障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 障害・・・壁は、知らぬ間にそこにある

<<   作成日時 : 2006/04/10 13:17   >>

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 Kの卒業式で撮りまくったビデオや写真。親バカのそしりを覚悟で見せまくりました。その感想の第一声。

 「見たよ。先生は、大変だよね。」

 ・・・・「おめでとう」とか「よかったね」じゃなかったんです。

 それだけの話です。

 ただ、その言葉が、いつも親切な「いい人」からのものであったということが、どうしようもないジレンマとなって心を乱すのです。嫌な奴からのものならどんなに良かったか。(そういう奴にはビデオなんかハナから見せないけど)

 まあいいか、という私得意の「嫌なことは放り投げて忘れる」機能がうまく働きません。

 そうですね、普通の人は何よりまずそういう感想を持ってしまうのでしょう。(親も泣けない卒業式だし)悪気などない、素直な言葉なのです。

  しかし、これであらためてわかりました。

 一般の人から見たK達の様子は、やはり「特異」なのだということ。彼らが、そして私たちが頑張っていることではなく、その「自分の身内でもない特異な子」に接しなければならない「自分と同じ、普通の人」に対する慰労と同情の気持ちが先にくること。

 ・・・やはりKのような子供達は普通の人々から見ると「別世界の住人」なのでしょう。 いい人とか嫌な奴とかは関係なしに。

 仕方ないです。私も、Kが健常児であったなら多分「そちら側」の人になっていたであろうことは想像できますから。
 
 なんだか、自分の方がすっごく嫌な奴になっているような気がします。いけないと思いつつ妙なところで敏感になっている。聞き流せないことはなかったはずです。反省。

 こういう時はスーパーロボットかウルトラシリーズのDVDガンガン見て、リフレッシュします。私に、明日からまた戦える力をくださいね、素敵なヒーロー達。

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コメント(16件)

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新しく赴任した先生が、始業式であいさつされた。「別世界のことなので、わからないことばかり…」。別世界!聞いてびっくりしたけど、あとはtomokoさんと同じように感じました。不本意な異動だったんだろうなあ。障害児教育もやってるずなんだけどな。親達が、広い心で先生を育て、成長を見守ります!
菜津子
2006/04/10 14:53
 確かに、別世界といえば別世界かもしれません。ならば、親の方で先生達を「こっちの世界」に引っ張りこむ努力をするしかないですね。実際、養護学校に初めて赴任して戸惑っていた先生が、すごく頼れる先生になってくださったこともありました。少しずつ、味方になってくれる人が増えるといいですよね。
tomoko
2006/04/10 15:10
 ウチもね、中1の時、他の普通の高校から来た先生が、急に翔ちゃん担当になって…そりゃぁびっくりよ!第一声が『大変な子ですねぇ…』 そりゃ、大変だよ、当たってるけど…。禁句だろ〜そりゃぁ。今はりっぱな先生になりましたよ。翔ちゃんの教育のおかげでね。なんちゃって。(^_^)v
 
キョン
2006/04/10 16:36
K君は小学部卒業でしたか?
おめでとうございます。\(^o^)/
一区切りですね。
養護学校の卒業式は、泣けないと言われていましたが、高等部の卒業式は泣けますよ。違った意味で…
学校というある意味保護されたところから出て、一般とは言わないまでも社会に出なければならない事が、何ともいえない気分になります。
卒業できて良かったと思えない親の複雑な心境は、やっぱり親しか理解できないと思います。
障害児の親の気持ちは、先生や施設の職員さんでも、ましてや一般の人には絶対に解からない。
そう思っていれば間違いないです。
寂しいですけどね。

ソラ
2006/04/10 17:50
実際、障害児のお子さんを育てている親御さんのご苦労は分りませんが、でも理解していきたいと思う気持ちが大事だと思います。そのお友達もきっとそうだと思います。言葉も正直な感想でしょう。でも良いことばかり言っている人よりはいい様な気がします。

