障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 経験、そして、障害ゆえのこだわり。

<<   作成日時 : 2006/09/13 13:04   >>

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 先日故障した我が家の温水洗浄便座。 Kの、「狙いの定まらぬ用足し」が原因らしい。修理に来てくれたお兄さん、「トイレトレーニング中の男の子さん、いらっしゃるのでは?」・・・さすがプロ。こちらも事情を話しましたが、「仕方ないですよね、またいつでも修理に伺いますから、大丈夫ですよ。」と明るく言ってくれました。 ありがとう。

 障害児の用便に、この温水洗浄機能を使うことを迷っているお母さん。理由は簡単。

 外に出れば、温水洗浄のついていないトイレもあるから。

 あれは、使い始めると確かに快適で、その機能がないトイレは避けたいと思ってしまうこともあります。

 しかし普通は、その機能がなくてもトイレがそこしかなければあきらめてそこを使用する。でも、こだわりがあったり融通がきかなかったりする障害児者は、断固としてそのトイレを拒否することもあります。・・・そして、悲惨な結末が。
 
 ならば、最初からその機能、快適さを教えずにいればいい。そういうことです。実は、Kにも使わせていません

 その機能を理解する以前に、スイッチ操作が理解できないわけですが。トイレットペーパーをひとりでなんとか使う、というだけで数年かかっていますし。 

 同様の問題では、和式便器の設備しかないトイレ(観光地などに多い)。これが苦手な子は多い。
 さまざまな場所へ出かけるためには、不便な状況を受け入れる必要があります

 楽しい外出ではなく、親の病気等で施設にショートスティ、などということもあり得るし。

 快適なこと、おいしいもの、楽しいもの。私達が受け取っている「ちょっといいもの」。しかし、それが常に用意できるものでないなら、普段も与えない。・・・・なんとなく割り切れない思いもあるのですが。

 「いつもは与えているのに、たまたまそれができない情況」でパニックをおこされないように。実際、そういう経験をして困り果てた人もいる。

 体験をふやす外出を多くしたいための処置、という点が皮肉だと思うのですが。

 また、彼は泡の出る入浴剤も大好きですが、同じ理由から、毎日ではなく2〜3日おきに入れてやります。その時の嬉しそうな顔は、なんともいえません。大好物のお菓子も、常に用意はしない。お菓子の缶の中を見せて、「もうおしまいなの」で納得してもらう・・・までに何年かかったことか。 

 仕方ないのかな。でもその分、そういう危惧がないことならば、おいしい物や楽しいことはできるだけたくさん経験させてあげたいと思っています。 

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コメント(12件)

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うちはどういうわけかこだわりが多いのに長続きせず、やたらあきらめがいい…。どうも母のいい加減な性格が遺伝したらしいです。逆にこだわりがなかったら相当ズボラなヤツになりそうです。
「そんなに神経質にならなくても」なんて言う人もいますけど(たいてい男親)、直接面倒を見る者にしてみるとそうもいかないですよね。何にこだわるかは本当にわかりませんから、とりあえず控えておこうというのも仕方ないとこです。
でも「もうおしまい」を納得できるようになったのって進歩ですよね。少しずつでも前進してるってことですから。

