障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 感動って何だろう

<<   作成日時 : 2006/11/28 13:42   >>

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以前、雑誌に障害者のドキュメンタリー映画のレビューが掲載されていました。

 いい映画らしいことはわかったのですが、その中で使われている宣伝文句がちょっと気になって。

    「癒しと感動を求める人におすすめ」
    「ハンディを持つ人の物語はいつも心を打つ」


 ・・・・いや、いいんですよ。でも、小心者でひねくれ者でひがみっぽい「当事者側」である自分の心には、なんとなく妙にひっかかってしまったのです。

 これ書いた方。多分、24時間やってるあの番組のメンタリティに違和感感じてないでしょ。
そして、多分気持ちがまっすぐな、とてもいい人なのだと思います。
 
 ただ、感動って何かに対して求めるものなのか。たまたま出会えたことに心を動かされるから感動、というのではないのか。 そして、ハンディを持つ人にいつもそれを期待されても困るのだけど。 

 うーん、このもやもやに共感してくださる方がどれくらいいるのかも疑問だから、多くは語りますまい。

 それよりも、先日見たアニメ「妖奇士」(ウルトラマンメビウスの直後の時間帯なので、見てしまう。面白い。)に出てきたセリフ。

 「蔑まれているものが全て正しいというわけじゃない」

 こっちに深く頷いてしまった自分。「当事者」が陥りがちなM傾向の被害妄想に要注意かもしれない。

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
M的って!って笑ってる場合じゃないですが、その宣伝文句すごいですねー!書いた人もすごいなら通した編集者そして代理店もすげーわ。
「可哀相な人」に「同情して」「泣いてる」私って「いい人!」的なよくある発想。
話は違いますが、今私が専門でやってる女性問題でも同じ発想でいらっとくることがよくありますね。『偽善は一応善』をポリシーとしてる私ですからこれ以上は突っ込みませんがね、あはは。笑うしかない。
ちょっとづつ意識改革ですね。してくしかないですね。

2006/11/28 21:29
はじめまして。
私も以前から障害者関連のTV番組表の言葉が気に入りませんでした。「泣けます!」とか、「感動!」とか。障害をエンタテイメントとして見るな!って思います。
そこに生きている人が感じられない言葉が、安易に使われていますね。
桜もち
2006/11/28 23:36
なんて言えば良いのか・・・

多分このキャッチ書いた人は一生かかっても“パン屋のお姉さん”にはなれないでしょう。

と、分かる人にしか分からないツッコミを入れてみる・・・
yaskazu
2006/11/29 00:29
あ〜、あるかもねえ〜(^^;)そういうキャッチ。一般消費者に興味をもってもらうとっかかりとしては・・まあいいかと思うのだけれど、当事者としては消化不良・・
こういうキャッチ書くかたに「累犯障害者」読ませてみたいな、どんな反応をするのやら?
ちえのすけ
2006/11/29 13:10
ひや〜〜 そんな事が書けるって・・・
すごいですね

よくあることですけどね

10年ほど前のガンダムWというアニメで「お前の正義は本当に正しいのか?!」と問われた主人公が絶句する場面があるのですが
こういうのを聞くと そのセリフを思い出します。

ますけ
2006/11/29 17:20
ひねくれ者の自分としては、「癒し」や「感動」って求めるもんと違うだろ、と思います。
泣きたいから、感動したいから、癒されたいから、映画や本をみるって何か違う気がするんですよね。
障害者=純粋っていう平面的な物の見方も気に入りません。物事ってそんなすっぱり割り切れるものではないと思います。
Shin
2006/11/29 20:18
涼様
 私は先週の「メビウスに出演したレオ」に対する感動が強すぎて、感動と言う概念に対する感覚が麻痺したのかと反省していたのですがなんか違う、という気がして。まあ、それもちょっとどうかと思うけど。
 女性にしろ障害者にしろ、その対象を「自分とは違う」という目線で見ているのだろうなと思います。
tomoko
2006/11/29 21:13
桜もち様
 はじめまして。そう、まさにそのとおり、そこに生きている人達の存在が感じられないのです。努力や苦労は、それを続けている人達にとってはエンタテイメントなどと同列に語られたくない日常ですよね。
tomoko
2006/11/29 21:18
yaskazu様
 そう、理想のバリアフリー体現者はあの「怪獣使い・・」のパン屋のお姉さんですよ。やはり。30年以上前にあのセリフを言わせた上原脚本は神ですよね。
 
tomoko
2006/11/29 21:22
ちえのすけ様
 興味をもっていただけるならそれにこしたことはないのですが、「それほど感動できなかった」とか言われちゃったりしたら・・・脱力です。世間はそんな感覚がまだ一般的なのでしょうね。好意的に見てくれるだけでありがたいと思うべきなのでしょうか。
tomoko
2006/11/29 21:26
ますけ様
 それがまたものすごく好意的、かつ素直に感動したということが伝わる文章だったので、実に複雑な気持ちで読みました。
 確かに、正しいから必ず正義というわけでもないし、正しくないから正義ではないともいえないわけで。アニメのさりげないセリフの方にはっと気付かされることも多いです。
tomoko
2006/11/29 21:32
Shin様
 そう、求めて得るという類のものではないと思うのです。出会うもの、ふと掴んだもの。だからこそ心が動く。そして、障害というわかりやすい弱みと向き合っている様子に対して安易にそれらを求めるというのもよくわかりません。私も立派なひねくれものなので、考えてしまったわけです。
tomoko
2006/11/29 21:37
このキャッチコピーには本当に違和感を感じますね。人は自分の立場より下の、不幸だったりハンデ持っていたりする人の“普通”に近づくための頑張る姿を見て“感動した!自分も頑張ろう!”と考える。上よりも下を見て自分の位置を確認する。やな感じ。←ひねくれていますか?(−−;
いそ
URL
2006/11/30 00:26
いそ様
 身体障害の方の方が抵抗を感じるかもしれないな、と思いました。下を見て励まされるのはかまわないけれど、それを当然のように思われてもなあ、という感じです。
tomoko
2006/11/30 19:37
私は障害を持っていても、普通に生活しています。でも外に出ると頑張ってねといわれるし。いつもなぜなんだろうと思いつつ、だから障害者をあまりヒーロー扱いにはしてほしくなくてね。平凡な人生を歩んでいきます。
みゆきちゃん
URL
2006/12/02 11:19
みゆきちゃん様
 頑張っているというより、その活発な活動の毎日はやりがいがある楽しいものなのでしょうね。普通に、平凡に日々を過ごしていること自体を感動していただいても・・・ということですよね。
tomoko
2006/12/02 20:12

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