障害児Kとおたく母の疾走日記

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<<   作成日時 : 2008/02/18 12:12   >>

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 可能であれば期限をきらない、焦らない。
 結果だけを重視せず、過程を大切に。
 段階を踏み、積み上げながら進んでいく。


 Kを育てながらあちこちで聞いた指導、講演などで何度も聞いた言葉です。アップアップな時期には、そんな根気はもう残ってないわ、と上の空で聞いていたこともある。

 最近、これを実感できる。いや、Kのことだけではない、

   こういうことで。
画像

 ただいま製作中、ウルトラホーク3号。

 このキットは本来塗装の必要はほとんどない。パーツをランナーからはずし、接着してデカールを貼ればほぼ完成します。

 でも、それは最短距離の直線コース。遠回りはいくらでもできる。

 パーツを切り離すときには当然ニッパーを使い、切り口はヤスリで処理。仮組みをし、継ぎ目が気になればパテで整形。

 ここで、多少の継ぎ目はスルー、と決めれば簡単です。しかし、パテ整形すればその後全体を塗装する必要があります。
 1本の筋を気にするか否かで、倍以上の手間がかかるわけです


 また、パテを盛り付けたらあとは充分に乾燥させないとヤスリがけはできません。私のようにちょっとの時間をやりくりしている場合、パテ盛りしました、次の工程は明日以降、でもしばらく時間はとれません・・・ということで、かなり効率が悪い。

 一箇所補修しました。最低半日はあけましょう。・・・・そして一ヶ月後、とかの繰り返し。
 やりたいときに好きなだけできる、という環境ではない。

 こんな単純なものに何ヶ月もかけることになるかもしれない。
 でも、それでもいいや、と思う。

 じっくり、のんびりやってみよう。地道な作業でも、これは無駄ではないと思えば楽しめる。
焦っても多分いい結果は生まれない。

 昔の私なら、早く完成させたいという気持ちが先立って手間を省くことしか考えなかったかもしれない。時間が充分あったとしても。

 療育も、結果ばかりを求めて焦っていたことがある。いつまでたっても「できない」子供にも苛立っていた。遠回りして付き合わねばいけない子なのは承知しているつもりだったのに

 淡々と積み重ねることの重み。療育とプラモ道(なんだそれ)、双方の肝かもしれません。

 で、さて今日こそ続きを・・・と道具をひろげたと同時にパテを溶く溶剤をきらしていたことに気付くが、落ち込むことなく苦笑いしながら片付ける。昔の私ならここでキレたと思う。

 さて、次にこのホーク3号(になる予定の物体)が箱から出されるのはいつかしら。 

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
けい君のお母様、初めまして。
主夫見習い中と申します。
ブログを拝見させて頂きました。
お母様が、お持ちになるお気持ちが
何よりもけい君の助けになります。
地方により障害者に対する
援助が異なりますが、
どのような内容にしても、
辛いものですね。
当方の両親も、平均寿命を裕に超えています。
なぜなら、当方への援助が、長生きの
秘訣のようです。
ウルトラマンは、懐かしいですね。
当方も小さなころから
外出を控えておりましたので
模型を買うことを
趣味の一つにしております。
なかなか作る気配がございませんが。
何が 遠回りになるか わかりません。
感じるしかないですよね。
そして悔いないことかな。
逃げかも知れません。
でも負け惜しみしかない自分に
腹立たしさを感じるときがございます。
気の利かないコメントで
申し訳ございません。
失礼いたしました。


主夫見習い中
2008/02/18 13:26
私が習っている絵画教室では、数点の絵を平行して描きながらすすめるかたが数人おられます。それこそ一枚の絵を完成させるのに数ヶ月・・・というかたもざらにいます。でも仕上がりが・・・すごいんです、息をのみます。こんなご時勢ですが、ゆっくりじっくり・
っていうのも悪くないなあと思いますね。
ちえのすけ
2008/02/18 13:27
主夫見習い中様
 はじめまして。ありがとうございます。遠回りも悪くない、急いでもいいことばかりではないと気付いたことに関しては息子に感謝したいです。そう思うことは負け惜しみではない、私は負けてなどいない。でも、負け惜しみだと思われても別に構わない、そう思えるようになったことも。奥様に愛され、そのエネルギーになっている主夫見習い中さんはとても素敵だと思います。いろいろなことを感じながら、これからもゆっくり生きていたいです。
tomoko
2008/02/19 21:32
ちえのすけ様
 ゆっくりじっくり、は楽しいです。その絵を描く方も、作品を仕上げるということより創り上げる過程を心から楽しんでいるのでしょうね。私の場合、ゆっくりなだけで仕上がりも・・・なので同列には語れません。お恥ずかしい。
tomoko
2008/02/19 21:36
プラモ道って奥が深いですね。tomokoさんが手塩にかけているホーク3号、仕上がりが楽しみです。3号の丸みを帯びたフォルムはなんかホッとしますね。
工程が楽しいというのは分かるような気がします。仕上がってしまったらまた次を…と思うのも多分そういう理由からですよね。

2008/02/20 12:10
つ様
 派手な合体・分離をする1号より、実は地味に働く3号が好きだったりします。そういえば、仕上がってからよりも製作途中の方が愛着がありますね。その過程を愛でつつ完成させたいです。
tomoko
2008/02/20 13:44

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