2006/09/13 15:57
便利さが不便を生むってことですよね。数え切れないほどそういうことってありますよね。こどものためになっているのかダメにしているのか、って迷うことは良くあります。
外では常識で家にはまずない男子用トイレも小学校ではなくす傾向にあるそうです。
うちの子も和式トイレ、男子用トイレができなくて困っています。(^^;
ねばだん
URL
2006/09/14 11:16
楓様
 こだわりって、ある程度はあった方が何かを教えるとっかかりになっていいのですが、たいていは「なんでそんなことで」と思うところでひっかかってくれる。うまくいきません。本人が混乱しないように加減しながら・・というのは難しいですね。生活の細かい場面にまで気を使うのは、疲れます。うちの子は私に似なかったために、神経質なので。
tomoko
2006/09/14 20:56
ねばだん様
 常に、後々のことを考えて・・・という意識がつきまとってしまいます。学校の男子トイレも洋式・個室化の動きがあるそうですね。正直いえば、それが徐々に一般化してくれたらありがたいです。障害者用(多目的)トイレが外で普及していなかったら、成長した息子を母親が連れ歩くのは難しかったと思います。
tomoko
2006/09/14 21:01
分かります〜。排泄に対するこだわりって、根強いものがありますよね。トッキーは家ではちょっと前まで頑固にオマルにこだわり(^^;)もう尻がはみでそうになって困っていたところ、新しい便座を購入したのをきっかけにすんなり移行しました(^^;)そうそう、外で困るんですよね〜。というか、トッキーは和式でもほかの洋式でもなんとかなるんですが、「下半身はだかにならないと出来ない」んですよ〜。足首にひっかけてしゃがむ、が苦手。だから、多目的トイレは本当に助かります。
でも、去年幼稚園の遠足では、年長の子、みんなそうやって脱いでトイレにいってたのね。いまはみんなお家が洋式だから和式苦手なのね、うちだけじゃないのねとちょっとほっとしたりして?
ちえのすけ
2006/09/15 13:48
ちえのすけ様
 トイレトレーニングって、お漏らしをしなくなればゴール、というわけではないのですよね。頭が痛い。
 でも、健常な大人でも、下半身全部脱ぐとかの癖のある人はいるようですよ。他人のやり方を見て真似するというわけではないから、意外と変わった癖のある人もいるようです。
tomoko
2006/09/15 14:30
ちょっと話が反れますが・・・
男子の排泄は大人でも意外と個人差があるようですよー。
前にひょんなことで大人の男性に聞いたのですが、小でも絶対に個室に入って小をしてる所を見たことない人がいる。とか、個室のドアの上にズボンがかかってるのは「普通」(すそが汚れるから)とか、大と小は同時にしない派・する派など色々「へーそうなん?」でした(どんな会話や)
正解はどのへんにあるのか・・・。どこでも済ませることができることでしょうかね。とにもかくにも清潔なトイレが一番ですね(って当たり前か。)

2006/09/15 22:15
ウチはこだわりは、ないんですが…。使わせていません。こんなステキなおもしろい機能を教えちゃったら大変!トイレが遊びに変わるのが怖いのです。トイレは、おしっこやウンチをするだけの所、と認識してもらいたので。だって、まだウンチはトイレでできないので。(^^ゞ まだまだトイレトレーニング中!
 和式はバランス感覚が壊れてしまっているので、しゃがむ事ができません。ベタって座ってしまうの。
 昔は、和式が多かったので、外出が大変でした。でも今は、洋式が多いので助かります。
キョン
2006/09/15 22:20
涼様
 密室での行為だし自分はこうだと主張することでもないので、他人から見たらとんでもない習慣なのに、本人は「皆こうしてると思ってた」ということもあるそうですね。調べて見るとおもしろいかもしれません。・・・誰に聞いて回ればいいのか、が問題ですが。
tomoko
2006/09/16 19:31
キョン様
 遊びにされてしまうのもこわいですよね。気持ちいいし、面白いし。うちの子は「水を流す」ということ自体が楽しくて水道代を跳ね上がらせていた時期があるので、油断はできません。今は外に出ても清潔な多目的トイレが多く、本当にありがたいです。
tomoko
2006/09/16 19:34
男の子のトイレというのはよくわかんなくて、シングルマザーの私は、いったいいつ「たってしなさい」というのを教えたらいいのか悩んだものでした。やってみせるわけにも行かないし。最終的には保育園で上の学年の子が見ているのを見よう見まねで「立ちション」というのを覚えてきたようですが…。
狙いの定まらない、というのは皆さん共通の悩みのようで、狙いを定めるためのシールという商品があるのです。ご存知でしょうか。
http://www.seal-koubou.com/shurui/kiseihin/target/index.php
これを導入した空港トイレでは、お掃除が格段にラクになったのだそうです。
なつめ
URL
2006/09/17 02:54
なつめ様
 だいたい、「狙いを定める」っていう感覚が私ら女性にはわかりませんよね。狙ってあたると色が変わるパッドとかを勧められたこともあります。ご紹介いただいたシールも、ちょっと検討してみます。
tomoko
2006/09/17 13:08

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