障害児Kとおたく母の疾走日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 障害児の思春期、大嵐  その1(幼児期のこと)

<<   作成日時 : 2006/05/24 12:21   >>

トラックバック 0 / コメント 4

 気がつけば、 障害児ブログ(半分オタブログだけど)の癖に子供本人のことをあまり書いていない。

 Kについて思うことより、Kを媒体として感じる、周辺の諸々のことの方が新鮮なせいかもしれません。彼を授かり、彼を通して見た社会や日々の生活は、それまで自分が認識していた多くの常識をぶっ壊してくれましたから。
 
 いい機会なので、自分の頭の中の総まとめの意味も含め、現在のKの問題を綴ってみます。

 彼は、今大嵐の中を小舟で漂っています。親としては救ってやりたくて、後を追いながら、ロープを投げたり泳いで捕まえようとしたりしているのですが。
 ひとつ間違うと、こちらも遭難してしまう。各方面のアドバイスを受けつつ、救出作業を続けています。

 そう、彼は思春期に突入してしまったのです。

 思えば、幼児期のKは。

  重度知的障害児の中でも受身型。多動で困ったということは殆どないが、自分から何かに興味を持って遊ぶという様子がみえませんでした。

 おもちゃを与えても、お絵かきを教えても無反応に近いという、親として実に歯がゆい子。多動な子に悩む親に「羨ましい」と言ってしまったこともありました。

 たとえば、子供を危険な場所に行かせないように障害物を作る。Kは、その障害物を決して越えようとはしませんでした。

 しかし、その後育てた弟君は。自分の行きたい方向に障害物があればそれを取り除く努力を始め、それが出来ないとわかるや大声で訴えていた。幼児って、本来はこうなのかと初めて納得したものです。(もちろん性格による個人差ということもありますが)

 興味とか好奇心に向かう心。知的な発達を促す本能がKには足りなかったのかもしれません。

 お医者様の言葉。「小さな子はね、いたずらをたくさんしながらたくさんのことを体で学んでいるんだ。いたずらをしない子がいい子ではないのですよ。」

 1〜2歳の頃は、嫌がるとかむずかるとかをあまりしない「いい子」だったK。でも、よくよく考えると自分から主張はしないかわりに、こちらの働きかけにも反応の鈍い子でした。

 それでも、療育仲間のお母さんからは「穏やかで手のかからないいい子ね」なんて言われ、私自身もそれを幸運だと思っていたのです。

 ・・・・数年の後、その思い上がりのツケをいやと言うほど払わされるなんて予想もしていなかったのですよ・・・・   

 長くなってきたのでその2に続きます。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
K君の幼児期とウチの娘の幼児期、ソックリです!!
ウチは上に男の子がいて、とても手がかかったので、女の子って本当に楽なんだ〜なんて思っていたら、そうではなく、障害だったんですけどね^_^;
ソラ
2006/05/24 22:28
うちも〜。「楽だわぁ」とか思ってた…orz
いやほんとにお気楽というか鈍い母でして。で、「ツケをいやと言うほど」?ドキドキドキドキ。
おこみか
URL
2006/05/25 17:01
ソラ様
 うちも、泣き虫だったことをのぞけば、親に手を引かれるまま動いてくれる子だったので危機感を持てませんでした。ティッシュを次々取り出したり引き出しを荒らしたりする、なんていうよそのお子さんの方が順調に発達していたのだということを悟った時の空しさといったら・・・
tomoko
2006/05/25 20:26
おこみか様
 でも、おこみかさんの娘さんはうちの息子と違って言葉などの表現手段をお持ちでしたよね。また、男の子と女の子では違ってくると思うのでいちがいにはいえないと思います。今日はバタバタしていたので、詳細は明日。もったいをつけるほどのことではないのですが。
tomoko
2006/05/25 20:34

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
障害児の思春期、大嵐  その1(幼児期のこと) 障害児Kとおたく母の疾走日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる