障害児Kとおたく母の疾走日記

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<<   作成日時 : 2008/01/09 11:24   >>

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 「あなたは前向きなようだけど、けっこうネガティブよね。」
・・・・・みたいなことを言われたことがある。

 そうかもしれない、と思う。

頑張ろう。
頑張ってます。
子供はかわいいです。
努力は必ず報われます。
楽しいこともたくさんあります。
大変だけどやりがいがあります。


 はい、心からそう思います、と周囲に明るく伝えているつもりなのに。

 「・・・・本当にそう思ってる?」

 私の中の黒いものが、時々問いかける。
 前を向いていたはず、なのにいつの間にか足元を見てしまう。 

 心当たりはある。

 やればできる、だから頑張りましょう、と力強く励まし合ったその瞬間に、心の中で「やっぱ、難しいと思うわ、それ。」と考えたりする。

 ネットで悲惨なニュースばかり拾い読みしてしまう。落ち込みたくなければ見なけりゃいいのに。

 可能性は信じたい、でも不可能だった時のことを先に想像してしまう。
 だって、ダメだったら仕方ない、で終わりにできないことが多すぎる。療育の方法、問題行動への対応、進路の決定。簡単にやり直せないことばかり。

 自分では明るく前向きなお気楽母さんのつもりでいても、暗いオーラがうっすら漂っているのかもしれない。

 頑張ってる自分に酔ってるのはどうかしらね。親でなければ、こんな面倒な子の世話なんか誰もしてくれないよね。厳しい世の中だし、福祉が切り捨てられるのも仕方ないよね。
 ・・・それを言ったらおしまいじゃん、的な禁句が頭にボロボロと湧いてくる。

 以前そんな「おしまい」気分になった時、そのずっと前に聞いた学童クラブの指導員さんの言葉を思い出した。

 「みんな、本当に可愛いんですよ。それぞれにいろいろな反応をしてくれる。とても楽しいです(女神のような微笑)。」

 味方がいないわけじゃない。可能性は多分ゼロじゃない。やっぱり前を向こう。そういう気持ちになりました。
 とりあえず明るい未来を信じ、目指してみよう。そんな気持ちのときの方がやはり楽しい。
 
