障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 障害者自立支援法狂奏曲

<<   作成日時 : 2006/11/24 13:17   >>

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 申請・認定も一段落、新しい受給者証も受け取り、それぞれの家庭で必要なサービスの事業者と契約を交わしています。

 さて、「措置から契約へ」、ですか。

 支援費制度の施行当初は、「利用者が事業者を選べる」と言われても「選べるほど数がない」が現実でした。しかしその後少しずつ知的障害者の支援をする事業者も増え、私達の地域でも、口コミや紹介で個々の事情に合わせて利用しやすいところを選べるようになってきつつあります。

 しかし、ここで少し問題が。

 「評判のよいところは、常に予約がいっぱいで利用が困難」

 こんなこと、自由競争においては当然のことなのでしょうね。でも。

 一ヶ月以上前から予約しないと空きがない
 宿泊を伴うショートステイは二ヶ月前から申し込み
 緊急・不定期の利用は難しい、できれば定期利用を


 ・・・・・って、緊急時にこそ支援は必要なのですが。どうしましょ。

 「評判のよいところ」でなければ、まあなんとかはなりますが。難しい子を持つ親としてはやはり、いいヘルパーさんやいい対応の事業者に委ねたい。

 とりあえず我が家では、定期的に利用して互いの信頼度を高め、いざという時にできる範囲の融通をきかせてもらえる関係を作る、を目標にしました。実際、「本当に緊急の時は言ってくださいね、こちらも努力します。」と言ってくれたヘルパーさんもいます。

 要は、「あのお宅ならなんとかしてあげたい」と思ってもらえるいいお客になっておいた方がお得、ということになるのでしょうか。福祉というものを見る目からは、なんか嫌らしく見えるかもしれません。

 でも、「自由に契約する」という制度の下では、ぶっちゃけ商人とお客
 「守られて当然の立場なのだから、支援を受けるのに余計な気遣いは不要」という考えは、少なくとも支援法の社会では通用しなくなってきている、と日々実感しています。

 本当は、それではいけないのかもしれない。でもとりあえず目の前の現実に向き合っていかねばなりません。 

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。初めてコメントさせていただきます。私にも8歳になる息子がおりまして、現在アメリカでSpecial Education というプログラムに所属しています。日本で言うと、ことばの学級みたいなクラスで、普通の小学校の一部屋にちょっとヘルプが必要な子供たちが集まっているようなところへ通っています。

私も同じような経験をしています。。 私はシングルマザーで働いていますので、学校が終わったあと面倒を見てくれる人を探すのに苦労しました。いいところ、いい人にあたる確立は少ないし、ムスコの涙をみて心が痛んだことも何度もあります。

同じ障害を持つ親として、お互いにサポートしようという心構え。いつも持ち続けたいですね。

また、遊びに来ます。
key
URL
2006/11/24 14:15
お久しぶりです。そうですねえ、事業者も商売ですから評判がよくなればなるほど、利用者が増えるのは当然のような気がしますね。しかし、施設に余裕がなかったりスタッフの数に限りがありますから、結局は早い者勝ちということになっちゃいますよね。ウチでも長い間利用しているサービスステーションがありますが、年々利用者は増える一方で、融通がきかなくなることもしばしばです。どんな利用者と提供者の関係が望ましいのでしょうかね。
イソップ
2006/11/24 16:11
key様
 はじめまして。異国での孤軍奮闘、いろいろな経験をされていることと思います。アメリカでは障害というものに対する意識が日本とはだいぶ違うらしいですね。でも、親も子も満足できるサポートが常に受けられる、という状態はやはり難しいのでしょうか。どこにいても、何があっても安心して生活できる日が来ることを祈るのみです。
tomoko
2006/11/25 14:21
イソップ様
 余裕がなくても、評判の良い施設はいろいろと工夫して対応してくれており、その努力もよくわかるのでよけいに申し訳なく思えてしまいます。これまで融通がきいていたステーションなどの活動にも多少の規制がかかりそうだという噂を聞きました。本当に、これからどうなっていくのでしょうね。
tomoko
2006/11/25 14:24

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