障害児Kとおたく母の疾走日記

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<<   作成日時 : 2006/12/27 13:01   >>

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 年末近くなると、Kは学校からいろいろな物を持ち帰ってきます。

 学校で作った作品や絵などもありますが、もっと多いのは。

 お菓子、果物、文房具。

 最初は「何、これ」と思い、よくよく聞けば、各方面からの「寄付」とか「もらい物」だとか。

 ああ、そういえばよく新聞に「○○会社より福祉施設等に果物のプレゼント」とか載っていて、代表者が施設長さんにうやうやしく何か手渡している写真があったっけ養護学校も、「福祉施設等」にはいるらしいです

 昔は、複雑な気持ちでした。よく歳末助け合いとかで「恵まれない子に愛の手を」とか言われている、その対象にうちの子は含まれているんだな、という事実の受け止め方がわからなかったというか

 しかしよくよく考えればその気持ちも充分変。「うちの子はそういう子じゃない」と思うなら、「そういう子」とはどんな子か。「そういう子」を自分はどう見ているのか。

 そういう「上から目線」というか、マイノリノティの疎外視というか、今思えば世間を知らなさすぎた自分。そういう時期もありました。

 今はもうそんな意識もどこへやら、「まあ、今年もKの好きな林檎をたくさんいただいて、ありがとうございます」とか先生とお話しています。

 世間からはどう見られているのか。どんなふうに見られたいのか。自分でも時々わからなくなる。前にも書いたけど、それでも、それが好意であればありがたく受け止めていきたい。
 
 偽善とか、どうせ中間で着服されているとか言われても、時々そういった募金に振込みをする。もしかしたらどこかの国で、林檎を手にしたKと同じように笑ってくれる子供がいるかもしれない。せめてもの、気休めのような恩返し。
 

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dr.stoneflyの戯れ言
2006/12/28 17:42

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
私も養護学校時代、いろいろもらいました。
みゆきちゃん
2006/12/27 16:33
「そういう子」・・・どきっとしました。
娘のことはまだ親兄弟にしか言っておらず、
はっきりと遅れが目立ってくるまでは他の
人達には言わないつもりなのですが、
理由の一つに「せめて赤ちゃんの時くらい
“そういう子”“そういう子の親”という
目で見られたくない」というのがあります。
普通に接して欲しい、かわいそうと思われ
たくない・・・(と思ってるのが、自分も
今まで「接しづらい」と思っていた証拠)。
いつか私も『そんな意識もどこへやら』に
なれるでしょうか。
ひかまま
2006/12/27 16:38
みゆきちゃん様
 どういう形であれ、気にかけてもらっているだけで充分ですね。子供本人が嬉しそうならば、それだけで親も嬉しいです。
tomoko
2006/12/28 12:44
ひかまま様
 子供がかわいそうか否かというのは障害の有無ではなく、愛されているか否かだと思います。 育てているうちに、周囲の同じような子も含めて、障害があってもそれが重くても、愛されている子は少なくとも本人自身は幸せそう、と思えてきました。親は大変ですが(笑)。「かわいそう」と言われても、「なんで?」としか思えなくなる日が、きっと来ると思いますよ。
tomoko
2006/12/28 12:50
うちの弟は今も昔もそういうのもらってきたことないですよ〜。今日は私が仕事納めでみかん3つもらってきました。食べきれないおやつは弟にあげてしまいます。太る原因ですね(苦笑)。
Shin
2006/12/28 20:45
Shin様
 地域によってそういうことにも差があるのでしょうね。私も時々中途半端に余ったお菓子等を「食べる?」などと気軽に与えてしまったりすることがありますよ。反省。
tomoko
2006/12/29 12:07

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