障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 養護学校児童行方不明、のニュースから

<<   作成日時 : 2007/02/12 14:13   >>

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 岩手県で、養護学校小学部一年生の男の子が一週間前から行方不明、というニュースを聞きました。

 一日もはやく保護されることを祈らずにはいられませんが、この子の安否とは別に心配なことがあります。

 行方がわからなくなったのは、学童保育を行っているNPO法人のスタッフと同行している時だったとか。

 この事実ひとつで、いろいろなことを考えてしまいます。

 事業として運営している以上、預かった子供達の安全は最優先事項だし、何かあった場合(まあ、今回のようなケース)はきっちり責任をとらねばならないでしょう。

 また、こういう事件は決して想定できないことではない。だから、各事業者もそれぞれ充分な対策をとっているわけですが、それでも万全とはいえないわけです。 

 しかし、知的障害児者をケアしてくれるNPO法人等を含めた事業者は、増えているとはいえまだまだ地域の中で多いとはいえない。ましてや、障害児専門、もしくは健常児とともに快く受け入れてくれる学童クラブは、探すのもつくるのも難しい。

 気がかりなのは、このような事件を受けて、知的障害児者の支援事業に及び腰になる事業者があるのではないかということ。

 単なる営利目的として考えた場合、背負うリスクは少なくない事業だな、と私は思います。そして、ほとんどの場合その運営努力を支えているのは、障害者のことを心から考えてくれている人々の熱意であるとも。