 でも、「黒い自分」もそのままにしています。世の中、甘くない。頑張れば必ずどうにかなるというものでもない。それだって事実だから、意識も覚悟も持っていたい。

 過去記事を読み返すとけっこう暗いものも多いのになにを今更、ですが。
 ここは、「そんな気分じゃない時に前向きなフリをする」必要がないからですね。

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
あーめっちゃ身にしみます。
私も頑張りやのお母さんって思われがちだけど暗いかもです。
指導員さんの女神のような笑顔に救われたり、でも所詮何がわかるのとおもったりいろいろです。
世の中甘くない頑張れば報われるもんじゃない。息子が障害児で学んだこともたくさんあるけど100%笑えない時もある、私を選んで産まれてきてくれたっていう言葉に突き落とされるときもある、そんな暗い私です。
でも通園施設の息子よりずっと軽いしょうがいをお持ちのママからは「いっつも笑顔で明るいよね」って言われます(^_^;)
自分では笑顔のつもり全然無いのでこんな重度の子どもを抱えてるのに明るいよね、っていう意味かなと変にとらえてしまう暗い女です。
なんだか何かいてるかわからなくなってしまいました。でもきっとわかってもらえそうな気がして書いています 笑
きみよ
2008/01/09 13:47
子育てにやりがいを感じたことも無くいつも壁に当たる度に「なんでこんななの・・」とぶちぶち暗く澱んでいます。外では前向きでそんなに思いつめていませんよ〜的な態度でいるつもりですがやはりうっすらと影は出ているのかな・・(^^;)。
周りのお母さん方とも、なにごとも「しょうがないよね」と諦め半分悟り半分のように明るめに話しますが、きっと皆心の底では重い影を引き摺っているのだなと感じます。
もよこ
2008/01/09 16:24
 私も昔は暗くて、影がある。と言われました。そりゃあそうですよ、重度の身体障害者の息子を抱えていたのですから。喫茶店を初めてから仕事と子育てを完全に切りかえなければ客商売は出来ません。それが良かったのかもしれません。いつの間にか、そのような大変なことがあるとは思えないと言われるようになりましたね。客も事情をよく知っていて、度々臨時休業をするのを大目にみてくれました。仕事をする大変さはありましたが、頑張って良かったと今では振り返っています。参考にはならないと思いますが、なにかのヒントになれればと思います。
yuurakusya&太郎ママ
URL
2008/01/09 16:44
>でも、「黒い自分」もそのままにしています。
なるほど、自分の中のネガティブな意識を自覚して保存しておくことは重要なのかもしれません。ポジティブさとネガティブさを同時に兼ね備えていないと、思いやりのある人間にはなれないのではと、最近考えています。
アッキー
2008/01/09 23:40
きみよ様
 なんとなくわかります。悔しくても言葉を飲み込んだり、悲しくてもじっとやりすごすしかない、みたいなことが多いと、せめて普通の時は明るくいたいと無意識に思うからでしょうか。笑える時はとりあえず笑っとこう、とか。
 障害児の親は悲しそうじゃないといけない、ということはないのだし、楽しい時も落ち込んだ時も自然体、でいいのではと思います。明るいのも暗いのもみんな自分、ですものね。
tomoko
2008/01/10 10:57
もよこ様
 よく言われるのが、「障害児の親御さん方、皆さん明るいですね。」という言葉。外からはそう見える事が多いようですが、同じ親の立場で付き合いが長くなるとお互いの微妙な「陰」がわかってきます。諦めて悟ったところからいろいろな可能性へのスタートを考える、というのも無理がなくていいのではと思います。
tomoko
2008/01/10 11:09
yuurakusya様
 落ち込んでいてもそれを仕事に引き摺ることはできない、というのは大変なこともおありだったでしょうね。周囲の理解があるというのは嬉しいことです。
 気持ちの切り替え方を身に付けるのは大切ですね。
tomoko
2008/01/10 11:12
アッキー様
 そうですね、両方持っていたいです。物事をできるだけいろいろな面から見て判断したいから。独善的に周囲を引き摺ることだけはしたくないです。
tomoko
2008/01/10 11:16
あ〜、それ解るように思います。息子の可能性を信じて明るく前向きに頑張っている自分がいる。それも確かだけれど、今まで「何度何度やらせてもできなかった」とか「期待はずれのことが多すぎ」たりとか、子供のことであまりに傷つきが大きすぎて、つい自分のなかでひそかにネガティブ予防線を張っていたりするように思います。でもそんなときに確かに助けになるのは他人からの明るい前向きな言葉かけですよね。世の中まんざらじゃない、そう思わせてくれる助けになってくれる人々は本当に貴重です〜。
ちえのすけ
2008/01/10 13:11
ともこさんらしさが、一番
みゆきちゃん
URL
2008/01/10 20:09
ちえのすけ様
 そうなんですよね、世の中甘くない、いやまんざらでもない、両方とも事実だし考え方ひとつなのでしょうけど。いつも前向き、というのは無理でもできるだけいい方に考えて運を呼びたいですね。
tomoko
2008/01/11 11:47
みゆきちゃん様
 そう、気分は変わってもそう感じた自分自身の気持ちは大切にしたいです。
tomoko
2008/01/11 11:49
あ〜〜〜(^^ゞ 私は反対だぁ。のん気なかあさん的に見えるので、たま〜に自分から「あ〜、大変だわ。あ〜私は不幸だわ〜。かわいそうな母だわ。きっと世界で一番頑張っている母は私だわ。」って。私は不幸だ!かわいそうだ!って自分から言ってるのに、誰からも信じてもらえない私っ・・・(-"-)
キョン
2008/01/11 14:42
こんにちは^^
生きていると色んな事が起こりますね。
いままでだって、これからも・・・
性格が違えば考え方も人それぞれですもんね。みゆきちゃん様の言うとおりだと思いますよ。tomokoさんらしく生活していけば良いかと思います^^
ちいこ
2008/01/11 16:03
はじめまして、ランキングからきました
うちは、重度重複障害の中1の娘がいます
時々、障害児カテゴリーのブログを
あちこち、覗かせてもらっていましたが
みなさんが、なにかとてもまぶしくて
このカテゴリーは、読めないかもと
あきらめていたところ、この記事に出会い
「私は、こういうの読みたかったんだ〜」と、思わず納得してしまいました
tomokoさん、ありがとうございます
ほかの記事もゆっくり読みたいです
(いきなりのコメント失礼しました)
みくに
2008/01/12 02:14
キョン様
 いろいろな気分の時があるから、明るく見えたり暗く見えたりするのかもしれませんね。でも、キョンさんみたいにいつも幸せに見える、っていう方がまわりの人にあたたかく見てもらえそうだな、って気がします。大変な時は叫んじゃうのもいいかも、ですね。
tomoko
2008/01/12 10:44
ちいこ様
 無理して明るいふりをしているつもりはないのですが、子供の状態が・・・だから「この子を育てていて明るくいられるわけがない」とか思われてるのかな、なんて思うことも。まあ、どう思われても構わないけど自分らしく、は忘れないようにしたいですね。
tomoko
2008/01/12 10:49
みくに様
 はじめまして。ありがとうございます、光栄です。頑張りたくなくても頑張らないわけにはいかない、というのは私のようなぐーたらには正直実に苦しいので、ガス抜きをしているわけですがお役に立てれば嬉しいです。やれることをやって穏やかに暮らす、が目標です。よろしくお願いします。
tomoko
2008/01/12 10:53

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