障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 障害児とお医者様の、いろいろなこと

<<   作成日時 : 2007/09/23 16:36   >>

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 先日、障害児者医療に関する意見発表会のようなものを聞いてきました。

 障害児者の保護者には医療に対する要望を、小児科医・歯科医等の先生方には、障害者医療に関するさまざまな質問の回答をそれぞれ求めるアンケートを行った結果の報告がなかなかおもしろかった。質問が細分化されている故の「つい書いてしまった本音」が見え隠れするから。

 保護者側からの要望は、もう予想通り。

 「知的障害に対する無理解への不満」「知的障害や自閉傾向の知識が不足」
 「待ち時間や予約時間への出来る範囲での配慮」


など。

 お医者様の回答も、

 「出来る限りの配慮はしたい」「知識を深めたい」「勤務する職員全体に理解を促す」

などの積極的なものや

 「事前に電話等で障害の状態などを知らせてほしい」

というような要望など、とりあえず受け入れる姿勢を示してくださるものが多くて安心しました。

 しかし、やはり

 「他の患者さんへの影響もあるので積極的に受け入れるのは難しい」
 「そういう方の専門の病院へ行ってほしい」


という意味のことをやんわりと述べた回答もありました。まあ、こちらも最初からそう言っていただければ他をあたるだけなので、はっきりしていただいたほうがありがたいです。

 地方によっては総合病院の中に「障害児者専門外来」というものが設置されており、歯科や耳鼻科等それぞれ専門のお医者様が診てくださるところもある、と紹介されていました。

 すっごく羨ましい、です。

 結論は、「かかりつけ医を持ってください」ということ。はやいうちから少しずつ、何度も診てもらいながら互いに理解を深めること、だそうです。

 そういえば、18才になって障害程度区分の判定を受けるときに軽視できないのが「主治医の所見」らしい。お医者様にかかることすら、いろいろなことを見据えてかからねばならないのだな。

 最後に、いちばん納得できたお医者様の回答をひとつ。

 「手間や時間がかかっても、障害者も健常者も、同じ診療内容なら保険点数は同じなのです。」

 なんと明快、あらゆる疑問や不満を吹き飛ばしてくれる回答でしょう。
 誤解されませぬよう、嫌味ではありません。納得、できるのです。理解できました、はい終了、です。

 「医は仁術」が理想なのかもしれない、でもお医者様も人間なんですよね。

 ※関連過去記事 「口コミの落とし穴」 「口コミの落とし穴 U」

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コメント(14件)

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お医者さんも、チャレンジドを差別してより分けるんじゃなくて、心からチャレンジドと向き合って診療して欲しいと切に願ってやみません。
たかびごん
URL
2007/09/23 20:51
「お医者様も人の子」は正にそうですね。息子は知的障害児ではありませんが、心疾患持ちで特に歯科治療を受けるにあたっては重要な留意点があります。先日お世話になった歯医者さんで事前にそのことを説明した際、「専門の病院に行ったほうがいいんじゃない?」と言われました。「開業医の方もご存知のはずだと主治医が申しておりました。」というと「どこの病院ですか?」と問われ、某大学病院の名前を出すとその後は無言。個室診療で知的障害児や発達障害児を積極的に受け入れている小児歯科医院なのですが、個人的な部分でカバーできる分野とそうでない分野があるのかもしれません。