【おめでとう】と一番に言えなかったのは、配慮が無かったですね。でも一般人だからと線を引かないで下さいね。少しでも近くに寄りたいと思っている人は沢山いますから。ただどうしたらいいのかが分らないだけなんですよ!
ちいこ
2006/04/10 23:28
はじめまして。以前から読ませて頂いてました。
私の長男R(小4)も自閉症で養護学校に通っています。
最近、Rを学童(毎日ではないです)やヘルパーさん(月に1回ほど)に預けている事を知り合いに話したら
「楽してるじゃん」と言われてしまい、ショックを受けました。
確かに『自分の時間が欲しい』というのもあるけど
リウマチの持病があるので通院や、下の子との時間を持ちたい・・・というのもあるのに『楽してる』の一言で片付けられてしまって・・・
学校の友達にグチッてグチッてすぐに立ち直ったんですけど(^^ゞ
私も妙な所で敏感になっていると反省しました。
何か、まとまらない文章でごめんなさい。
また、お邪魔させて下さい。
あっ、うちのRもウルトラシリーズ、大好きなんですよ!
シナモン
2006/04/11 13:42
はじめまして。何時も読んでるよ・・どんな言葉でのコメントが良いかわからなかった。でも、飾りません。私も最近病気したので『別世界』のような言葉に敏感になってるとこあるかな。聞き流しウン・ウン頷いて(あんたお馬鹿さんね)て思う事にしてます。トモコさんは大丈夫、頑張れるよ・・なんてったて可愛いk君と弟君そして頼りになる旦那様がいるから。
きくの
2006/04/11 18:45
キョン様
 「うちの子は扱いにくくて、すみません」と言ったら、「本当に扱いにくいです」と言われたお母さんもいるそうです。あいた口がふさがりませんでしたよ。本当に、偉そうなことは言えないけど、先生の教育も、親の仕事ですよね。
tomoko
2006/04/11 20:26
ソラ様
 本当ですね。子供が学校を終えると言うことは普通喜ばしい門出なのに、障害児の親にとっては先の見えない世界に親子で放り出されるかのような不安を感じます。
 わかってもらえない、でも繋がりは持ちたい。なかなかうまくいかないことも多いです。
tomoko
2006/04/11 20:29
ちいこ様
 本当にそうですね。ありのままの息子、そしてその仲間を知ってほしいといつも思っているのだから、正直な感想を言われただけでへこんでいたらきりがないかも知れません。
 近づこうとしてくれない人よりは、どんな形であれ近づいてくれる人の方がありがたいと思う気持ちは変わりません。ちいこさん、ありがとう。
tomoko
2006/04/11 20:32
シナモン様
 はじめまして。 楽をしているというのではなく、落ちるところまで落ちてしまわないように生活の工夫をしているだけですよね。外から見えない葛藤はわからないし、こちらもあえて見せたくはないものですし。グチる相手に恵まれているのなら、どんどんグチりたおしましょう。私もそうしています。
 ウルトラマン好きな子供は、まっすぐないい子ですよ。保証します!
tomoko
2006/04/11 20:41
きくの様
 はじめまして。ありがとうございます。
 私も、弱者と言われる者の立場に実際立たされて、初めてその複雑な心理がわかったような気がします。でも、弱者のままでい続けるわけにはいきませんよね。頑張ります!
tomoko
2006/04/11 20:47
こんばんわ。
 母もよく、「こういう子を持った人の気持ちはこういう子を持った人じゃないと絶対わからない」と言っていました。
私が接してるのは弟ですし、障害だって千差万別ですから、母やtomokoさんの気持ちはもしかしたらわからないかもしれません。私だって逆の立場ならおめでとうより先に大変だねって言ってしまうかもしれないし。
 tomokoさんのお話で気をつけないとなって思いました。
 でも弟がKくんくらいの時とは違って、だいぶ障害者に対する目も変わってきたんじゃないかなとは思いますよ。
あまりへこみませんように。
…フォローになってなくてすみませんm(__)m。
Shin
2006/04/11 21:38
Shin様
 ありがとうございます。もう成人したお子さんの親御さんは、たしかに今は昔より周囲の目も変わってきたと言っていました。
 気をつけなきゃ、と一歩引かれてしまわないよう、こちらの方でも気をつけなければいけないのかもしれません。私もまだまだ、修行が足りないようですね。
tomoko
2006/04/11 23:44
・・・お気持ちお察しします。
いろいろ考えていたら、レスがなかなかつけられずに遅くなってしまいました。

確かに理解しあう、って難しいものがあると思います。
普段関わってない人にはなかなか理解してもらえない・・
これも事実ですものね。
私も我が子が障害児でなければ、多分「あっち側の人間」
であったことも確かです。

でも、我が子が障害児であれば、だれでも障害児を育てなければならない、
決して私たちが選ばれたわけじゃない、
たまたま障害児を産んだだけ。

それなら、「あっちがわの人間」だって、同じこと、
同じ立場になったらきっと同じく痛みを分け合えるはずですよね。
障害者の親どうしでも、療育に関する意見が違うと大げんかに発展することもあるようですし。

お互いぼちぼち、がんばりましょ〜。
「みんなちがってみんないい」のですから。
ちえのすけ
2006/04/16 11:19
ちえのすけ様
 みんなちがってみんないい・・・そのとおりですね。こちらが壁と思っているだけで、まわりの人はあまり深く考えていないのかもしれないし、それは別に悪いことではない。ぼちぼち、ってなんとなくほっとする言葉です。
tomoko
2006/04/16 19:27

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