 その熱意にもかかわらず、子供の安全確保ができなかったとしたら。その人々の落胆や苦しみも計り知れません。

 まして、子供が安心できる場を増やしたいと願って学童保育に入れたであろう親御さんの悲しみは・・・・・

 対応の難しい障害児者を相手にする仕事は責任問題が発生しやすいから手を出したくない、そんなムードが福祉の現場に発生しなければいい。そう願わずにいられません。

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
あ〜〜〜心配です!大丈夫でしょうか?
 そういえば、何十年も行方不明の方もいるそうですよ。いなくなった子の居場所の県が変わると横の連絡つながりがなくなるのでわかりにくいのですよね。早く見つかって欲しいです。子供が行方不明になる夢を何度も見ている親の苦しみがわかり身にしみます。
キョン
2007/02/13 20:41
キョン様
 他人事ではないですよね。そういえば、ずっと行方不明だった知的障害のお子さんがホームレスの集団で生活していたという話を聞いたことがあります。福祉の世界の都市伝説かもしれませんが、ありえないことではない、と思いました。この子も、無事でいてほしいです。
tomoko
2007/02/13 21:33
心配ですよね・・私も同じことを考えて心配になってしまいました。今小学校では「責任問題」がものすごく心配されています。障害児のみならず普通のお子さんも、プールもマラソン大会も親の同意がないと参加できない仕組みです。うちの特殊学級の子供達が外出するときも、補助のボラさんがつくのにも「なにがあっても責任はとらない」と念を押しての外出です。なんだかなあ・・?ってつい思ってしまいます。
うちの近くの交番でも、「知的障害をもった人」を探すポスターを何度も見ました。あと認知症の人とか。なんとか見つかってほしいですね〜、現場の近くに川があったので心配です・・
ちえのすけ
2007/02/14 09:44
ちえのすけさん!え〜〜〜〜?!そばに川があったの〜〜〜?あ〜〜〜!神様〜!助けてあげて〜。
キョン
2007/02/14 12:32
ちえのすけ様
キョン様
 そう、川の近くだったらしいのです。いちばんの心配はそこで、実際に川の捜索もされているそうですが・・・とにかく無事でいてほしい。責任のありかが取りざたされるご時勢、障害児の活動を広げてやることも難しくなってしまうのでしょうか。
tomoko
2007/02/14 12:45
 あのニュースの子、養護学校の子だったんですか?知りませんでした。
こういうニュースを聞くと、どうしても身内の重ねてしまいますよね。うちの弟は言葉は出ないし、「手のかからない奴」として存在を気にかけてもらいづらいので、心配です。
どうか無事でいますように!
Shin
2007/02/15 11:17
Shin様
 手のかからない人は学校や施設でどうしても放置されがちですよね。構ってやってほしいし安全にも配慮してほしい。多少の問題行動は、本人にしてみれば存在をアピールしているのかな、とも思いました。本当に、この子には無事でいてほしいです。
tomoko
2007/02/15 19:46
一昨年の11月に、9歳の長男が、ショートステイで預けた施設から外に飛び出し、急な沢を下り、そこで水死してしまいました。
長男は知的障害でしたが、その施設は知的障害者の施設では有数な施設で安心していました。
私たちの願いは、その事実を全国に発信し同じような事故が起きないことを切に願っておりました。
障害児を預かるということは、非常に高いリスクを伴うと思います。だからこそ、障害児に関わる全ての方々が起こり得るリスクを共有し、対策をしなければなりません。
障害児は目を離した5分の時間がきっかけで、死に至ることも十分に考えられることを肝に銘じて欲しいのです。
最後になりましたが、盛岡のお子様が無事発見されますことをお祈りしています。
かっちゅのパパ
URL
2007/02/25 11:33
かっちゅのパパ様
 最愛の息子さんを突然亡くされた悲しみ、わが身に引き換えると胸がつまります。あってはならないことですね。
 どんなに対策を講じても、細かな契約を交わしても、盲点はあります。でも、それを出来る限り減らす努力はしなければなりません。「こういうこともありうる」ということを見過ごしたり見ないふりをすることなく、事業者も保護者も目を光らせていなければいけませんね。
tomoko
2007/02/25 14:32
tomoko様
日々、色々な事件や、事故が起きています。
問題は、そのことを対岸の火事としか受け取れない事です。自分の施設、自分の子供に置き換えて対策を講じていくことが非常に重要なことです。
URLに貼り付けたのは厚生労働省の”福祉サービスにおける危機管理(リスクマネジメント)に関する取り組み指針”です。
事業所、家庭等において、与えられたマニュアルではなく、各々の環境に即した独自のマニュアルを整備し、活用していくことが大事だと思います。
皆が安心して生活できるよう、皆で頑張りましょう。
かっちゅのパパ
URL
2007/02/26 20:09
かっちゅのパパ様
 ありがとうございます。危機管理取り組み指針、興味深く読ませていただきました。
 福祉の事業所と利用者、その保護者というのは一般のサービス業務と異なり利用者(の家族)の方が低姿勢になってしまう傾向があります。自分自身のそんな気持ちに気付くこともある。また、指針に示されているように自由か安全か、本人の活動の充実と責任回避のための管理ということが二者択一になっていることも否めません。
 ただ、現場はマニュアルどおりではない。個別の対応が必要な分野だからこそ、保護者と事業所が互いに必要なことを話し合える対等な関係が必要ですね。誰もが必要なサービスを安心して受けられるように努力していきたいです。
tomoko
2007/02/27 12:06
tomoko様

tomoko様がご指摘されているように、利用者は常に預かってもらっているという意識です。それは、地域に選択できる施設が少ない等色々な意識が働くからだと思います。
しかし、私たちは命を預かってもらっているのです。施設でどの様なことがあったのか報告を受ける権利があります。
お互いに遠慮しないでどしどし話し合い、問題を解決することが大事です。
息子の事故の後、他の父兄が養護学校に玄関を施錠するようにお願いしましたが、実現するまで2ヶ月程度要したそうです。
外部から学校に侵入し、事件が起こると、施錠・管理の問題がクローズアップされますが、のど元を過ぎれば利便性を優先させ、施錠しなくなるようです。
一つ一つ問題をつぶし、それを継続させる必要が有ります。

PS.2度とこのような不幸な記事が出ませんように。未だに、発見されないご父兄の心中を考えると身につまされる思いです。
かっちゅのパパ
2007/02/27 20:47
かっちゅのパパ様
 悲しい思いをした当事者である親御さんの立場からのご意見、とても考えさせられました。学校などでもひやっとしたできごとはありますが、その経験がすべて生かされているかどうかといえば、なんともいえません。このようなこともあるのだという事例は広く知ってもらう必要がありますね。悲しみが繰り返されぬよう、肝に命じておきたいです。
tomoko
2007/02/28 11:55

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