障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 障害児者と歯医者さん

<<   作成日時 : 2007/07/09 12:45   >>

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 養護学校の春の健康診断の日の連絡帳に、

 「やや不機嫌で、歯科検診の時にあまり口をあけませんでした」

と書かれていた。一応虫歯はなし、という結果をもらったものの、やはり不安。仕方ない、観念して歯医者を予約。

 虫歯の兆候がみられなくても、Kは定期的に歯医者へ行きます。

 早期発見すれば、痛い治療にはならないことが多い。一生歯医者にかからないということは多分ありえないから、治療の椅子に慣れさせる。とにか、く歯医者さんを「こわい場所」と認識させてはいけない。

 以前小さな虫歯が見つかった時には、削らずに何度も通って塗り薬で直してもらいました。削って治して一度の通院で済んだとしても、その後二度と来たがらなくなってしまったら・・その方が面倒なことになる。
 
 何度も通う、というのも練習です。

 かかりつけの歯医者さんは障害者治療の研修を受けたことがあるとかで、とても優しく上手にKの口を開かせます。受付のお姉さんや衛生士さんもすでにおなじみで、「大きくなったね」「久しぶり」などと笑顔で話しかけてくれる。
 でもやはり私は治療椅子の横で「大丈夫だよ」などとなだめながらハラハラドキドキです。

 待合室での周囲の視線は気にならないといえば嘘になりますが、ひと目でそうとわかる子なので、迷惑をかけないよう注意していればそれなりの納得をしてもらえるようです。

 こういう子だって、いろいろなお医者にかからねばならないということ、そのための努力もしていることはわかっていただけているかな。

 さて念のための検診の結果、虫歯はないよ、というお墨付きをいただきフッ素など塗ってもらって帰宅。胸をなでおろしました。

 待合室で、Kをじっと見ていたお婆ちゃん。 

 「・・・かわいそうにねえ。」

 もう、待ってましたという感じ。ど真ん中ストライクすぎて。 

 すかさず、やや顔を伏せ、努めて明るく振舞おうとしている哀愁の母・・・という演出を入れた声音(「巨人の星」の明子姉ちゃんとかのイメージ)でお返事。

 「はい、・・・でも、こちらの先生はとてもいい方なので、なんとかなっています・・本当に、ありがたいです・・・」

 お世話になっている御礼も兼ねて、先生の評判UPに貢献。ちょっと楽しい。

 先日、ニュースで全身麻酔の歯科治療の途中で死亡した知的障害児の話を聞きました。他人事ではありません。この歯科医院を知らずにいたら、Kも全身麻酔治療への道まっしぐらだったかもしれない。

 上記のセリフは、心からの気持ちなんです。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
 k君ママの努力を私もしておけばよかったと反省しているところです。
yuurakusya
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2007/07/10 09:09
うんうん。確かに歯医者さんって大人でも嫌なところだし、かといって風邪みたいにほおっておいて治るものでもないから気になりますよね〜。我が家も歯磨きしっかり、歯医者通いは必須です。幸いすぐ近くの歯科が私のかかりつけで常に息子の話をしていたせいか理解を示してくれ、フッ素をぬってくれたり配慮をしてくださり助かります。記事のことは私もショックです。確かに麻酔は普通のかたでも事故もあると聞いたことがあります、私も具合悪くなったことがあります。ご冥福をお祈りしたいです・・・
ちえのすけ
2007/07/10 09:47
yuurakusya様
 それでも、いざ「そろそろ行かなければ」という時期になると予約の電話をすることさえ先延ばしにしがちです。決して楽しいことではないから。大人になってから歯周病の治療なんかできるのかな、などと今から心配しています。
tomoko
2007/07/10 20:57
ちえのすけ様
 そう、医者にいかなくても治る病気ではないというのがなんとも・・・理解してくれるお医者様がいるというだけで心強いですよね。全身麻酔のリスクは聞いてはいましたが、実際にこういう事件があるとやはりこわいです。
tomoko
2007/07/10 21:01
ど真ん中ストライク、んーよくわかるわかる。明子ねーちやん、今度使わせていただくわ。ただ、私は、貫禄在りすぎてかわいそうに見えないかも。あっ、親子共々かな?
じゃいこ
2007/07/11 17:05
じゃいこ様
 ストレートに言われると、かえって面食らってしまいますね。「明子ねーちゃん」は、貫禄の有無は問わないと思います。すべては、思い込みと演技力です!
tomoko
2007/07/12 13:48

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