障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 障害児の就学と特別支援教育

<<   作成日時 : 2006/11/30 20:09   >>

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 就学検診・就学相談を経て就学先の決定この時期、心迷われている親御さんの心中は穏やかでないことでしょう。

 ここ数年、就学検診等で教育委員会から養護学校を勧められても、最終的には親の判断が優先される傾向にあるようです。

  これは、障害児教育が特別支援教育というものに変わる事にも大きく関係するらしい。

 障害の種類や重さに関わらず、ひとりひとりの個性に応じ、支援を必要としているすべての子供達をケアする。素晴らしいことです(こちら参照)

 そして、「特殊学級」は「特別支援学級」に。軽度発達障害の子も重度知的障害の子も、「支援を必要とする子供達」です。

 だから障害が重くても、親が検討して「この子には養護学校より特学(支援学級)が適している、と判断すれば、養護学校を無理に勧められることはないそうです。

 しかし、ここで問題が。

 支援教育はまだ事実上準備段階。その考え方はよしとしても、現実に受け入れる側の環境は必ずしも整っていません。

 その結果、今言われているのは「特学の重度化」だそうです。

 特学の教員配置数は、在籍児童の障害が軽〜中度であることが前提の人数のまま。また、教員の発達障害とかADHD等に対する知識の普及もさほど進んでいない。

 重度の子の身辺の世話に追われる。重度でもおとなしい子は放置される。一見すると健常児と変わらない発達障害児への対応がゆきとどかない。混乱している現場もあるよ、という話を聞きました。

 子供達の成長のチャンスは取り戻せない。中途半端な法整備のままで理想を掲げられても、困る。

 とりあえず、養護、特学、普通級、考えられるすべての就学先をじっくり見学し、うわべではわからない内情を調べることをおすすめします。

 年々新入学生が減少しているKの養護学校。冗談ではなく、保護者全員がPTA役員かもしれないね、と話す今日この頃です。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
そうそう!!まさにその通りです!!うちの特殊学級は軽度の子が三人の中度が一人だけれど、友だちのところでは重度が5人(^^;)うち3人は養護判定だったのですが、「せめて小学生のうちだけでも地域の子供達と同じ学校に」と親の希望での就学。先生の手は当然回らず、脱走する子も複数。一日が脱走する子どもを追いかけるだけで終わってしまう、その間大人しい子はほったらかし。正直複雑な気持ちです。でもうちの地域、高等部はいきなり希望者が増えますよ〜。発達障害が多少認知されてきて、アスペなど軽度のお子さんが入学してくるようになったのだそうです。
ちえのすけ
2006/12/01 12:39
ちえのすけ様
 軽度も重度も支援が必要という意味では同じですが、その内容は全く違うのだから、そのへんをきちんとしてほしいものですね。どっちつかずの対応をされていては、両方によくない影響を与えそうに思うのですが。
tomoko
2006/12/01 21:25
実際入学したわけではないのではっきり言えませんが、確かに見学及びちょっと参加をした状態でも思うのですが、重度化しているのかなと思います。そのお陰で早く申請に来いと催促されております。重度のお子さんがいるだけで、先生方も手一杯なのでしょう。そこへ家のたっくんが入ると、差が出てきてしまい、先生大変なのかしらと思ってしまいます。
でも特別支援のモデルをしている状況で思うのですが、なんだか手がなくて、結局担任が大変になるだけのような気がします。通常級でも大変だし、特学に入っても大変だし、どこに流れていくのか、我が親子、という感じです。
チハル
2006/12/04 23:31
チハル様
 個々にあわせた教育や対応をうたう制度に向かっていると聞いたのに、肝心の現場は手がたりなくてひとりひとりに向き合う余裕がない、っていうのはどういうことなのでしょうね。数年後にはなんとかなったとしても、過渡期の現在の子供達はどうなってしまうのでしょう。心配です。
tomoko
2006/12/05 12:09
tomoko様
特別支援教育も実際大変だろうと思います。
うちの子も来年中学卒業(特殊学級)なので高校へと思うのですが、普通全日制にもいけずかといって養護学校へ行くのもちょっとという段階なので中間の学校がほしいです。
もちろん養護学校は水頭症のお姉ちゃんが行っていたので十分知っているつもりですが、その子の場合小学校に入るとき若干劣っている(遅れがある)とのことでそのほうがいいかなと思い選んだのですが、実際高校入学となると知的障害系の養護学校の高等部ということになってしまいます。今の社会の中で自分の子供が同じ義務教育を受けてきて他の子供たち(いわゆる健常児)と差別を受けるのは親としてすこしつらいです。
 またときどきみにきますね。
ぺろりん
2006/12/25 21:25
ぺろりん様
 高等養護で「実業科」とか「産業科」といわれる、いわゆる手に職をつけて一般就労をめざす子たちの学科を置いているところもありますね。ボーダーかそれに近い子達が進学しているようです。それでもやはり学ぶというより働く技能をつけることが優先ですが。また、私立高校でボーダーや発達障害の子を受け入れているところもあるようですが、地域差があるようですし実際の活動内容はわかりません。
 幅広い障害の実情すべてのニーズにあわせて、というのは難しいらしいですね。福祉切捨ての傾向にある現在ではなおさら。
tomoko
2006/12/26 13:17

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