障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 養護学校、15の春

<<   作成日時 : 2007/02/09 12:46   >>

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 地元の養護学校高等部の入試・合格発表が終わりました。

 Kの通う中等部3年生は全員合格。めでたい。

 しかし、実際のところこの高等部で不合格者がでたという話を聞いたことはありません。そういうもの、だそうです。

 入試というのは入学後のクラス分けや指導方針を見極めるためのいわば「様子見」。同時に親の面接もあり、子供の養育に対する姿勢を観察されると聞きました。

 先日お話を聞いた作業療法士さんの言葉。
 
 「障害がわかってから高等部を終えるまでの18歳までは、先生や療育機関が個別に手厚く関わってくれるのに、そのあと作業所等に通いはじめたとたんに『大勢の利用者のひとり』に過ぎなくなってしまう。

 「普通の人は、18歳といえば人生これから、さまざまな未来の選択肢も夢もあるのに、彼らの18歳から後に続くのは単調な日々だけ。」

 多くの施設等を見てきたその方が感じた、大人の重度知的障害者の姿だそうです。

 もちろん、施設や作業所でも個別の支援・対応をしたい、充実した生活を送ってほしいと願っているし、立派に実践しているところもある。でも、自立支援法以降の経営悪化等で、雇える職員数も限られる。指導者・利用者双方が感じる負担は増えていると思います。

 高等部に進学せずに作業所やディサービスの利用者になるという選択もできます。でも、

 「入所・通所はそれからずっと続くけど、学校生活は今しかできない。体験させてあげたほうがいいよ。」

 とある指導者に言われました。
 
 重度知的障害者の人生のピークは学校生活、なのか・・・なんか悲しい。

 せめて、今地元の親の会が設立を目指している施設(のようなもの)は、利用者ひとりひとりを大切にする場所にしたいです。理想は高い方がいい、努力はしてみて損はない、と思いたい。 

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「養護学校、15の春」について
「養護学校、15の春」について tomokoさんのところの地域は、 養護学校高等部は、全員合格されたようなのですが、 メルマガでこんな記事をみつけました。 ...続きを見る
みんなだいじなこどもたちだよ。
2007/02/20 16:19

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
学校後のことも考えて欲しいよね。
みゆきちゃん
URL
2007/02/12 11:12
 そうですよね。その後の人生の方がずっと長く、親がいなくなってからもつづくのですからね。
tomoko
2007/02/12 13:14
はじめまして。こちらに書き込んでよいのか とも思ったのですが… 私も一人ひとりの長所短所を考え、それぞれに合った仕事(作業)があるとの思いを強くしたあるきっかけがあったので、障害の種類、重軽、を問わず一緒に作業所や会社等出来ないものかと考えています。場違いでしたらすいません。削除してください すいません。
PON
2007/02/12 13:45
PON様
 はじめまして。私達も今、PONさんのおっしゃるような作業所、もしくは会社のようなものを作りたいと考えています。でも、現実的な問題は大きい。目的とすべきものが利益なのか彼らの生活自体の充実なのか。答えは明らかなのに、うまくいかないことが悔しいです。お互いに、諦めることなく進みましょう。
tomoko
2007/02/12 15:32

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