2007/09/23 22:01
私も医者との関係では、困ることが多いなあ.
みゆきちゃん
URL
2007/09/24 04:59
 困ったことはたくさんありましたね。特に歯科は「噛まれたら大変だから」って断られたことがあります。近年は障害者向けの歯科医院があるようになったので良かったと思いましたが、もう息子はこの世にはいません。
yuurakusya%太郎ママ
URL
2007/09/24 07:00
うんうん、確かに医者では困ること多いですよね〜、うちの場合は小児科も大の苦手の耳鼻科も、幸い理解のある先生が(特に障害児専門じゃないけれど)近くにいてくださり助かります。歯医者も困っていたところ、私がかかりつけでいつも息子の愚痴をこぼしていた先生が「よかったらうちでみますよ」と言ってくださり助かっています。診療報酬を上げるとか行政にも頑張ってほしいですね〜。
ちえのすけ
2007/09/24 13:23
たかびごん様
 障害者、面倒だな、という雰囲気が最初から漂っていた医院もありました。無理を通すつもりはないので、とりあえず向き合って話を聞いていただきたいな、と思います。
tomoko
2007/09/24 19:18
つ様
 本当に、人間の仕事だから、力を入れている・勉強している部分と苦手な部分があるのは仕方がないのかもしれませんね。それは、必要に応じて患者側で見極めてくださいということになるのでしょうか。うーん、難しい。
tomoko
2007/09/24 19:23
みゆきちゃん様
 やはり、いろいろ大変なことがあるのでしょうね。せめて、要望を伝えやすい雰囲気で診療をしてもらいたいですね。
tomoko
2007/09/24 19:25
yuurakusya様
 噛まれたら・・ですか。実際、そういうこともあるらしいですね。わかるけど、でも、ストレートに言われて尚且つ断わられたらへこみますよね。子供にもわかるように慣らしていきながら、少しずつ理解してもらえればいいのにと思います。
tomoko
2007/09/24 19:30
ちえのすけ様
 理解のある先生を探す、という段階でかなりエネルギーを使いますよね。診療報酬の件も、内容によっては考えてもいいのでは、と思います。うちは今、耳鼻科探しの真っ最中。中耳炎を起こしやすい体質でなかったことに感謝しています・・
tomoko
2007/09/24 19:32
医者も人間、医者との関係には気を遣う、という点では私もつい最近痛感した事です(^^;

正直、最初おかんが入院した病院では大層にCTやらMRIを撮ってるのに小さな骨折を見抜けず、十分な治療もして貰えず。
いつもの掛かり付けの整形の先生は、2枚レントゲン撮っただけなのにすぐに「ここ、折れてます」と仰ったのですが、実はここの先生とこは個人病院だから大きな施設は入れられず、CTやMRIが必要な時は件の病院の物を使わせてもらってる立場だから、ここの先生が病院に対して誤診を進言する事は難しい訳で、当然患者側もそこらは苦慮しないと・・・みたいな

いい先生に診てもらうには、お医者さん同士の人間関係とかも絡んできちゃうって事もあるんですよねぇ(^^;
yaskazu
URL
2007/09/26 00:45
yaskazu様
 お医者様のおっしゃることはすべて正しい、いうことをきいていれば間違いない、なんて考えちゃいけないのですね。昔は多分そういう風潮だったから、表にでない誤診が原因で悪化、のようなこともあったと思います。
 いらぬ苦痛を味わうはめになったお母様がお気の毒です。でも、お医者様の処置や診断に疑問を感じても突っ込み難い、って言う感じはまだまだありますよね。
tomoko
2007/09/26 11:32
うちの子、発病してからずっと、てんかんとかの服薬など神経内科脳外科眼科歯科すべて『県立こども医療センター』。障害児にはこのこども医療センターが一番なんですが…。こども…の専門ですから!18歳になって20歳になって大人になったら…終了!!!困ります!障害児って大人になって障害者になっても話せないし、大騒ぎするし!かえって小さい障害児より大変!良いですねぇ!障害児者専門外来!うらやましい!こういう子は、ずっと一貫して看てもらいたいもの!入院もできたら良いのにね。そういう病院が欲しいなぁ。
キョン
2007/09/26 12:19
キョン様
 うちも、小児科卒業の年になったら風邪ひいた時にちょっと診てもらうとかはどこへ行こうか、と考え中です。お医者に行く時はいつも、覚悟を決めて一大決心です。障害者専門外来、各自治体にひとつ作ってほしいですね。
tomoko
2007/09/27 12:39

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