障害児Kとおたく母の疾走日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 養護学校の授業参観

<<   作成日時 : 2007/02/19 12:27   >>

トラックバック 0 / コメント 6

 Kの通う養護学校では、授業参観は「自由参観」です。

 一週間くらいの期間を決め、その間で各保護者が都合のいい日や時間に参観する。その期間なら、一日中でも一時間だけでもOK。

 小さな教室。先生2人、生徒2〜3人、親が1〜2人。 ほのぼのした雰囲気で、朝のあいさつ、着替えに掃除。

 世間でどんな声があろうと、当然授業は習熟度別。国語・算数ができる子から、幼児向けのパズルのようなものをこなす子、Kのごとく身辺自立の訓練中心の子。

 そして、中学生は作業実習。いやいや、見ていて飽きません。しかし。  

 たしか、量子物理学かなにかで、「観測者の存在、観測と言う行為そのものが実験結果を決定付ける」みたいな話があったような。シュレなんたらの猫、ってやつかな。たとえとしては誤りだと思うけど(だから、とりあえず突っ込まないでね)、私の頭に浮かんだのはそれ。

 まさにそれが、Kの授業参観です。観測者たる私の存在が、彼の学校での活動を決定付けてしまうのです。

 教室内に私がいる。それだけで、Kはいつもの彼ではなくなるそうです。

 「すみません、いつもは上手にできているんですが・・・」

 申し訳なさそうな先生の声をよそに、Kは私の方ばかり見て活動に集中しません。

 就学以来、私は彼の「学校での日常」を正確に観察したことは多分ない。だから、「こんなことをやってくれます」みたいなことを連絡帳に書かれても、いまひとつ実感が湧きません。

 飛雄馬を気遣う明子姉ちゃんのごとく物陰からの極秘参観を試みても、なぜか見つかってしまい、うまくいかないことが多い。あなた、こういう勘は鋭いのね。

 だから、「学校でやっていたというこんなこと」を、ごくたまに家で見せてくれたときは狐につままれたような気分になってしばし呆然。

 「K君だって、外と家、他人と家族の前での態度は使い分けてますよ。」 学童クラブの指導員さんの言葉。

・・・・外面がいい、ってことですか。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして 数ヶ月前から拝見させてもらってます
私も障害者でお子様の成長を私の昔のように思えたり・・・・・・懐かしく思えたりしますこれからもがんばってください
よし
2007/02/19 18:58
よし様
 はじめまして。厳しい時代になっていきそうですが、今はまだ毎日あたふたしているうちに過ぎています。あぶなっかしい親ですが、応援してくださいね。
tomoko
2007/02/20 12:06
同じ同じ〜〜!!うちもそうです!!離席したりはないものの、授業参観とか学校公開とか研究授業とか、教室にいつもと違う人がいると、落ち着かなくなって先生に質問ぜめをしかけます。
そういえばうちのブログのお客さんのキョンさんも、見学のときには変装されたりして苦労されていたはずだわ〜、みんな不思議な勘を持っているのかしらん?ハリーポッターの「透明マント」があったらいいのにね〜。
ちえのすけ
2007/02/20 13:21
ちえのすけ様
 透明マント、心からほしいですよ。「いつもは普通にこなしているんですよ。」という先生の言葉を信じるしかないんですよね。その「いつも」を、一度でいいから見てみたいです。
tomoko
2007/02/21 11:30
テッチが小さかった頃の保育園の見学では、お布団しまう小さな部屋との間のガラス窓を先生たちが紙で隠して、そこにあけた小さな穴からのぞく、という見学がありました。まさに覗きって感じで妙な気分でしたが、ある程度「普段の」姿を見られました。大きくなっちゃうと裏玄関から入っても子供たちがすぐ気づいちゃうので駄目でしたが…。何か、いい工夫があるといいですよね。ちなみに私も先週は、猫っかぶりの子供たちの授業参観にいってまいりました。二年生にもなると、親に手を振ったりもしなくなって、普段の数百倍は(<おそらく)おとなしくしている子供たちでした(苦笑)。
なつめ
URL
2007/02/23 08:36
なつめ様
 そういえば、保育園児・幼稚園児だって親の方にしがみついてくる子はいますよね。その「覗き」参観、ぜひ養護学校で取り入れてほしいです。でも、健常児の場合、学年が上がって親子とも猫かぶりをおぼえてしまうと参観もいまひとつ面白くない、と感じてしまうのは何故でしょうね。
tomoko
2007/02/23 12:05

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
養護学校の授業参観 障害児Kとおたく母の疾走日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる