにしています。仕方ないですものね、実際。
tomoko
2008/09/02 12:36
yaskazu様
 そう、あれは事業ではなくテレビ番組なんですよね。わかりやすく感動していただかなくてはいけない。でも、あまりにわかりやすすぎて空しくなるんです。
 同じように空しく見ていた障害児者の関係者は少なくなかったようです。
tomoko
2008/09/02 12:43
みぃ様
 こんにちは。読んでくださっているだけで嬉しいですよ。
 イケメンお兄さんやタレントさんがかいがいしく障害児達に接しているのを見ながら、あの人達の中であの子達にもう一度会いに来たり手紙やプレゼントを継続して送ったりする人はひとりくらいいるのかな、と考えていました。どうなのでしょうね。
 おっしゃるように、お金を集めました、はいどうぞ、で終わらせずに自立支援法問題につっこんで考える特集を組むとかそこまでやってくれればいいですよね。番組は24時間で終わっても、あそこに登場した人々もその他の障害者達は苦労も努力もずっと続けていかねばならないのだし。
 tomoko
2008/09/02 12:51
はじめまして、hatsu
と申します。
「24時間」の感想に同感しました。
でも 嵐 は、スキです(笑)。

過去ログを見て かなりの親近感を感じています。
昔ウルトラセブンのダンに惚れ、現在つるの剛士君の大活躍に目を細めております。
諸々ありましたが、ほとんど成人の男子二人の母です。
認知症の実母&姑は、現在のところは、施設でお世話になってます。

オタクという言葉のなかった頃からのオタク(?)です。
オタク第一世代だと自負。

ステキなブログですね♪
また お邪魔させていただきます。
hatsu
2008/09/02 20:35
hatsu様
 はじめまして。モロボシ・ダンに惚れた、というのは40代以上の女性特撮ファンのほぼ共通体験ですよね♪
 若い頃、やはり「いつまでも子供番組や漫画ばかり見ているのは恥ずかしい」とか言われたりしたのでしょうか。いい時代になりましたね。
 大人になって家族とかそれにまつわるしがらみや苦労もたくさんできたけど、楽しいことやそういう思い出はなくしたくないです。お暇なときにまたお付き合いください。 
tomoko
2008/09/03 12:36
うんうん、すごい気持わかります。なんか当事者からみると、「感動の押しつけ」という感は正直ぬぐえないし、違和感感じることも、ありますよね〜。
多分、この番組は「知ってもらう」ことが目的なんだと思います。障害児親の私ですら知らなかった障害名がたくさん出てきました。タレントにつられて見た子ども達や大人が「この障害ってなに?」とか、少しでも興味をもってくれたら・・・とりあえずビギナー向けに感動して興味をもってもらうにはこういう手だてがベターなのかも、しれませんね。
ちえのすけ
2008/09/03 13:28
ちえのすけ様
 知ってもらうこと、まずそれですね。見た目も言動も好感度の高い障害者から。そして、その先を知りたいという人が、それを見た人の一部でいい、現れてくれれば儲けもんなのかもしれません。
tomoko
2008/09/04 12:14
タレント無駄泣き感動の押し付けに辟易するのがわかりきっているので見ないのですが、とにかくこれで集まるお金がある、ってことは大事だろうと思ってます。だからそのお金がどんな風に生かされて、っていうドキュメントを、あとから静かに放送してくれたらいいのになと思います。ここまでできた、でももっとやってほしいことがある。そういうことを、無駄な大騒ぎなしで伝えて欲しいと思います。そのほうが募金もモチベーションあがるのになぁ。
なつめ
URL
2008/09/05 08:38
なつめ様
 以前は後日1時間くらいの枠でお風呂カーなどが役立っている様子が放送されたようですが、最近はどういう形で報告されているのか確認していません。お金がどれだけ役立っているかということと共に、感動した、じゃあその先は?ということもとりあげる機会がほしいな、と思いました。大騒ぎの後で冷静になって考える、そこまでやってくれないですかね。
tomoko
2008/09/05 12:17
「24時間TV」は、第1回目から見てました。その頃は小学生でしたが、24時間ぶっ通しでやる番組ってそれまでなかったので、興味本位ではありましたが、夜中もうとうとしながら見てました。
 以前は飢えや貧困に苦しむ世界の様子なども紹介されてて、募金もそういった人たちへという目的も含まれてたのですが、いつのまにやら・・・そんな話は消えてしまってますね。
 どんな内容かも覚えてませんが、私が見た時、夜中にそういう放送をやってた、ということだけは今でも覚えてるんですけど、最近の24時間の、夜中の放送って、フジの「27時間」と似たような内容になってますね。
 今の障碍児(者)の現状って、あんなに感動的なものばかりではないのは私もよく分かりますし、同じような立場上、全然、捻くれてはいないと思いますよ。
 やはり、昔の内容からして、明らかに「視聴率狙い」っていうのがあからさまになってるなぁと実感しました。
 視聴率を無視して番組を作ることはなかなかできないものなんでしょうかね・・・1日ぐらい。
せつな。
URL
2008/09/29 13:19
せつな様
 視聴率の獲得が本来の目的なので仕方ないですよね。昔は夜中のお笑い的なものも、タモリさんが仕切ったもう少しおとなしいものだったように記憶しています。
 とにかく、障害児者とかその周辺の人々が思いもよらない部分で感動している人の方が多いんだな、と感じました。
tomoko
2008/09/29 15:01

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