障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 子育てとお金、の意識

<<   作成日時 : 2007/05/28 12:33   >>

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 養護学校の進路指導の先生と親との雑談で盛り上がった、障害者と家族の家計のお話。ちょっとややこしいです。また、制度の名称や金額は、聞いたままの表現で正確ではありません。

 以下、先生のお話。

 「現在、重度障害児の保護者には、その子が20才になるまで、毎月約5万円の特別児童手当が支給されています(所得に限度額あり)。そして、それ以降は毎月約8万円の障害者年金が本人に支給されます。」

 「たいていの障害児は18才で高等養護学校等を卒業し、作業所や施設に通所・入所となりますね。」

 「通所や入所施設の利用料などは、自立支援法下の算定になります。そして、それは8万円の手当ての範囲でまかなえるように計算されています。一応。」

 「さて、もうおわかりですね。つまり、18才から20才までの2年間は、単純に考えて毎月3万円の赤字が出るわけです。・・・・これは、結構盲点なんですよ。」


 ・・・・なるほど、と皆が頷く中、保護者のひとりがこう言いました。

 「でも先生、健常児を育てていても、そのくらいの年齢の頃は、大学に進学するとかがあればものすごくお金がかかりますよね。子育てをする上での想定内の支出と考えてはいけないのですか。」

 言われてみれば、そのとおり。そういえば、

  「療育にもお金がかかるけど、健常児の習い事や学習塾の出費と同じと考えている。」

という人もいる。

 誰だって、子供のためになる支出は惜しみたくない。でも、それが捻出できない家庭もあり、その場合「仕方ない」では済まない。

 そして、障害児の場合、そこまで育てる過程で経済的にもさまざまなハンデがある(母親が仕事に就きにくい、とか)。 

 「健常児は、余裕がなければ習い事や学習塾に行かなくても将来最低限ひとりで生きていけるようにはなる。でも、障害児に療育は必須でしょ。」

 「大学だって、家が苦しくても本人に意欲があればアルバイトとか奨学金という道もある。でも、障害者は違う。」


 うーん、それもそうだよなあ・・・

 Kはまだ学齢期だから、学卒後に実際にかかるお金というものは先輩保護者の話からうっすら想像するしかないけれど、それにしたって個人差があります。
 
 障害の有無や軽重と、子供にかけるお金。
 頭のなかで、自信を持って主張できる思いが生まれてこない。

 でも、障害があってもなくても、、親ならば子のために今できることをできるだけしてやりたい。誰だって、そう思う。

 障害児の親、健常児の親、経済的な事情。それぞれの家庭で最大限の努力をしている。それだけは確かだと思います。 

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コメント(6件)

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うんうん、確かにそうだよね〜。ハンディのないお子さんなら、大学とか家を離れて私立・・・・なんていうと、めちゃくちゃお金かかるっていうもの。差額3万円どころじゃないよね、うちは障害が分からないころに始めた学資保険、いまだに続けています。正直もう大学にいく心配はないんだなあと思いつつ、もしもの時の備えにと思うとね。ちなみにうちの前には進学塾があるんですが、2科目通わせると1年間で100万円なんだそうな(@@)ひょえ〜。
ちえのすけ
2007/05/28 12:47
イザと言う時に母親がパートに出られないのは精神面でも、きついですよね。ビッグコミック見ました。近所の本屋は売り切れだったので大きい本屋まで行ってきました。読んでみて自分がいかに無知だったかと反省してます。続きも読みたいと思いましたよ。
ちいこ
2007/05/28 16:35
 我が家の息子は高校まで養護学校の寄宿舎にいました。(土曜日迎えに行って月曜日に学校まで送りました)20歳から障害者年金を頂き施設入所していました。そして10年後に亡くなった時、100万円が残っていました。葬式代はその2倍かかりました。
 彼の人生は何だったのだろうと哀しくなります。ですが、今ある私は彼の御陰で少しは成長出来たのだと思っています。
yuurakusya
URL
2007/05/29 09:28
ちえのすけ様
 最近の学習塾の月謝が一科目あたりいくら、になっていると知ったのは最近です。子供を育てる、一人前にするというのは大変なことだけど、お金に変えられないものをたくさん受け取っているとは思えるので、よし頑張るぞ、っていう気持ちになりますね。
tomoko
2007/05/29 14:27
ちいこ様
 読んでいただけましたか!すさまじいですよね、あれ。たくさんの人、とくに行政に直接関わる人にああいうものを読んでいただきたいものです。
tomoko
2007/05/29 14:28
yuurakusya様
 年金の扱いも施設によりさまざまと聞きました。きちんと残しておいてくれたということは、息子さんのいた施設は良心的だったのでしょうね。今、少しずつ施設利用料の減免措置が進んでいるようです。わずかな金額でも、本人の小さな楽しみに使える分が残るようになればいいと思います。
tomoko
2007/05/29 14:31

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