障害児Kとおたく母の疾走日記

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zoom RSS 「言葉狩り」・・・障害者とその家族から

<<   作成日時 : 2006/01/23 13:38   >>

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 先日、障害者の家族宛に届いた行政からの通知に不思議な一文がありました。

 「前回の通知に、不適切な言葉の使用がありました。お詫びして訂正・・云々」
 「前回の通知」は私も見ていたはずなのですが、どのへんが「不適切」だったのか全く心当たりがありません。

 養護学校の保護者の話から、通知本文に「精薄」という言葉が使用されていたと聞き、納得。・・・そして、きっちり読んで回答処理したはずなのに、その言葉をスルーさせていた自分の言語コードの鈍さに苦笑しました。以前ここで書いたように、自分でセキュリティレベルを下げている せいもあるのですが。 

 テレビやラジオでアナウンサーが「只今の放送で不適切な表現が・・・」という言葉を使った時、  
「え、どのへんがそうだったの?」と感じる場合も多々あります。
 
 また、そういう時のアナウンサーはたいてい、いかにも「マニュアルどおり」という淡々とした、もしくは「これ言っときゃいいんでしょ」みたいな投げやり口調。タレントが司会やってる番組だと、ニヤニヤ笑いながら言っている。不適切とか悪かったとか絶対に思ってないな、って顔でね。
 
 「あまり敏感に指摘すると世間の反感をかうのでは」「いや、細かいことから言葉にしていかないと伝わらない」・・・いろいろな意見があるようです。逃げを打つようで申し訳ないけれど、こればかりは個人の感受性の問題。私のように鈍くなっている人もいれば、ちょっとした言葉にも反応してしまう人だっています。
 
 私は、「障害者」でも「障がい者」でも「障碍者」でもなんでもいいです。いえ、「精薄」だって「知恵遅れ」だってオッケーですよ。言った人本人が、Kのような障害の本質を理解している、または理解しようとする気持ちを持ってくれていることがわかれば。
 だから言葉の使い方にびくびくするよりまず話しかけて欲しいですさもないと、何もわからないままお互いに遠慮しているだけ、という状態から抜けられません。

 ただひとつ、私個人がちょっと嫌なのは「チャレンジド」という呼称。好きで挑戦や努力をしてるわけじゃありませんから

 このところよく聞くのが、「自閉症」とか「発達障害」という言葉を本来の意味とは違う使い方をしており、誤解を招くおそれがある、というもの。

     今日の余談
 OVAの「真ゲッターロボ」の中で、「目の前で父を殺された少年が自閉症を発病する」というトンデモな表現があったのですが、その後発売されたDVD版では訂正されていたそうです。 さすがにファンの私でもちょっと引いていた部分だったので、安心しました。

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コメント(2件)

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ううむ。そうだよね。そういえば昨日、養護学校の校長先生が、話の中で『…盗食(とうしょく)…』という言葉を使ったんだよね。私は、つい大きい声で「まぁ、盗(とう)って!」って言ったら、なんだか療育の専門用語とか言ってごまかしていたけど…親が聞いたら気分悪い言葉だよね。結局あんたは関係ないよねって思っちゃった。こういうのは、心の不適切っていうんじゃないの〜?
キョン
2006/01/27 06:46
「盗食」・・・初めて聞きました。文字通り、「盗み食い」ということでしょうか。
 そのとおりではあるのだけど、「精薄」よりまだ感じ悪いですね。専門用語の方が、かえって不適切な言葉が多そうですね。
tomoko
2006/01/27 12:22

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