障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 「どんぐりの家 〜それから〜」

<<   作成日時 : 2007/05/25 12:03   >>

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 以前にもちょっと取り上げましたね、あの「どんぐりの家」の続編が今、ビッグコミックの増刊号で連載中です。

 初期の頃は、聴覚障害を持つお年寄りの老人ホーム設立問題などが題材になっていましたが、現在のテーマは「障害者自立支援法」

 これがもう、身につまされるというか、身近な周囲から聞こえてくるさまざまな矛盾や不満がそのままストレートに表現されています。

 ある小規模作業所を舞台に、支援法以降の経営難、職員のジレンマ、経済的に逼迫し、追い詰められていく利用者と家族の様子などが、これでもかという激しい筆致で描かれています。

 自立支援法がすべての点において悪法というわけではない。その意見には同意します。しかし、現在の時点では、穏やかな暮らしや将来への安心が見えなくなったという声の方が多く聞こえるのもまた事実。

 この作品では、その声から見えてくるこの法律のネガティブな部分を徹底的に見せてくれます。役所の福祉パンフレットとあわせて読むと、なかなかの読み応えです。

 以下、作品より引用。

 「病人の布団ひっぺがすようなマネしといて、自立支援とは笑わせるぜ。」

 「利用者は毎日通えばその分負担が増え・・・だからといって利用日数を減らされれば、今度は施設側が減収で経営難になる・・・そうやって、障害者と施設の利害がかみ合わない仕組みになっているんです。」


 引用ここまで。


 現在発売中の、「ビッグコミック 6.17増刊号」に掲載されています(「嵐」の松本君の似顔絵が表紙のもの)。2ヵ月に一度しか読めないのが歯がゆい。単行本化が待ち遠しいです。

 

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コメント(6件)

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何も知らないで生活している人達が(私もですが)コミックという身近なものから知っていくと本当にいいなって思います。私も早速【どんぐりの家】買ってきて読みますよ!
ちいこ
2007/05/25 15:20
そうそう、毎日通わないと施設への補助金がすごく減らされてしまうというのですよね〜。いつだかテレビで、「以前は発作が起きた翌日は休ませていたけれど、今は休めない。毎日通わないと施設へお金が入らないから。休みがちな利用者は施設から拒否されることになるかも」と。なんだか腑に落ちません。確かに日本の社会は厳しくなってるけれど、老人福祉もそうだし、経済を担えない人たちを切捨ててよいものなのでしょうか?
ちえのすけ
2007/05/26 08:55
ちいこ様
 あの作品は昔からきれいごとではすまない障害者と家族の生活を描いていて、読むと胸が痛くなったものです。現在の続編はまだ雑誌掲載だけですが、よろしければ過去の単行本もご覧になってください。泣けます。
tomoko
2007/05/26 12:43
ちえのすけ様
 現実にそういうたいへんな思いをしている人がたくさんいますよね。経済的な貢献ができない人を切り捨てながら成長する国なんて、絶対におかしいと思います。
tomoko
2007/05/26 12:45
前作は激泣きで何度も読んで号泣してしまいました…早速読んでみます。私の勤める施設にも、利用料が払えないから退所したいという方がおられます。施設の経営も苦しいです。微力ながら何かしなければ、…といつも思っています。
せいじ
URL
2007/05/26 14:30
せいじ様
 HNで男性かと思ったら、お母さんなのですね。今なら、「けんじ」さんになったかもしれませんね。
 現場の方がいちばん苦労を実感されていることと思います。そういう声や、この作品のような訴えをもう少し拾い上げてもらえるよう努力したいですね。
tomoko
2007/05/27 15:47

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